12 初めての依頼
このペースで投稿します。
武器を手にいれたレンリは冒険者ギルドへと向かっていた。
・・・・・
冒険者ギルドについたレンリは依頼を受けるべく依頼書が貼ってある板の前へと行った。
うん。まったくわからん。
最弱はゴブリンだよな?
Eランク以上の依頼って意外と少ないな。
受付さんにでも聞くか。
「すみません。あ、リーナ。」
「あら?レンリちゃん。今日はどうしたの?」
まず何こら聞こうかな?
ランクのこと?それとも依頼?
ランクから聞くか。
「ランクをすぐ上げるのにどうすればいい?」
「そうね…レンリちゃんの場合実力は相当あるから数だけこなせばすぐに上がると思うよ。」
そうか。まぁ、そうなるよな。
俺、最強だし。
「どのくらいやればいい?」
「うーん。だいたいは20個くらいこなせば上がれるかな?難易度にもよるけど。普通は20個くらいだね。」
「どんなのやればいい?」
「自分のランクより低いやつなら何でも。高いのもできるけど命は保証できないからね。レンリちゃんの場合は関係ないかもだけど。」
「じゃあDランクのやつやってもいいの?」
「いんじゃないかな?それだったら私がお手頃なやつ用意してあげようか?」
「助かる!おねがい。」
「わかった。ちょっと待っててね。」
へぇ〜。上のランクのやつも行けるのか。それはありがたい。
さっき見たのほとんど採集のやつだったからな。
討伐任務行きたいからなぁ〜。
さっさとランクも上げたいし。
それにしても賑やかだなぁ〜。
冒険者ギルドには一緒に酒場もついていていつも賑やかになっている。
ここじゃ未成年とかあるのかな?
なかったら飲んでみたいな。
うわぁ、あのジュースとか美味そう!
「お待たせってあれ?どうしたのレンリちゃんよだれ垂れてるよ?」
しまった。
「ジュル。ん。なんでもない。そういえば依頼は?」
「話変えたなぁ〜。食べたいなら食べればいいよ。はい、これ依頼書。これ全部終わらせたらたぶんランク上がると思うよ?」
「ん。わかった。いつもありがと。」
「いやいやぁ〜かわいい子には特別よ!」
みんなはこんな言葉を知ってるだろうか?
『ただしイケメンに限る』
言葉の通りイケメンなら何でもできるのだ。
しかし!
俺の中ではこんな言葉がある、
『美女はイケメンより強い』
これは俺の今の座右の銘だ!
そう美女は強い!
美女は最強!
しかも、美女の中でも銀髪は最強中の最強!
そして俺はこれを一言で表すことができる。
それは、
『俺の時代!』
決まったぁ〜!!
かっけぇ〜俺かっちょいい!
ふぅ、さて。
行くか。
レンリが最初に選んだのはDランク冒険者向けのホブゴブリン討伐のクエスト。
ホブゴブリンはゴブリンの上位種で新人冒険者にとっては脅威とされている。
ホブゴブリンか。
雑魚中の雑魚じゃん。
さっさとランク上げるか。
場所はグランデ王国より東の森。
通称『迷いの森』
この森は大きい木々がたくさんありほとんど日光が届かないため四六時中暗いことから新人冒険者はたいてい迷子になり帰れなくなる。
このとこから『迷いの森』という名がついた。
レンリは半日かけてようやく迷いの森に到着した。
おぉ、ほんとに暗いな。
さてと、探すのめんどくさいな。
あ、いた。
入ってすぐのところにゴブリンが束になっていた。
ギィ、ギャウ
ギャウギャウ
レンリに気づいたゴブリンたちが威嚇をしてくる。
しかしそんなことも気にせずレンリが仕掛ける。
ほい
ほーい
へい
ほいさー
てぇーい
ギィャ
レンリにザッシュザッシュ斬られたゴブリンたちはその場に倒れた。
あれ?こいつただのゴブリンじゃん。
ホブゴブリンどこにいるんだ?
カサッ
物陰で音がした。
そちらを見てみると武装をしたゴブリンが6匹いた。
あれがホブゴブリンか。
さっさとやっつけちゃお。
そう言ってレンリはホブゴブリンをメッタメタにした。
すると冒険者ガードに倒した数と任務達成の印が刻み込まれた。
へぇ〜。こんな感じなのか。
これなら不正もできないしな。
「素材は回収しとくか。」
そう言ってレンリは時空収納に素材をぶち込んだ。
さぁて次何しようかな。
む、なんで採集クエがあるんだ?
リーナのやつテキトーに選びやがったな。
まぁいいやちょうど迷いの森だし。
これと、これやって今日は帰るか。
その依頼は『ヒポトプ草』と『火薬草』の採集だった。
ヒポトプ草は調合すればポーションになるとても大事な薬草だ。
火薬草は加工すれば爆発物にすることができる。
しかし、草の状態で衝撃を与えても爆発してしまう。
しかも、火薬草は見つからないことで有名な薬草である。
・・・・
一時間後……
「見つからねぇぇ〜〜!!」
なんでだよ、ヒポトプ草は見つかるのに。
ヒポトプ草あり過ぎるのになんで火薬草は見つからねんだよぉ!
あぁ、ダルい。
もう少し探してなかったらもう帰って明日やろ。
・・・・・
さらに一時間後……
「ないじゃねぇかこのクソポンコツ野郎がぁぁ!!」
と、その時地面の泥で足を滑らしコケてしまった。
防具は当たり前のように泥だらけ。
顔にまで泥がついてしまった。
はぁはぁ、もうない。
帰ろ。
すでにレンリは疲労困憊、クタクタだった。
ギルドに帰ったレンリは受付に報告し時空収納にしまってったゴブリンの素材を売り死んだ魚の目をしたまま宿に帰った。
「俺は、俺は、一生恨むぞ火薬草〜〜〜!!」
こうしてレンリの初めてのクエストが終わった。
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レンリは可愛いです。




