第46話 四日
【アルケー ―― Theia Mania/テイア・マニア】
“第46話 四日”
朝、三人は塔を出た。
グリムは扉の内側に立って見送った。赤い外套の裾が朝の白い光を敷き詰めた花の上で揺れていた。
「私はここに残る。管理人は塔にいるものだから」
「あんたも来りゃいいだろ」
「頁がまだ書き続けている。書き始めの頃に手を離すと、頁が乱れる」
女は軽く肩をすくめた。
「四日ほど、街にいてくれるかい。頁の見え方だと、そのくらいは、様子を見る値打ちがある」
「四日か」
「そう。何もなければそれでいい。何かあれば、その頃までに私の頁が形になる」
「はっ、暇なら暇で、寝るか」
「よろしく」
三人の姿が針葉の間へ消えると、扉が音もなく閉まった。
塔の中は、また静かになった。
――さて
女は誰もいない書架に向かって、そう呟いた。
声の重さが、朝の挨拶の時とは少し違った。抑揚の位置が下がって、代わりに軽さが抜けた。
「“僕”は朝ごはん食べないとだね、3人の先に作っちゃったし」
「…………初対面だと一人称変わっちゃう癖なんとかならないかな…」
三人は谷を降りていった。
昨日の霧はもう薄く、朝の光が谷底の岩肌へ斜めに差していた。塔は背後で少しずつ小さくなり、螺旋の白が針葉の間に隠れていった。
「なあ、我が弟」
「なんだ、塔の管理人さんが思ったより大食いだったって話か?」
「アレには驚いたが違う、昨日三度、川の音のほうへ折れたろ」
「シアが聞いた」
「最初の二本は細ェ沢だ。水は飲めるが、辿れる幅じゃねえ。三本目でようやく本流の音がした。あれを降りたら霧の底に出て、塔だった」
男は蔓の切れ端で耳の後ろを掻いた。
「川ってのは上流と下流でぜんぜん行き先が違う。細ェ沢を追うと山ん中で消えるだけだ。太ェのを掴んで下流へ降りる。それだけの話でな」
「よく分かるな、あんた」
「ガキの頃の仕事で叩き込まれた」
スイは背中のシアを少し揺すった。
「聞いたか。お前の耳が俺らを塔まで連れてった、って話だ」
「別に、そういうつもりじゃなかったの」
少女は素直に受け取らなかった。
「川の音がしただけ。水は飲みたかったし」
「今日はどうだ」
「今日は川はいらない。人の声のほうが遠くから聞こえる」
「はっ、耳がいいんだよ、このお嬢ちゃんは」
川筋を降りるあいだ、ライは口が緩んでいた。
塔で一晩、雷を灯さずに眠ったせいかもしれなかった。この男が拳の中で雷を弾かずに歩くのは、スイの見た限りで初めてだった。
「そういや我が弟、あんたの連れの話、ちゃんと聞いてなかったな」
「連れ?」
「一緒に飛ばされた奴らだよ。塔で名前は出てた」
男は指を折った。
「グラン。リア・ルヴァン。……名前だけは、俺も知ってる」
「知ってるって、なんで」
「仕事のほうでな。海の民のガキが獣王を落とした、って話が、ひと月ぐらい前にうちの卓に回ってきた。同行者三名、名前と特徴だけ、紙一枚ぶんな」
男は肩をすくめた。
「中身までは、書いてなかった。会ったこともねえ。だからな、我が弟の口から、少し聞かせろよ」
スイは、しばらく考えた。この一日で、あの二人の顔を、あまり思い出さないようにしていた。思い出すと、今どこで何をしているかが気になる。気になっても、こちらの足では届かない。
だが、今、ライに聞かれると、口が少し軽くなった。
「グランは、いい野郎だ」
最初の一言は、そう出た。
「元は獣王のとこで殺し屋みてえなことをしてた男でな。それを畳んで、今は成り行きで商人をやってる、ボルク商会って看板をひとつ持ってる」
「ボルク、って名字聞いた」
「そうだ。カメレオンのアルケーでな。透ける」
「透けるかァ。厄介な種類だな」
「あんまり透けさせすぎると、体の芯が焼ける、って言ってた。今は、無理してるのが顔に出る時がある。渓谷でな、俺と、リアと、三人分透けさせて、根源の道が焼けた」
「へえ」
男は少し目を細めた。
「そういう無理をしてまで庇う男が、部下だった殺し屋あがりか。世の中、面白ェな」
「あいつは、飯の匂いのする場所を守りたいらしい。ガキの頃、飯の匂いを外から嗅いで育った、って言ってた。それだけの男だ」
スイはそこで一度、口を切った。
「けど、それだけの男が、いちばん頼りになる」
「――お。良い顔で言うじゃねえか」
男は笑って、スイの背を軽く叩いた。シアが背中で少し揺れた。
「で、リア・ルヴァン、ってのは。名字からすると、剣王の家か」
「あいつの娘だ。里で三番目の剣士」
「そりゃまた重ェのが混ざってんな。何歳だ」
「知らねえ。俺と、そう変わらねえと思う」
「どんなヤツだよ」
「赤い髪を高く束ねて、吊り目で、黄色い目で細身。剣を持ってる時は口が減る。持ってない時のほうがまだ喋る」
「はっ、剣士らしい剣士だな」
「ただな、あいつ、里の話になると、目の色が変わる」
スイは少しだけ声を落とした。
「八千年、絶やさねえで守ってきた血だ、って言ってた。あいつは、それを一人で背負ってる。全部を、里の未来に翻訳してから飲み込む癖がある」
「――厄介な癖だな」
「厄介だ。けど、剣は本物だ。渓谷にいた時にある事から俺を庇った」
「庇われたのか」
「一度な。出会って間もない、血の繋がってねえ相手のために、命を賭けてくれたんだ」
ライは、しばらく黙って歩いていた。
やがて、こう言った。
「良い連れだな、我が弟」
「そうか」
「そうだよ。……で、そいつら、今どこにいると思う」
「知らねえ」
「知らねえのに、心配してねえのな」
「心配してねえわけじゃねえ」
スイは、少しだけ目を伏せた。
「けど、あの二人は、あれで死ぬ玉じゃねえ。飛ばされた先で、誰かの世話にはなってる。俺が今、ここで胃を痛めても、あいつらのとこには届かねえ」
「割り切ってんな」
「割り切りたくねえよ。でも、今日俺が動ける相手は、この背中のシアだけだ」
少女が背中で、ぴく、とした。
スイはそれ以上、続けなかった。
昼を過ぎて、川筋が緩くなった。
水の流れが遅くなり、両岸が広がった。針葉の林が疎らになって、雑木の混じった明るい斜面へ変わる。羊の鳴き声が遠くで一度した。
「煙の匂い」
少女が背中で言った。
スイは風上のほうを見た。木々の間から細く白い煙が二本、三本と立ち上っているのが見えた。低い茶色の屋根がいくつも寄り集まって、その上に煙が乗っていた。
街だった。
小さい。壁もない。街道沿いに家が並んで、真ん中に石畳の広場が一つあるだけの、名もないような町。だが人は多かった。街道の両側に露店が並んで朝市が立っていた。
「日が高ェな」
「そうだな」
「四日って話だしな。腹に入れて宿を先に押さえておく」
男は少し街道の先を目で測った。
「川はここで平地に出て、下流の街まで丸一日以上ある。塔からここまでで丸半日、ここから次まで丸一日。塔とここの間を四日置く、って計算だ。まあ、寝るには丁度いいだろ」
スイはそれを素直に受け取った。この男の”仕事”は、そういう見立てのための仕事だったらしい。
スイは背中のシアを下ろした。修道服の白と黒が街道の乾いた土の上にぽつりと立った。少女は伸びをした。
街道に足を踏み入れた瞬間、匂いが変わった。
パンの焼ける匂い。肉を炙る煙。野菜を切る青い匂い。それに混じって湯気の甘い匂いがどこかから流れてきた。誰かが茶を淹れているらしい。
露店の間を子供が走った。
三人、四人と笑い声を上げながら、大人の膝と膝の間を縫って走っていく。追いかけっこをしているらしい。真ん中の子が両手を大きく広げてばたばたと足音を立てた。
その子の後ろから、ゆっくり歩いてくる者があった。
紳士だった。
黒いシルクハット。三つ揃えの仕立ての良いスーツ。顔に真っ白なドーラン。目元に涙の菱形が一つ描かれていた。口元には耳のあたりまで届く細く赤い笑みが引かれていた。手には白い手袋。片手に湯気の立つ小さな鉄瓶を提げていた。
子供の後ろをその紳士が追いかけていた。
「おやおや。そんなに走ると、転んでしまいますよ」
声は柔らかかった。追いかけている、というより逃がしている、というほうが近い足取りだった。子供のほうも時々振り返って笑いながら舌を出す。紳士もその舌に少しだけ肩をすくめてみせる。
子供が広場の噴水の縁で立ち止まると、紳士も止まった。追いつかない距離をわざと保っていた。
「はい、追いつきましたよぉ。約束通り、一杯どうぞ」
紳士は鉄瓶を傾けて小さな木の椀に湯気を注いだ。子供はそれを両手で受け取ってふぅ、ふぅと息を吹きかけてから、こくり、と飲んだ。
「甘い」
「たっぷり、入れましたからね」
スイたち三人は街道の端でそれを見ていた。
街の人々はその光景に慣れているようだった。露店の女将が「今日も甘くしてもらいなよ」と隣の子に声をかけている。八百屋の親父が「あの人が来てから朝が賑やかで助かるよ」と隣の客に笑っていた。
「あの道化さんね、先月ふらっと来て、それきり居ついちゃってるのよ」
「良い人が来たもんだ」
「のんびりした街だな」
男は腕を組んで広場を眺めた。
「帝国が飛ばされた影響、こういうとこまでは、まだ届いてねえのかもな」
「あの騒ぎ、遠くの街には伝わってねえのか」
「街道の要所は情報が早ェ。こういう脇の谷筋は、遅い。飛ばされた連中の何割かは、今頃、どっかの街の宿を叩いてる。あんたの兄貴分の商人も、剣士もたぶんそのうちの一人だ」
「――そうかもな」
「そうだ。話を聞く限りあの手の男は、生き残るのに慣れてる」
スイは頷いた。頷きながら、胸のどこかが少し温かくなった。この男は会話の合間にこういう一言を自然に置く。兄を名乗った、というのはなにも仕草だけの話ではなかった。
視界の隅で動きがあった。
広場の反対側、石造りの厩舎の陰に大男が一人、腕を組んで立っていた。
背が高い。肩幅が広い。革の胴当てを着けて、腰に短い棍棒を差している。顔に右目から顎までを走る古い刀傷があった。
その男は噴水のほうを見ていた。正確には、噴水の縁で紳士から茶を受け取っている子供のほうを、じっと見ていた。
露店の女将が大男を横目で見て、隣の客に囁いた。
「あんまり、あっち、見ないほうがいいよ」
「あれ、誰だい」
「この街の用心棒。この頃酒ばかり飲んでて機嫌が悪くてね。子供にまで怒鳴るからみんな困ってる」
大男が動いた。
厩舎の陰から出て噴水のほうへ歩いていく。子供が椀を握ったまま身を強張らせた。紳士がその間にするりと割って入った。
「おや、旦那。おはようございます。今日は少しばかり機嫌がお悪いようで」
「どけ、道化」
声が地の底のように低かった。
「そのガキが、俺の畑を踏み荒らしやがった。躾けねえと、こういうのは調子に乗る」
「まあまあ、そう仰らずに。子供の足は地面を選びません。畑の脇を通っただけでしょう」
「うるせえ。どけ」
大男が紳士の肩を突き飛ばした。紳士はよろけた。だが盆の湯気は零れなかった。よろけながらも鉄瓶を体で庇っていた。
「あの、旦那。一杯、どうです。落ち着かれますよ」
「いらねえ!」
スイの足が勝手に動いていた。
街道の端から広場の真ん中へ。ライが「――スイ」と短く呼んだが止めなかった。
「おい、あんた」
大男の肩に掌を置いた。
「俺から注意はするし、なによりその子、まだ椀を持ってる。零したら火傷する」
「あ?」
「だから今は離れろ、って言ってるんだ」
大男の目がスイの体を上から下まで舐めた。細身だ、と品定めをした。それから鼻で笑った。
「よそ者が、口を出すな」
「よそ者だから口を出す」
大男が拳を振り上げた瞬間。
紳士がするりと二人の間にまた入った。
「おやおや、旦那。それはいけません」
紳士は大男の拳の下に、傾けた鉄瓶の口をそっと差し込んだ。
「湯が零れます。誰かが火傷します」
声は柔らかかった。だが大男の拳はそれ以上下ろせなかった。下ろせば、この紳士の白い手袋の指先を、まず自分の拳が潰す。潰した拳の下で湯が跳ねる。
「ちっ」
大男は舌打ちして拳を下ろした。
「覚えてろ、道化」
「はい。覚えておきます」
大男はスイを一度、じろりと睨んで、それから厩舎の裏へ去っていった。
紳士は鉄瓶を軽く傾けて湯気を確かめた。零れていなかった。ふう、と少しだけ息を吐いた。
その息の後、初めてスイのほうへ真っ直ぐ顔を向けた。
「おやおや。助けていただいて、恐縮です」
声は柔らかいままだった。
「私、ただの旅の道化師でして。腕っぷしはその、あまり」
「あんた、なんで割って入った」
「湯が零れるからです」
紳士は少し笑ったようだった。頬が動いた。
「先月から、この街に厄介になっている者です。旅の途中で。皆さんもお通りがかりで?」
「まあな」
「では、ゆっくりして行かれるとよろしいですよ。良い街です」
紳士は帽子を取って丁寧に胸に当てた。頭を下げる仕草に稽古の跡があった。
その時、噴水の縁の子供が椀を差し出してこちらへ歩いてきた。
「兄ちゃんも飲む?」
「あ?いいのか?」
「甘いよ」
スイは少し面食らって木の椀を受け取った。ひと口、含んだ。
甘い。甘くて、少しだけ苦い。ヤマトの奥地の茶葉に蜂蜜を溶いたものらしかった。ちょうどよく熱かった。
「美味いな」
「でしょ」
子供は鼻の下を指で擦って得意そうに笑った。
それを見て少し昔の自分を思い出した気がした
しばらくして、シアが袖を引いた。
「宿、探さなきゃ」
「そうだな、これ甘かった!ありがとな!」
スイは椀を子供に返した。子供は椀を両手で握って噴水のほうへ駆け戻っていった。
紳士はまた丁寧に頭を下げた。
「ご滞在中はどうぞこの街をお楽しみください。夜には広場でささやかな余興も催しますので、良ければ」
「余興?」
「はい。この街の方々に少しでも笑っていただければ、と」
紳士は朗らかにそう言った。
三人は宿を取った。
街道沿いの小さな宿だった。女将が「あら、三人さんかい。一部屋しか空いてないけど、詰めれば入るよ」と気安く鍵を渡した。
「はっ、雑魚寝か。四日も? 二人とも寝相はどうだ」
「知らねえ」
「私も」
日が傾く頃、広場に人が集まりはじめた。
子供、老人、女、男。露店の女将たちも店じまいをして噴水の縁に腰を下ろした。紳士は広場の真ん中で大きな鞄から次々と道具を取り出していた。棒、輪、色のついた布、銀色の玉。
余興が始まった。
棒を三本、四本と手のひらで回した。輪を放り上げて腕を通しながら受け止めた。銀の玉を五つ、六つと空中で回した。子供たちが手を叩き、笑った。老人たちもしわの奥から笑った。
紳士は最後に両手で自分の頬を挟んで、しゅん、と眉を下げてみせた。
「あぁ、皆さん、私の道化芸で、そんなに笑っていただけて」
「――道化冥利に、尽きますよ」
拍手が起きた。紳士は深々と一礼した。
スイたちは広場の端でそれを見ていた。
シアはいつになく大人しく紳士の手元を見ていた。子供のように口を開けて笑いはしなかったが、袖の裾を握る指の力は緩んでいた。
「悪くねえ芸だな」
「そうだな」
「腕はねえ、って言ってたが、指先は器用だなあの人」
余興が終わり、紳士は道具を鞄に仕舞い始めた。
スイはなんとなくその手元を見ていた。棒、輪、布、玉。順に鞄へ収まっていく。最後に地面に伏せて置いてあった小さな木の椀を、拾って鞄へ落とした。
紳士は鞄を担いで街の人々に一礼して、宿のほうへ歩いていった。
夜、宿の窓辺で、ライは腕を組んで街を見ていた。
「なあ、我が弟」
「なんだ」
「あの用心棒、覚えてるか」
「あの、朝の」
「俺の勘だと酒じゃねえよ。なんかにイラついてる、あの目つきは」
スイはその方角を見た。厩舎の陰に大男が一人、腰を下ろして酒瓶を傾けていた。大声で独り言を言っている。飲み方が荒かった。
「あいつ、この街であんまり好かれてねえな」
「そうみてえだな」
「まあ、俺らには関係ねえ。四日、大人しくしてりゃいい」
夜が更けた。
街灯は少なかった。広場の四隅に油の細い灯が点いているだけだった。人々が家へ戻り、露店も撤収された。
スイは窓辺でしばらく街を見ていた。
風が街道の乾いた土をひと撫でしていった。噴水の縁が月光でぼんやりと白く見えた。
翌朝。
露店の女将の声で街の朝が始まった。
「ちょっと誰か、うちのを見なかった?」
女将は宿の前で両手を胸に当てて、露店の親父たちに聞いて回っていた。声はまだそこまで大きくなかった。
「昨日の夜、寝る時いなかったんだよ。朝起きてもまだ帰ってない」
「川で遊んで寝ちまってんじゃねえのか」
「うちの子、そんな子じゃないの。ちゃんと帰ってくるのよ」
女将の声は心配ではあったが、まだ悲鳴ではなかった。子供が一晩家に帰らない、というのは田舎の街ではよくある話だった。翌朝、隣の家で寝てた、というのが七割の顛末だった。
スイとライが宿を出て広場へ歩いた時、紳士が既に女将の傍で肩を撫でていた。
「大丈夫ですよ、女将さん。この街は狭い。すぐに見つかりますとも」
「そうかねえ……」
「私も一緒に探しましょう。子供の隠れそうな場所は、私、この街で覚えました」
女将は涙目で頷いた。
紳士は微笑んで、片手を胸に当てた。片手は、鉄瓶を提げていた。
スイはその姿をしばらく見ていた。
昨日と同じ白い手袋だった。
――遠く、塔の方角の空で。
薄い雲がひとつ、風もないのに、ゆっくりと形を変えた。
誰も気づかなかった。
街のどこかで犬が一度だけ吠えた。それきり街はまた静かになった。




