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第二十一話

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「おい! お前ら血が足りん奴、頭がフラフラしてる視界がハッキリしないなど普通ではない者は後方支援基地に遅れ動ける者は直ぐに重傷者から治療するから場所を決めろそこに集めろ、動かせない者は俺に報告しろ早くしろや」


 他の騎士が


「カイル様、西と北部に多く重傷者が集められています」



「良し俺はそこに行くが重傷で動けない者には俺が直接行く、兎に角だ怪我の重傷者を三段階に分けて場所を選べ! そして連れてこい時間は有限だぞ、砂時計の砂は今は金より重い動け」


 そして全てをロイダーに任せて俺は治療に専念した、一回の治療魔法で魔力が3万消費したが重傷者がいれば倍にもなる。

 これならギリギリで全員を助らられるかも知れない、間に合うか本当にギリギリの魔力で魔力石を使ってイヤ! 朱里&シェーラ特性の魔力ハイポーションもある大丈夫だろう。


 さてと次は西に行こうか恐らくは最初の戦闘での怪我人が未だに居るだろう、イヤ! エリアハイヒールを懸けながら移動するかその方が良いだろう魔力がガバガバ減るだろうがな・・・



「ヒヤッハー!! カイル様ここで何してんすか?」


「「「「「すか」」」」」


 見た目は何処かの世紀末に出てくる奴等で一応は冒険者だ、此奴らせん・・



「お前らは戦争に参加してんのか?」


(ハンターは基本戦争に参加はしないしさせないように冒険者ギルドが皆に言っている)



「違うっす、救護班で怪我人を前線から運んでます」


 似合わんな、姿とやっていることが何時も有っていない。



「そうかなら俺が回復するから重傷者から連れてこい、今まさに死ぬ寸前の奴等だぞ」



「イエス! ボス」



「おい! このハイポーションを持っていけ使い方は任せる、一人でも多く助けろよ」


【収納ボックス】からハイポーションを渡した。



「ヒヤッハー!! イエス! ボス」


 そのまま走り去っていた、奴らは言ったことはヤルから任せよう。言ったことはヤルからな此奴らは・・・・

ん!


何時から俺がボスになったんだ?




 エリアハイヒールを懸けながら移動するが流石に魔力が流石に減ってきた、自然回復が追い付かなくなってきたぞ。

重傷者は完治させているが上級魔力ポーションを連続で30本飲めば魔力が30万回復した、これではダメだと思いっ仕方なく魔力量が1万を下回りエリクサーを飲んで完全回復させた。


 仕方がないな、ポーションを飲むのは腹がパンパンで吐く寸前んだぞ。魔力ポーションの改善を本気でやろうかとかんがえていた。


膀胱も破裂寸前だしその辺で・・・・

何処にも場所がない! 二キロ程先に誰も居ない場所を発見して【神速】で移動し様を済ましてから元の場所に戻る、それからまたエリアハイヒールで怪我人の治療を始めて次の朝までかかったが負傷者を全員ではないが助けた。

数で言えば50万人からの人間を治療した、そして半数は血が足りなく戦線離脱したがそれでも肢体は完全に治療したんだから文句もないだろう。


後でメルカッツ宛に治療費を請求するか、どうせ帝国が払うんだしな。



流石に15時間もハイヒールかけ続けるのしんどいな、少しは鍛錬するか魔力量増やすのもか・・・・



近くに居た騎士に声をかけて


「おい! これで全員か?」



「はい、ありがとうございました。 当主メルカッツが今こちらに向かっています。皆の怪我から本来は死ぬはずの者だと思っていたので本当に助かりました」



騎士に兵士達がいつの間にか俺の周りに居た、何万人居るんだ?



「カイル様、本当にありがとうございました。」



全員が大きな声で礼を言ってきた耳が痛いぞ、集中しすぎて気が付かずにいたこれは失態だな。

だが・・ 感謝の気持ちは嬉しいな、何時ぶりかなこんな思いは。



「おい! 怪我人は治ったが血が足りない奴は最低は二週間療養しろよ、それから一月は身体を動かして元に戻せこれは治療師としての意見だ、守らんなら俺は二度と治療を拒否するかなら」



「御意」


皆が膝を折り感謝を表している、知らない仲ではないし一応は助けるだけ助けたんだ。

それと眠いし腹減った風呂に入りたい、そして今既に魔力が枯渇しているこのまま



「今! メルカッツ爺は何処に居るんだ。俺は既に15時間以上もハイヒールかけ続けて既に疲れているし肌も荒れている、最低限の出来る事はやったが戦闘には冒険者として参加は出来ない分るよな?」



「はい! それでも救援の怪我人の運搬だけを契約しました」



「ならいいけど! 何時の間に契約したんだ?」



「昨日かな! 部下に任せたんでしません」



「まっいいがな?」



俺は直ぐに城塞に向かった、メルカッツ爺を待たずに・・・・




次話に続く


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