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私物語。  作者: 私。
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9/11

エピソード8歳 〜お父さんのまくら〜

私、8歳になる。


小学校は相変わらず楽しかった。

だけど、8歳の私の記憶は、小学校にあまりない。


相変わらず転勤が多かったお父さん。長い転勤が終わったかと思ったら、また数カ月家を空けると言われた。


私の性格は、ほぼお父さんだった。

妹のさとみが、ほぼお母さん。


さとみがまだ小さくてお母さんと寝たいと言っていたからか、単純に私がお父さんと寝たかったからか、あまり覚えてないけど4人で並んで寝るときは、私はお父さんと一緒だった。


でも転勤が始まると、

隣にお父さんはおらず

代わりににまくらだけ残る。


その日は、朝から新幹線までお父さんを見送った。次に帰ってくるのは3ヶ月先。

私にはまだ3ヶ月がどのくらいの期間がわからなかった。果てしなくお父さんが帰ってこない気がしていた。


泣くのを堪えて、家に帰り着いて

寝室に行き、お父さんのまくらに顔を埋めていっぱい泣いた。すごーく泣いた。


それだけは鮮明に憶えてる。


あ、あと、習い事にプールを始めたことも憶えてる!

それからピアノも習ってたけど、あまり記憶にないので、そこまでだったのかなぁ。



…のちに、ピアノは習うのを辞めてから、本格的にハマりだす、のはもう少し先のお話。

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