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12、紳士
紳士とは何か。我々現代人一人一人が、自分自身へもう一度、問い直す時代が訪れたのではないだろうか。人が、毎日朝日を伏し拝み、平和への祈りの供物を上納するのは、ひとえに現代紳士としての典型を認めているからではないだろうか。
三行よんで目が疲れた。結局そのコラムの論旨はこうだ。紳士として周囲から認められる為には、現在、わが社で編纂している「紳士録」へ名前を登録しなければ社会の木鐸。
ふうん、それでおかねを払うと、プロ紳士デビューできるんですねえ。昔からよくある手口だけど知らないのもいるんでしょうね、可哀そうに。上から目線で言ってあくびした。昔、雑誌の読者モデルがどうのこうの騒いでいた事など忘れたように、あくびした。
まぁ引っ掛かる奴は一部の特殊な先天性を持っている奴だけだ。ある意味で「売れる名簿」だと言える。胃袋と足元を見てれば、「プロ紳士」という呼称がどんな奴を指すのか簡単にわかる。
どのプロも、礼儀正しく優美な振る舞いをするとは、必ずしも言える訳ではない。




