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スライムの復讐  作者: シエラ
一章
38/39


ドラゴンが倒れたのを遠くからしばらく警戒しながら見るも動く気配もない。


「…はぁはぁ……なんとか倒せたか…っ」


なんとか倒しきったのだと認識して安堵するとアドレナリンが切れ始めたのか徐々に全身から痛みが襲ってくる。

ドラゴンとの戦いで全身傷だらけだ。どうやらドラゴンが吠えた時に鼓膜もやられた様で周りの音などもよく聞こえない。そして最も酷いのがブレスでやられた左腕だ。

幸い、人間の体ではないおかげで傷口から血が出る様なことはなく、大量出血で死に至るということはなさそうだ。

痛みで悲鳴をあげる身体に鞭を打って飛ばされた左腕をまず回収に向かう。そして拾い上げた左腕を身体にくっつけた後に傷口へと取り出したポーションを掛けて少しだけくっつくのを待ったあとに擬態を変えて超再生を使う。

そのまま一から左腕を生やしても良かったがその場合沢山のMPを消費する。しかし、こうして腕を少しでもくっつけている状態で使うと一から生やすのに比べて少ないMPで済む。それでも魔力回復用のポーションを使ってようやく耳含めてある程度回復することができた。


「さってと、そろそろ後始末をするか」


まずはドラゴンを吸収しておく。そしてスキル欄から擬態を選んで今回のドラゴンの種類を確認してみる。


「新しく追加されたのは……ガルグイユか。わかっていたことだがやっぱりキングニュートじゃないってことはエクストラボスか……」


エクストラボスのため、どんなスキルを持っているのかが気になる。すぐに見たいという衝動に駆られるもあまりゆっくりしているわけにもいかない。帰りの馬車で確認すればいいかと今は我慢して奥の部屋へと向かう。

奥に進むといつもと同じ様にコアと宝箱がある。早速宝箱に近づいて確認してみると中にはローブと短剣、革製の袋が入っていた。

こちらも確認は後にして収納しておく。

そのままコアに触れてダンジョンの入り口へと戻る。外に出るとあたりはまだ暗い。しかし、月の位置から近くの街へと戻る頃には陽が昇り始めるくらいになりそうだ。

早く王都に戻れる様にそのままの足で街へと向かうと予想通り、街に着いた頃には陽が上りかけていた。

門の近くで待機している駅馬車に声をかけて日付を確認すると計算通りまだ建国祭まで余裕がある。そのまま受付を済ませて駅馬車に乗って出発までの時間でステータスや先程のダンジョンで得たものなどを確認してみる。


・イーライ(繧ケ繧カ繧ッ) Lv.354 ランクE

スキル

霧幻、水魔法:Lv3、雷魔法:Lv5、成長補正、収納、吸収、擬態、魔力操作


どうやらガルグイユを倒したことで321から354と33もレベルが上がっており、スキルも霞幻と水魔法を獲得している。


霧幻むげん(ガルグイユ時に限る)

 →霧が立ち込めている状況下で幻を見せて惑わせる。


「幻を見せて惑わせるか……何かと使い道が多そうだな」


エクストラボスなだけあって珍しく、有用性の高そうなスキルだ。

次いで収納しておいた装備などを確認する。革袋はアイテムボックスの様だ。そして残り二つは


○河床のローブ:河床のダンジョン産のローブ(河床のダンジョン)

 河床のダンジョンクリア報酬のローブ。

 水魔法効果増幅:中


○河床の短剣:河床のダンジョン産の短剣(河床のダンジョン)

 河床のエクストラボス討伐報酬の短剣。

 水魔法効果増幅:大 


と、装備品に関してはなんとも期待外れであった。

魔法増幅の効果がついているが水魔法に限定したものであり、俺には晦冥の鎧があれば必要のない品物であった。


「まぁスキルは有用そうだしいいか。金にはなるだろうし」


そうこうしてゆっくりしていると馬車が動き出す。アイテムボックスを盗られないようスキルで収納しておいて座席で眠るべく意識を手放す。


久しぶりすぎて設定に小さな齟齬があるかもです。

もしあれなら指摘していただけたらと思います。

それと、前話の後半を一部変更してます。

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