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異世界学園いざなぎ高校園芸部  作者: 桂虫夜穴


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22/27

22、けつのけ姫って、知ってるか?

「ナクサ!おい!「けつのけ姫」って知ってるか?」


ヨッシーのいきなりおバカ発言が

冒頭から炸裂だが....

今日は日曜日だ。

しかし、部長から緊急呼び出しがあり

登校と相成った。

そもそも、園芸部は他の活躍している部とは

一線を画す弱小部なのだ。

大した大会に出た事もなく、日曜日に登校し

部活をする事などは、まれな事なのだ。


「だるいな~。何の用事だ。

聞いても部長のヤツ...

「ヒミツ..後からのお楽しみですよ。」

…なんて、ぬかしやがって..」


「ああ、なんか、もったいぶってたな。」


などと、言いながらまたまた

部室で不毛トークが始まるうとしていた。

短亀ちゃんとチョン君は

すっかりイチャイチャ度がまし

二人切りでチョメチョメトークを

ヒソヒソとしている。


「何だ!ヨッシー!唐突だな!

ジブリのアレのパクリか?」


「いや..。パクリとは、ちょっと違うな!

アニメ関連じゃないからな!

ネットで話題になってるらしいんだよ。」


「ネットって、テレビは?」


「それがテレビはスルーしてるらしいんだ。」


「何だ!やばいヤツか?

今やテレビはSNSに、おんぶに抱っこだろ。

それがスルーするっちゃあ。アレだろ。エロか⁉︎ 」


「ナクサ!早いな。正え解!」


「正解って、ケツだろ!そっち系しか、ないだろ。」


「まぁな。でもなぁ。

多分、アンタが思ってるエロとは

ちょっと違うと思うんだよ。」


「何だよ。エロに、そんな違いがあるんかよ?」


「違いって言うか。

元々そんな意図も無く

自然に生まれたモノらしいんだ。」


「何か遠回しだな。ヨッシー!

とっとと確信に迫れよ!」


「ああ、引っ張る程のネタでも無いしな。

それがな...面白食い物ネタなんだ。」


「それがバズったのか?」


「それがテレビはスルーしてるらしいんだ。」


「何だ!やばいヤツか?

今やテレビはSNSに、おんぶに抱っこだろ。

それがスルーするっちゃあ。アレだる。エロか!?」


「ナクサ!早いな。正え解!」


「正解って、ケツだろ!そっち系しか、ないだろ。


「まあな。でもなあ。

多分、アンタが思ってるエロとは

ちょっと違うと思うんだよ。」


、「何だよ。エロに、そんな違いがあるんかよ?


「違いって言うか。

元々そんな意図も無く

自然に生まれたモノらしいんだ。」


「何か遠回しだな。ヨッシー!

とっとと確信に迫れよ!」


「ああ、引っ張る程のネタでも無いしな。

それがな...面白食い物ネタなんだ。」


ヨッシーはスマホの画面を開いた。


「ああ、これだ!」


「どれどれ..んー...

ゲッ!これは、まずいだろ!ヤバ過ぎる!

これは、短命だな。」


七草がまくし立てた。


「ああ、削除必至だな。」


しかし、ヨッシーは意外と冷静だ。


「しかし、名前のままだな。

ただ、「姫」ってなんだ。

そこだけ取って付けたみたいだな。」


七草の疑問にヨッシーが真剣な面持ちになった。


「そこが、肝なんだよ。

結構、「姫」って付いた植物が、あるらしいんだ。

花が小さかったり可憐な可愛い感じだと

「姫」って、つけるらしいんだ。」


七草も真剣な面持ちになった。

「けつのけ姫」と言う

あまりにバカげたワードから始まったこの話題に

二人の少女がマジで熱弁を繰り広げていた。


「..って、ことは、その花の実って事か?

しかし、これは、小っちゃくも無いし

可憐とは、程遠いぞ!」


「そうだな。これ持ってるオジサンと比べたら...

これ...実物大だもんな。」


「これ、でも、ズバリ!桃だよな。」


「まあ、桃だな。それこそ桃尻だな。」


「桃ケツだな。しかしデカいな。

ヨッシー。アンタのケツくらいありそうだな。」


七草がニヤニヤしだした。

そろそろ会話の脱線が始まりそうだ。


「いや、もっとだよ。こりゃ、異次元級だ!

私のコケティシュなヒップとは大違いだろ。」


「何だ!転けてティッシュがケツに挟まったのか?」


「どんな確率で

そんな器用な事が出来るんだあ⁉︎ 」


「君なら出来る!!」



「出来るか!...うんなもん!

それより、問題はこの毛見たいなヤツだよ。

これが全てをぶち壊している。」


「そうか。私は、面白くしてると思うけどな。」


「アンタの心根に引っかかったって訳か!

私にはエロの権化にしか見えんがね。」


七草の瞳が輝きだした。


「オモシロの権化だろよ。だからバズったんだろ

アンタのエロ嫌いは

拒否反応を起こしたかもしれんが...

見るよ!このオジサンのドヤ顔。

正にドーヤ!すげえだる!って顔してる。

この人が作ったのかね?」


「..らしいな。品種改良を重ねた結果らしいぞ。


「エロじじいだな!」


七草が、いきなり言い放った。


「何だ急に!そんな言い方。

このおじさん、頑張ったんだぞ。

可哀想じゃないか!

苦労して品種改良して、ここまで育てたのに....」


ヨッシーは、なぜか、おじさんをかばった。


「ヨッシー!そこは認めてるのか?

いや、だから、ここが、到達点なんだろ。

ずっと、ここを目指してきたんだろ。

その達成感が、この顔なんだろ。

よく見るよ。いやらしい顔、しとるぜ!」


七草は畳み掛けようとしたが

ヨッシーは食い下がった。


「それはアンタの個人的見解だろ。」


しかし、七草は、なおも譲らなかった。


「この表情は自慢だろ。自慢してるだけだる!

自己顕示欲の塊だ!」


「そんくらい、いいじゃん!

折角、頑張ったんだから。

出来たモノ自体はイヤらしくて看過出来んけど。

ここまで頑張った苦労とかは、認めてあげたいよ。


ヨッシーも、おじさんを庇う事をやめなかった。

すっかりおじさんに感情移入して、しまっていた。


「ヨッシーイ...だからな

これが、突然変異か何かで一発で出来たヤツなら「ハハハツ、オジサン。面白いね。」で終わる話だけど。

ひたすら、これを目指してきたんだる。

この形や大きさになるまで

この方向性の実を何世代も掛け合わせて来たんだる。

..殆ど変態だ!」


七草は納得しないヨッシーに焦れて、少し感情的になが、ヨッシーも引かなかった。


「いや、変態は、ないだろ。それは言い過ぎだ!」


「じゃあ、イイ意味で、変態だ。」


「何も、変わっとりゃあせんよ!」


「だって、ケツに似てるヤツを畑を回りなから探し回ってるんだろ。

ニヤニヤしながら。」


「だ、か、ら、それは、ナクサ!アンタの想像だろ。

やってる時は真剣顔かも知れんだろ。」


「その方が、怖えーよ!

むしろニヤニヤしててくれた方がしっくりくるよ。

「オッチャン!ホンマにスケベやなぁ。ハハハ」で

済むやる。

それを真剣な顔してやられたら...

ウーッ、寒ぶっ!」


七草は腕組みをして、本当に寒そうな素ぶりをした。

 

「まあ、まあ、そうかも知れんけど。

でも本当に大変は大変やったと思うぜ。

見るよこれ!

元々は、これだったらしいからな。」


また、ヨッシーがスマホを開き、七草に見せた。


「何だ。普通に桃じゃん。

名前は、まんま、「桃姫」か….

これならわかるよ。可愛いし...

可憐な感じも合わせ持ってる。

姫中の姫!

姫史上最高の姫じゃないか!


七草はスマホを手に満面の笑みで、そう言った。


「そこで、ぶっこむかね。

アンタの厚かましさを..

自己申告も大概にしときなよ!」


「ええじゃろ。ええじゃろ。それくらい!」


「そこは、それこそ看過できんよ!」


「そこを何とか、お願げーしますだ。お代官様!」


「もーいいから、そのくだりは...」



「そだな。キヒヒッ!」


「気持ち悪りい笑い方すんなって!ハハハッ!」



続く


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