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其の十四(またね)
卒業式がありました。実感がありません、たぶん、誰かに会いたいと思っても、会えないことに気づいたときに卒業の意味がわかるんだと思います。その時まで僕の涙とはサヨナラです。
卒業しても忘れることができない。
君からの卒業。
咲く前に散る桜。
春は遠くないけど、春が来る前に僕は遠くにいかないといけないみたいだ。
心だけはここに残して
思いだけは君に預けていきたいよ。
君といれた時間にサヨナラ、
君とまた会う約束のために。
果たす前にはてることのないように。
君にふさわしくなれるように。
君から遠ざかるのではなく
君に近づけるように
サヨナラサヨナラ
君の瞳に僕を残して
サヨナラサヨナラ
君の涙で溺れないように、
黒い海に僕が滲まないように、
笑顔のままで
サヨナラサヨナラ
君の笑顔に
サヨナラサヨナラ
「サヨナラ」ではなく「またね」と言える人を大切に。ガキの戯言はまだ続きます。ではでは。




