就職先決まりました
投稿が遅くなりすみません。精神的肉体的ダメージを負いちょっとしなってました。肉体的には全治一月程かかるそうで……精神的には怪我と関係ない仕事なので仕方がない……。
短めですがすみません!!
王城に着き、前回と違い凄く豪華な部屋に通された。そしてフカフカなソファーを勧められた。
「……は!私別にこっちで職探してないんですけど!」
思い出しヒューバートさんに伝えたがそうでしたか?って言ってそのあとは笑みを深めるばかり…
ど う い う こ と だ!!!
目をさまよわせていると、とても綺麗な顔の金髪の男の子?が入ってきた。私は急いで立った。
「こんにちは」
「こ、こんにちは」
「遠いところ来てもらってごめんね?」
「い、いえ」
本当誰?私何かした?待ってよ、王城でしょ?王族が住む城でもあり王宮?……レオン殿下より下に見える……え?第二王子??え?……ここは私から挨拶?え?でも呼ばれたし……いやここは、下々からだよね!!?
「お初にお目にかかります、梨愛・金谷と申します」
そう挨拶しつつスカートをつまんで礼をする……これでいいんだっけ?シラネ!!
「初めまして、ダニエル・ルーズベルトだ。レオン兄上の弟とでも言えば良いかな?」
てーすーよーねー、やはりそうですよね……
「初めまして、殿下」
「ぁあ、いいよ名前で呼んで?兄上と一緒にいたらどっちを呼んでるか分からなくなるしな」
「……畏まりました。ダニエル殿下」
何でここで弟が来るかな!!?とりあえず、顔上げたくない!
「で、仕事を探してるんだったかな?」
「い、いえ、仕事など探しておりません……」
「可笑しいな…仕事を探してると聞いていたんだが」
「はい、リア…様は、先日職を無くし住む家も火事になったとかで、お困りのご様子でした」
何故お前が答えるんだ!!!
「そうか…で、リア…殿だったかな?何が出来るのかな?」
「えっと……何も?」
「………」
そんな笑みを深められても……手にいやな汗が出る。
「あ、えっと…事務的なことや料理などでしたら……」
「………ふむ」
いや本当良いからね?仕事探してないのよ!!
「あ、あの、私そこそこ蓄えもあるのでまだ無職でも……その……」
最後の方は尻すぼみしてしまった……私この子達より年上なのに…つい顔を下げてしまった…………あれ?と言うか私別にこっちの人間じゃ無いしとっとと逃げれば向こう行けるし別に畏まらなくても良くない?うんそうだよね!!
って思って顔を上げたら斜め前に立っているヒューバートさんの顔が「余計なことはするなよ」って言っている……え、あれ、口に出してた??
「分かった、明日には答えを出そう。また明日連絡する」
「は、はい、お、お願いいたします」
急いで立ってお辞儀した。
いいよ本当に探さなくて良いからね!!
「そ、それでは御前失礼致します」
とりあえずこの場所には居たくなくて部屋の外に出た。部屋の外にはメイドさんと騎士さん達がいた。メイドさんが馬車の所まで案内してくれるらしい。
はぁ、とっととずらかろう!!
「で、彼女が例の?」
「はい。調べてみた結果、約半年前にエルリック・ハスーラが異世界から召喚し契約して居るようです。今は向こうとこちらを行き来しているようでして、こちらが彼女の持ち物でケイタイという物です。この本は…まだ中を拝見していないのでなんとも言えませんがあちらの本だと思います……たぶんよからぬ本かと」
「ふむ…しかし異世界か……」
そう言ってダニエル殿下はケイタイを手に取り観察しボタンを押した。
「ん、何かここが変わったぞ」
「操作方法は存じ上げませんがよくそれで、シャシンとやらを撮っておりました」
「ぁあ、以前訓練所に変な行動をする女性がいると報告が入っていたが…あれは確か兄上の客で……お前もいたな。もしやそれがあの女性か…」
「ええ……」
少し遠い目をするヒューバート。
「………そうか…ふむ、この本は…」
そう言って中を覗いてすぐに閉じた。
「……け、けしからんな!!」
「はい……あ、ですがそれに描かれている絵のように綺麗なものが撮れるようです」
「それは凄い」
「はい……」
「だがけしからん……」
「それで彼女の処遇はいかが致しましょう」
「そうだな、彼女が言ったように異性を惹き付ける……もうこれは禁術レベルまで使っているのだろう…」
今日の報告では、リアの事やリアが発言したことを元に調べたことの報告が上がってきていた。異世界とは驚きだ。それ以上に彼女が何かをしたのではと思ったが、時系列が少しズレていた。……彼女を使えば早めの解決が見込める気がする。
「学園に放り込もうか……」
「畏まりました」
――――
馬車に乗りこむまで気分が沈んでいたが、帰りは1人なのだと気づきやったーと思ったのも束の間、携帯をヒューバートさんに渡していたことを思い出し打ちのめされたリアはイスに座り伏せた。
その後すぐに、急いできたようで息を少し切らしたヒューバートさんが乗り込んできて前の座席に座った。そして馬車は動き出した。
少し苛ついたが携帯を返しに来たと思えばと思い話しかけた。
「もう、送らなくていいので」
「それはいけません、女性の方を1人で帰すなど出来ません」
「はぁ……で、携帯は?」
「あっ………」「えっ?」
「すみません、忘れてきました」
「出てけーーーー!!とってこい!!!」
そう叫んでヒューバートさんの腕を引っ張るが動かない。それを見て笑うヒューバートさん。
「また近々会うじゃないですか、その時に返しますよ?」
「携帯依存症予備軍なめんなぁぁぁ!!!」
「あ、仕事決まりましたよ?学園で仕事して頂きます」
「黙れぇぇぇぇ………」
そんな五月蠅い車内の内容は乗り込む前にかけた防音の魔法で漏れることはなかった、
読んで下さりありがとうございます。
良いお年を……




