飛散防止・廃棄・情報提供・販売業の種類
先生: 第41問。飛散や漏れを防ぐ義務がかかる、政令で定める物の1つめは、どんな物ですか。
生徒: 無機シアン化合物たる毒物を含む液体状の物です。ただし、シアンが1リットルあたり1ミリグラム以下のものは除きます。
先生: 正解です。毒物そのものでなくても、薄い廃液などに義務がかかる、という点がポイントです。
先生: 第42問。2つめは、塩化水素、硝酸、硫酸、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムを含む液体状の物です。除かれるのはどんなものですか。
生徒: 水で10倍に薄めたときのpHが、2.0から12.0までのものです。
先生: 正解です。つながりとして、基礎化学のpHの知識がそのまま使えます。
先生: 第43問。中和や燃焼などの方法で処理するのが難しい場合、廃棄の基準ではどうしますか。
生徒: 地下1メートル以上で、地下水を汚染するおそれがない地中に確実に埋めるか、海中に沈めるなどの方法で処理します。
先生: 正解です。
先生: 第44問。廃棄の基準で、中和や加水分解などをして、最終的にどんな物にしますか。
生徒: 毒物と劇物、それに飛散防止の対象になっている政令で定める物の、いずれにも該当しない物にします。
先生: 正解です。第41問と第42問の物にも当てはまらないところまで処理する、とつなげて覚えましょう。
先生: 第45問。提供した性状や取扱いの情報を変える必要が出たとき、営業者はどうしますか。
生徒: 速やかに、変更後の情報を提供するよう努めます。
先生: 正解です。これは努力義務です。提供しなければならない、と言い切った選択肢は誤りとして過去問に出ています。
先生: 第46問。情報提供は、何語で、どんな方法で行いますか。
生徒: 邦文、つまり日本語で、文書を渡すか、譲受人が承諾した磁気ディスクやファクシミリなどの方法で行います。
先生: 正解です。
先生: 第47問。提供する情報の内容に、安定性及び反応性は含まれますか。
生徒: 含まれます。
先生: 正解です。ほかにも、応急措置、火災時の措置、漏出時の措置、取扱いと保管上の注意などが含まれます。
先生: 第48問。家庭用品などとして、一般消費者に劇物を販売するとき、情報提供は必要ですか。
生徒: 必要ありません。
先生: 正解です。つながりとして、1回200ミリグラム以下の劇物を販売する場合も不要でした。
先生: 第49問。特定品目販売業の登録を受けた人は、毒物を販売できますか。
生徒: できません。厚生労働省令で決められた劇物だけです。
先生: 正解です。農業用品目販売業は、農業上必要な毒物や劇物で省令で決められたものを扱えます。特定品目は劇物だけ、と区別しましょう。
先生: 最後の第50問。製造所で製造作業を行う場所は、どんな構造でなければなりませんか。
生徒: コンクリートや板張りなど、外に飛散したり、漏れたり、地下にしみ込んだりするおそれのない構造です。粉じんや蒸気、廃水を処理する設備も必要です。
先生: 完璧です。法規の新編50問、おつかれさまでした。




