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⑦乾いた笑い
ドリス嬢が受付の終了を間もなく終えると大きな声が響く。
「あら、そういえば受付がまだだったわね」
フォースィが受付に向かって振り返る。
「ほら、あなた達も来なさい。冒険者証を見せないと受付が出来ないくらい知っているでしょう?」
「あ、あぁ」
登録済みのパーティと異なり、臨時編成のパーティは、全員が受付に顔を出す必要がある。俺達は互いに目を合わせ、彼女の後ろについて行く事にした。
「フォースィ」
ショーンが呼び止める。
だが、彼女は振り返らず、顔を僅かに向けた。
「………そいつらを頼んだぞ」
「貴方こそ気を付けなさい。自己責任で参加するのだから、死んでも誰も拾ってくれないわよ?」
「死なないさ。知っているだろう?」
ショーンが鼻で笑う。
だが返すように、フォースィも小馬鹿にするように笑い返す。
「さぁ? 誰でも死ぬ時は簡単に死ぬものよ、白級さん」
「はん、言ってろ」
感情が見えない乾いた会話。フォースィは最後に鼻で笑い、再び歩き出した。




