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アラフィフになったキョロ充、異世界に行く  作者: アカピロ
第一章 キョロ充、森での暮らし
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第8話

3日程同じ様にスライムを集めて回り、テイムしたスライムの数は約100匹になった。


凄い数だと思えるが、3日間でこの数だと1日8時間探してたとすると1時間に3、4匹。

バニラが探してテイムに失敗がなかったからそんなにうじゃうじゃといた訳ではなく、普通なら出会わなくてもおかしくない程度の数だった。


他の魔物にも何度か遭遇したが、バニラがすぐに倒してしまったのでスライム以外のテイムはしていない。


倒した魔物は角の生えたウサギや甲羅の色が変わる亀、豹柄のイノシシがそれぞれ2、3頭だった。


どれも置いてあった本に載っていた弱い魔物の代表みたいなもので、豹柄のイノシシだけは少し強めと言うことだった。


最初にスライムをテイムした次の日からハルキはスライムを連れて採集に出ていて、そのスライム達が意外と役に立つ。


テイムしたスライムと感覚を共有する事でスライムの回りの様子がなんとなくわかったり、声を出さなくてもこちらの意思がある程度伝わったりするので獲物を見つけたりしやすくはなるのだが、今の所はバニラの索敵能力の方が遥かに上なのでそこまでではない。


それよりもみんな並んで上に荷物を乗せて運べるのだ。


一匹一匹はソフトボール位のサイズだが、器用に後ろから前に入れ替わりながら大きな獲物も運んでいく。

前の世界で言うと並んだバランスボールの上を人が滑る様な感じだが、かなりの速さで移動出来る。


3日目のスライム集めが終わり、家に帰ってバニラとライムにここでの過ごし方を新しい仲間に説明してねと頼み、ハルキは獲物の処理をする。


ある程度終わったところにバニラとライムが帰ってきた。


魔物からは小指の先ほどの魔石がとれ、角や牙、甲羅なんかは残しておいた。


いつもは森で使えそうな部分だけを取って残りは埋めてくるが、今日はスライムが丸ごと運んできているので、骨や内臓などが残っている。


バニラとライムに食べるか聞くとどちらも当たり前の様に食いついた。


他のスライムにも集合をかけて皮に残った肉や甲羅の内側なんかの処理もやらせてみるとあっという間に綺麗になった。


骨は流石に時間がかかる様だったので畑の隅に集めさせて好きにして良いよと伝える。


バニラはスライム以外にもハルキにテイムさせたい魔物がいる様だが、それ以外は今のところ食料か素材としてしか見ていないようだ。


ハルキはスライム集めは一旦終わらせて春まで自身と仲間の成長と食料調達に春まで時間を割く事にした。




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