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アーリア  作者: 猿蟹月仙
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第82話『ど~いう事?』

今回は、お話は進みません。


登場人物の「ど~いう事?」特集です。


他の方の作品で、ふと考えさせられる事がありまして・・・


でも、おっさんだから、明確な答えが出なかったんだ・・・


悶々としていたら、お話を進める事が出来なくなって、今日はこんな感じに足踏み状態です。


変かな?


変だと思ったら、聞かせて戴けると嬉しいです。

 ど~いう事?


 こんなにも心が満たされてしまうのは?


 夜明けを待った一休憩。

 あれから、なるべく移動しようと、夜を徹して歩いた。

 それでも大して苦にならないのは、すぐ傍にこの人がいるから。


 この人が私を死から引き戻してくれた。

 この人が私に今を与えてくれた。

 だから、私の今はこの人の喜びの為に使おう。

 そう想うだけで、私の心は満たされてしまう。


 こんな風に、人を想える日が来るなんて。

 ああ、グルド・・・

 私のだんな様・・・


 私の愛しい人・・・




 ど~いう事か?


 こんなにも心が満たされてしまうのは?


 初めて出会った時は最悪もいいとこだった。

 俺はこいつを麻袋に叩き込んで、人買いに売り渡そうとした。

 しかも、射掛けられた矢を受けて難を逃れたり。

 本当に最悪の出会いだった。

 本当に最悪の俺だった。


 こいつが死んだと聞かされた時、どういう気持ちで見に行った事か・・・

 目の前に炭となって転がってるこいつの姿を見た時の気持ちは・・・

 そして、自分の手で甦られせた時の、あの瞬間。

 俺は全部が裏返ってしまった・・・


 俺のこれからは、全部こいつの為に使おう。

 こいつが傍らにいる限り、どんな困難も苦にならないさ。

 そう感じさせてくれる女。

 アーリア。

 俺の女。


 後にも先にも、お前ただ一人・・・




 ど~いう事?


 こんなにも訳判んないのは!


 ちょっと離れた間に、姐さんとこいつらに何があったんだよ!?

 どうすれば、あんなにぞっこん参っちまうんだ~?

 おかしいだろ!?


 噂に聞く、ほれ薬でも呑んじまったんか?


 も~駄目!

 も~わけわからん!

 よりにもよって、殺し屋を選んじまうなんて、姐さんどうかしてるぜ!


 おまけに最悪。

 殺し屋ロイの野郎もおまけについてきやがった。

 俺は生きた心地がしないぜ!


 も~、姐さん! 悪い夢なら覚めて欲しいよ~!




 ど~いう事か?


 こんなにも俺の中の平安が、かき乱される事になるとは・・・


 仕事の事なら、大概は目をつぶれる。

 だが、こいつらとの事は、少し違う気がする。

 それに、あの星の精霊。

 ルリとか言ったな。

 また余計な事をしてくれそうな、嫌な予感がビンビンしてくる。


 ま、今はあの錬金帝国って奴等を、何とかする事に集中しよう。

 このアーリアって女は、仕込めば大きな戦力になるだろう。

 グルドの野郎べったりが気に食わないが、それはそれ、これはこれ。

 俺はせいぜいサポートに回るしか無い様だ。

 あんな化け物連中を相手にするってんならな。


 やつらはとんでもない化け物達だ。


 化け物には化け物。


 しがない人間の出る幕は、そうはなさそうだ。




 ど~いウ事?


 アーリア・・・全然、シルフーの事、かまってくれない・・・


 でも、アーリア幸せそう・・・


 グルドと物陰で、いちゃいちゃしてる・・・


 それは邪魔しちゃ悪いって事くらい、シルフーは判ってるモン!


 だから、ロイの頭の上が、最近の定位置。


 ロイも、なんかどこか透明って感じ。


 シルフーも、なんか透明って感じ。


 なんか、落ち着くな~・・・




 ど~いう事!?


 目が覚めたら、全部が引っくり返っていた・・・


 BとCがやられちゃって、星の井戸に閉じ込めておいた星の精霊に逃げられちゃったなんて!!


 それから、アーリアが甦って大きくなっちゃって大暴れしちゃったそうじゃない!?


 その謎は解けた。


 だって、僕は天才だもん!


 映像を見たら、一目で判ったわ!


 星の精霊の持つ三つの命が、一つ減ってるじゃない!


 あれは全部、僕の物になる筈だったのに!!


 星の精霊は、天に帰っちゃった・・・


 もうあの手は使えないかもね~・・・


 でも、まだ大丈夫・・・


 大切な実験動物は、この地に残ってるのだから・・・


 あの子よ!


 アーリアとか言ったよね!


 あの子が、星の精霊の命を一つ貰って復活したなら、一緒におっきくなっちゃって暴れたのも納得がいく!


 も~、こうなったら、薬で眠らせてそっと運ぶしか無いかも!


 それともそうだねぇ~・・・


 ほれ薬でも作って、飲ませちゃおうかな?


 後々の事を考えたら、ほれ薬で言いなりにしてしまうのが、一番手っ取り早いかも!


 はて・・・


 あれは、どうやって作ったかねぇ~・・・

読んで下さり、ありがとうございます


実は、今日は会社の飲み会があって、今日明日は少しせわしないんですね


という訳で、予定では明日帰宅してから翌朝にかけて「女勇者は振り向かない」の魔王軍側の軍議シーンをメインに行こうかと考えています。

そして、その翌日にこの「アーリア」の続きを・・・そろそろイチさんに出て来てもらおうかな?


実際のセッションでは、このほれ薬ネタの後に、グルドと女PCがほれ薬をのんでしまって、おかしな関係に陥ってしまったのですが、他のPCはというか他のPLは面白がってこれを放置。当のPLは、呪われているから自分で解こうとは思わない!との意見で、これまた放置。その結果・・・皆で悪役が一人味方になったからOKだね!と、悪漢グルド親分さんへの道を共に歩む事になった訳でした。

さて、小説の方では、どうなりますやら・・・ふふふのふ・・・


今日は、ありがとうございました


また、読みに来て下さいね~♪

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