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モフ神様と森の中  作者: 南人
14/32

暑い季節にはコレだよね!

 この世界に来てもうすぐ5ヶ月。何かあっという間だったなぁ。


 あ、この世界の暦って割りと覚えやすいのよ。

 魔法の6属性に因んだ色――白・赤・青・黄・緑・黒の順で一週間。白が休息日――日曜日ね。5週間で1ヶ月。12ヶ月で1年。


 地球と違って1年は362日なので、1年の最後にこの世界を創った双子の女神様に感謝を捧げつつ次の1年を祝う特別な2日間が設けられてるんだって。


 月にも名前があって順に(はじまり)・氷・土・花・葉・水・空・火・風・星・(あかり)(つい)となってる。旧暦の和風月名みたいだよね。


 この世界にも四季があって、今居る処はほぼ日本と同じ季節感が味わえるのよ。


 で、今日から火の月なんだけど……暑い。暑すぎる。


 ここはモフ神様のお蔭で過ごしやすい環境になってるはずなのに、今年は異常に暑いみたい。どうやら時空の歪みが原因らしい。

 ……ホント要らんことしかしないなクズダスは。


 地下の氷室の冷気を風魔法で循環させても埒が明かないくらい暑い。お蔭でレベッカがバテてしまって氷室の扉の前から動こうとしない。食欲もないから心配だわ。


 ◇◇◇


 シャリシャリシャリ


「んん~?何の音じゃ?……甘い匂いもするの」

「あ、モフ神様いらっしゃ~い。丁度良かった、出来立てだよ~」


 モフ神様の前にドン!と置いたのは『かき氷 with白玉小豆』

 そう!暑い時にはかき氷でしょう!


「はにゃ~~!冷たくて美味しいにゃ~生き返るにゃ~」

「ほほぅ~氷のお菓子とは初めてじゃの~サチ、もっと小豆入れてくれんかの~」

「ハイハイ。他にも色んな味のシロップがあるから好きに選んでね」


 用意したのは定番のイチゴにメロン、レモン、みぞれのシロップに白玉、小豆、練乳。


 3つのシロップは『具現化』で出したけど、みぞれのシロップと練乳は自家製だよ。みぞれは砂糖と水、練乳は牛乳と砂糖で割りと簡単に作れるのよね。


 え?かき氷機?もちろん『具現化』ですよ。

 例の企画会社のイベントでひと夏かき氷屋をやらされた事があるのよね。メンテナンスもやったからイヤでも頭に残ってたよ。何が功を奏するか分からないものだよね。……感謝なんかしてやんないよーだ。


「赤いのと練乳って合うのにゃ~この練乳って甘くって好きにゃ~」

「練乳イチゴはかき氷の定番だからね~あ、あまり食べ過ぎるとお腹壊すから程々にね」

「身体の中から冷やすとは考えたもんじゃの」

「おやつはしばらくコレがイイにゃ~色んにゃ組み合わせが楽しめるにゃ」

「このぐるぐる回すのも面白いのぅ。サチ、ホイップも出してくれんか?」

「忘れてた。――モフ神様、全部乗せって贅沢だね~」

「ムフ~たまらんのぅ~」


 皆でワイワイ盛り上がって楽しかったよ。明日は凍らせた練乳を削って台湾風かき氷にも挑戦しようかな。

閲覧ありがとうございます。

気に入って戴けましたら感想の程よろしくお願いします。

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