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モフ神様と森の中  作者: 南人
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華燭之典

「うぅ……場違い感がハンパない……」

「にゃはは~気にする事にゃいにゃ~」


 皆さんこんにちは。只今私達は『深遠の森』の中にあるマリーさんの実家に来ています。

 ――マリーさんの実家、そう!エルフの里ですよ!エルフの里!大事な事なので二度言いましたが何度でも叫びたい!


 もうホント凄いんです!


 何が凄いかというと――右を向いたら美男美女、左を見たらイケメンに美少女。どなたのお顔もキラキラ眩しすぎるので誰かサングラスください。


 顔面偏差値の頂点とも言うべき美エルフさん達がどっちを向いても目に入って、平均的な日本人(平たい)顔の私としては居たたまれない気分ですよ。


 何故こんなことになっているのかと言うと、今日はマリーさんとジュディオスさんの結婚式なのです。

 とってもお目出度い華燭の典ですよ皆さん!


 里の方総出でのお祝いに折角だからとお誘いを受け、レベッカやモフ神様達皆で参加させてもらったのです。


 エルフと言えばラノベでは排他的なイメージがあると思うけど、この世界ではそんな事もなく。マリーさんとジュディオスさんのご家族始め、皆さんとてもフレンドリーで恐々参加したこちらが恐縮する程のもてなしぶり。


 さっきからジュディオスさんのお兄さん達が入れ替わり立ち代わり何かと私の世話を焼こうとするんですが何故でしょう?


 ……まさか子供だと思われてる?確かに日本人は年齢より若く見られがちだけど。あぁ、長命種の方から見たらまだまだ生まれたてのヒヨコみたいなものですものね。


 ――うん、これはやっぱり珍獣か愛玩動物扱いでしょうね。


「楽しんでるかしら?今日は来てくれてありがとうねぇ」


 新郎新婦が私達の所に挨拶に来てくれました。


 淡いペールグリーンのドレスに花の模様がされた総レースのヴェールを着けたマリーさん。マーメイドラインが魅惑的なナイスバディに良く似合ってて何時も以上にセクシーです。

 同じくペールグリーンのギリシャ神話の神様が着ている様な衣装に深緑のマントを着けたジュディオスさん。中性的な顔立ちにバッチリハマってます。


「おめでとうございます。マリーさんとっても綺麗です!」

「ウフフ♪ありがとう~嬉しいわ~♪」

「今日は特別なお菓子を作ってくれたんだって?皆楽しみにしているんだよ♪」

「あ、ハイ!これです」


『収納』から取り出したのは真っ白なウエディングケーキ。といっても中身にスポンジではなくどら焼きを使っているウエディング“ドラ”ケーキなのです。


 アゴが特徴の某クッキングなお父さんに出てきたヤツを真似てみましたよ♪本家程の大きさは無理だったけどちゃんと3段になっていて、一番上にはマジパンで作った新郎新婦のお人形付。


 レベッカやリーナと一緒に頑張って作りましたよ。


 この世界ではウエディングケーキという物がなかったんだけど、この際だからと提案しちゃいました。

 ケーキ入刀か~ら~の~お互いに『あ~~ん♪』しあうまでの流れをね!


 真っ赤になりながらも食べさせあう2人の幸せそうな姿はとても眼福でした。ご馳走さまです!

閲覧ありがとうございます。

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