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第三話 今後について考えよう




 俺!転生しました!!!!








……………………なーんて、元気よく言ってはみたけれど、全然実感ない。



 これからのことが心配で仕方ない。ちょっと考えてみれば今の俺って隙だらけなんじゃね?

いつでも殺れちゃうよね。



……………………どうしよう。



 これはちょっと本気でやばいのではなかろうか。たとえば、今の俺を殺そうとしている奴が仮にいなかったとしてもだ、今の俺は生きていく術がない。つまり、誰かに養ってもらい食事を与えられなければそこでエンディングだ。



 やばい、やばすぎる赤ん坊!すぐ死ねそうじゃん!

人間の弱さを噛み締めることができたわ。どうしよう。








……………………数時間後……………………




 よかったぁぁぁ!ちゃんと食事させてくれたぁ!生きてる実感をここまで感じたのって久しぶりな気がする。下手すりゃ初めてかもしれない。まあ食事っていうよりは哺乳瓶的なものだったけど。



とにかくうれしいわぁ。生きてるって良いな。ほんと感謝するわ。今なら、神様よりあの人の方が感謝できる。あの人を崇め奉る宗教もどこかにあるのではなかろうか。








 はぁ、食べるもの食べたし、そろそろ今後について考えようか。



 今の俺は魔法が使えない、魔力は感じるんだけど、うまく操れない状態だ。

これは、まだ身体が魔法に耐えられないからってことでいいんだろうか。前世で俺が初めて魔法を使えるようになったのも3歳ぐらいだったはずだし。それでも神童って呼ばれるくらいだったしな。



 そう考えると俺は、少なくとも向こう3年間は魔法が使えないってことなんだろうな。それはなかなか難しい。



 俺、というより俺の世界の魔法使いは基本的に遠距離主戦型が多くて、一流ってレベルになると身体能力向上系の魔法で近距離でも戦ってたもんな。超一流クラスのやつは魔力を魔闘気をっていう状態に変化させたりして、詠唱なしでもガンガン肉弾戦するんだよな。

……………………まあ、俺もだけど








…………………………………………あれ?



今さら気づいたけど、今俺が生きてるここって、俺の生きてた世界で良いのかな?これでもし違ってたらやばいんじゃなかろうか?言語も違うし。



 俺が住んでた街は、強いやつだけじゃなく、いろんな研究をしていたやつもいたし。情報を用いた戦いに長けてたやつもいた。世界的に見ると独自に発展した街だったっていうことに旅に出てから気づいた。



それに、子供の頃に読んでもらっていた本にはこの世界の言語ではない言語ってガクシアのおっさんが言ってたしな。








 これはなかなかどうして怖くなってきたな。まぁ今は目もろくに見えないっていう俺の身体の方を何とかしないとな。これって見えるようになるんだろうか。

 


 このままずっと見えないってことになると、やっぱり早いこと回復魔法を使えるようにならないといけないな。








 よし!とにもかくにも第一目標は言語の習得だな。

目は最悪見えなくても回復魔法さえ覚えればなんとかなるだろう。

だけど、言語はそうはいかない。今後誰ともしゃべらずに生きていくことなんて不可能だろうし、したくはない。情報を集めるにしても真っ先に必要になってくるだろう。



 第二目標は目が見えるようになること。

目が見えなきゃ、行動がある程度制限されちゃうからな。



 目が見えるようになるまでは、言語の習得と生きることに意識を向けよう。今後食べさせてもらえなくなったら、すぐに死んじゃうし。









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