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アラフィフになったキョロ充、異世界に行く  作者: アカピロ
第三章 キョロ充、冒険者に就職する
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第10話

 その日ハルキはまた元の世界の夢を見た……



 中学生の自分。友人に誘われるまま入ったサッカー部。練習がキツい。なんとか三年間耐えたが、公式戦には出れなかった。最後の試合で負けて号泣するチームメイト。

 勉強は割と出来た。授業を聞けばわかる。でも覚えなきゃいけない事が増えたから苦手な教科もある。それでも学年では上位一割位の中にいた。

 高校に進学した。あまりレベルの高くない高校にした。両親は学校なんてどこでも良い、自分で決めたなら頑張ってとだけ言っていた。

 中学の頃の友達の中で少しガラの悪い友達と遊ぶ事が増えた。背が急に伸びてガタイも良くなった。その頃から女の子にモテる様になった。

 不良っぽいけどオシャレでカッコいいグループ。その中にいる優しい男。レベルの低い高校だったから何もしなくても勉強はトップクラスだった。

 ある日、隣の街で友人といたら、この辺りで有名な年上の不良に絡まれた。自分はすぐに謝ったが、友人は歯向かった。

 二人共ボコボコにされたが、自分は手を出さずに耐えた。後で友人に素直に謝った方が早いのにって話をしたけど、なんか嫌だった、巻き込んで悪かったと笑いながら言うだけだった。

 その後その不良とは自分も友人も仲良くなった。

 そんな間に彼女は何人か移り変わった。本気だと思った彼女に振られ、なんとなく付き合った彼女にはそのうちこちらから別れを切り出す。

 いつからか知らない街に住みたくなって、高校を卒業して東京に就職する。

 両親は仕事なんてなんだって良い、自分のやりたい事をやれとだけ言って笑顔で送り出してくれた。

 

 朝、目が覚めたハルキの目にはやっぱり涙が流れていた。

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