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31.再会 王太子殿下視点

ボーフォート王国を出立して1ヶ月、ようやくシーモア王国に着いた。

この国にアンネがいると思うだけで、気持ちが高鳴る。


「こちらがアンネリーナ王太子妃殿下の現在住んでいらっしゃるお屋敷です。」


ついにたどり着いた。

ようやく、アンネに会えるんだ。

4年間長かった。


「警戒はされたく無い。1人で行く。リオと名乗ればアンネは会ってくれるはずだ。」


屋敷を警備している者に、声をかける。

怪訝そうな顔をされて少し焦ったが、伝えてくれると言って安堵した。


しばらく待つと


「奥様がお待ちです。こちらへどうぞ。」


とメイドが出てきて、案内をされた。

人生で一番緊張している瞬間かもしれない。


ついに4年ぶりに会える喜び、拒否をされないか不安。



「奥様、失礼致します。リオ様がいらっしゃいました。」


メイドが扉を開けて、中へ入ると、ずっと会いたかったアンネがいた。

記憶に残るアンネよりも更に美しい。


私を見て、驚いて固まるアンネ。


お茶を入れようとするメイドに「お茶はいらない」と伝えると、メイドはすぐに下がっていった。


「…リオ様?」


4年ぶりに聞く、アンネの美しい声だ。


「アンネ!」


強く抱きしめる。

涙が出て、震えるほどに嬉しい。


「無事でよかった。会いたかった。愛してる。アンネ。」


アンネも私を抱きしめ返してくれて、更に気持ちが高鳴る。


「私も会いたかったです。愛しています。リオ様。。…リオ様がなぜこちらに。。」


まさか、アンネから愛してると言ってもらえるだなんて思わなかったので、思わぬ幸福に酔いしれた。


「ずっとアンネを探していた。ようやく会えた。」


アンネが泣いている。

アンネを前にすると、自分を抑えることなどできない。



激しくキスをしながら体を愛撫すると、アンネが艶やかな声を出す。

アンネからいい香りがする。

久しぶりのアンネの香り、声、姿に酔いしれる。


「んっ…、ふぅ…、まっ…はぁ…待って…、んっ…、ください。」


「ダメだ。4年間も待ったのだ。もう待てない。」


待ってと言われても、待てるはずがない。



アンネを抱き上げて、ベッドに寝かせ、アンネの体を堪能しながら激しくキスをする。

アンネが拒否をせずに応えてくれるのが嬉しい。


「あぁ、リオ様…。。ダメっ。はぁ…。ダメっ…です。。」


「ダメじゃないだろう。アンネ自身は、こんなにも私を求めている。私はもう我慢などできない。」



4年ぶりにアンネと一つになり、私はこれ以上ない喜びに震えた。

アンネも私を求めてるのが分かる。



「愛してる。アンネっ。はぁ、アンネっ。」


「あぁ、私もっ。愛してます。はぁ…、リオ様…んっ。」


もう何も考えられなかった。

4年間ずっと会えなかった時を埋めるかのように、激しく愛し合った。



行為が終わって、優しくキスをする。

アンネに受け入れてもらえたことで、これ以上ない程の幸せに包まれていた。


そこへノックの音と、「入るよ」と言う声が聞こえて、アンネが止める間もなく扉が開かれた。

シルヴァンが驚き、傷ついた顔に変わる。



私とアンネは裸で、服は床に散乱している。

アンネは咄嗟に起き上がってシーツで胸から下を隠しているが、何があったかなど、一目瞭然だ。


「リオネル王太子殿下。。」


シルヴァンが呟いた。


アンネが青ざめてガタガタと震えだす。

アンネの震える手を握り、


「シルヴァン、アンネは返してもらう。アンネは私の妃だ。」


と宣言した。

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