お家に帰れません 2
最近のより少し短いです。
月曜か木曜のどちらかの投稿目指して頑張ります←
また別視点書きたいけど……まだ……書き出したらルンルンで書くのに書く時間が無い……
鎮火後に警察に身元確認やら何やら言われたけど、とりあえず部屋の中を探さないとーー的なことを言っておいた…だって荷物向こうだし!
ちなみに我が部屋は住めなくなったよ!まぁ、全部って訳じゃ無いけどさ……ぬれてますわぁ……隣火事だし壁がね?見てくれなんとも無さそうなんだけど……とりあえずもうつかれた…明日にしよう。
「陽華の所にでも行こうかな……」
とりあえずまた携帯に連絡が入るとのことで退散……野次馬が本当に邪魔。
私が住んでいたアパートから30分ほど歩いたところに友達のお家がある。駅近でスーパーも揃ってるし手続きとかは別駅でも駅前にあるから持っていた自転車はこの前の引越の時に捨ててきたので、徒歩で行くしかない。しかも携帯が無いから連絡とれない。坊ちゃんに携帯の忘れ物を聞いたけどそんな物は無いと言われた。何処に行ったのかな……。
「ヒューバートか!!!!」
立ち止まって大声で呼んでしまったが、こんな時間なので誰も歩いていない。助かった……ってか私の携帯取ったままとか!それに腰に手を回して………ギャーー!!
両手でつい顔を隠す。誰にも見られてないけど恥ずかしい!絶対に顔赤いよ!もう!!
悶々と歩いていると陽華の家に着いた。電気付いてるけど…起きてるかな?一応インターホンで呼んでみる。
「梨愛……何時だと思ってんの?流石に子供寝てるし常識考えてよ…ってか電話くらい出来るでしょう?」
「すみません……とりあえずアパート隣火事で家で寝れなくて……」
「はっ!!?ちょ……え?とりあえず入りな!鍵開けに行くわ!!」
インターホンから聞こえた声は始めは怒ってたけど、出て来た彼女は私のまだ湿った服と煙の臭いが染みついていたみたいで、納得してくれた。
「でも、とりあえず携帯に連絡ぐらいいれてよー。子供寝てるし…まぁ、まだ私が起きてたから良かったけどさ…」
「ごめん…携帯忘れてきたんだ…」
「え?アパートに?危なくない!!?」
「大丈夫、人に渡して返してもらうの忘れてたんだ……」
「携帯貸して返してもらうの忘れるとか無いわ…」
「かくかくしかじかありまして……」
「いや、かくかくしかじかって、内容言いなよ!」
「ごめん……ちょっともう疲れてさ……」
私はリビングにごろんと寝転がせてもらった。
「ま…そうよね…で、今日だけ泊まるの?私明後日から子供連れて旅行行くんだけど?」
「え……そっかぁ」
どうしようかな……って悩んでたら坊ちゃんの声が聞こえてきた。
「おい、リア大丈夫なのか!!?全然連絡無いのだが?」
ま、待て今友達の家!!!どうしよう!!
「?梨愛どうしたの?」
「お、お手洗いお借りします!!!」
急いでトイレに駆け込んで坊ちゃんに小声で返事をする。
「ご、ごめん坊ちゃん!!火事は鎮火したんだけど部屋に住めなくて友達の家に今来てるんだ」
「なら、早くそうだと連絡寄こせ!人を心配させておいて」
「す、すみません」
「まぁいい。とりあえず荷物は梨愛が寝ていた部屋に、明日にでも置いておくからな」
「ありがとう!あ、後で荷物取りに行っていい?」
「勝手に来い」
「ありがとう!!じゃ、落ち着いたら取りに行くね!と言うかどうやって行けばいいの?」
「……お前今までどうやって来てたんだ?」
「え?初めて通ったところ?」
「………多分それは先入観だろうな。そこから通じているって言う」
「え?そうなの?えー……ちなみに呼ばれないといけないの?」
「ん、まぁそうだが何故だ?」
「何となく?」
「まぁいいや、もう少ししたら行くね?」
「ん、出来れば早めに頼む。俺も寝たいからな」
「了解なり」
坊ちゃんとの話を終えてトイレから出ると目の前に陽華が立っていた。
「…と…トイレの前に立ってられてたとか…恥ずかしいんだけど……」
「誰と話してたの?ってか携帯持ってるんじゃん!!」
「いやないよ!!」
「は?今誰かと会話してた感じじゃん」
何て説明したら……もう疲れてるのに!!もう面倒だ。
「ちょっと待って!理由を説明するから本当にちょっと待って」
「はぁ?」
「いや本当、待って」
「はいはい」
うわぁ、適当……ま、仕方ない。
どうすればいいのかな?とりあえず…トイレの扉を開けたら…異世界的な感じと思って
「坊ちゃん今から行くね」
「あぁ」
いざ、オープン!!
…………トイレの扉開けたら異世界とか調子乗っていったけど何かやだな…とか後から思ったのは言うまでもない。トイレ行きたいのに異世界に飛ばされでもしてたら……来て早々トイレ所望したら……考えたくも無い…
「やふー、坊ちゃん?」
「静かにしろ、今もう夜中だぞ」
すいません、と謝りながら財布やら何やら入ってる鞄をとった。荷物は壁のほうに綺麗に集められていた。ついでに陽華に借りたカメラセットが入ったキャリーも持って行くことにした。
「荷物ごめんね?できるだけ早く住むとこ決めるからそれまで置いておいて欲しいんだけど、大丈夫かな?」
「問題無い」
「ありがとう、また連絡するね」
「分かった」
寝る挨拶をして私は待た来たところを戻ったら、目の前にまた陽華がいた。
「な、な、なな……嘘でしょう!!!!」
「?マジです?」
「ちょ、とりあえず詳しく、詳しく話して!ささ、梨愛様飲み物でもお入れしますね?」
「明日、と言うか今日は出掛けるんじゃ無かったの」
「いやそんなとことより今はこっちが重要!」
「眠たいんだけど…」
「さ、さ、コーヒーでもどうぞどうぞ」
背中を押され、こたつ机に座らせられたかと思うと缶コーヒーが出された。淹れるんじゃ無いのね…
私は召還されたこと、仕事クビになったこと、向こうに旅行してきたことをざっくりと話をした。
「だから、カメラセット貸して欲しいって言ってきたのね…そのデータ寄こしなされ」
「まぁまぁ、まずは中身のご確認から」
そう言ってカードを抜き陽華のパソコンにさして見せた。凄く食い入るように見て真剣な顔をしていた。
「す………凄くいいシチュエーションなのに……何で皆表情が死んでるの?いや、いい写真もあるよう?でもさこの、騎士とメイド?もう疲れた顔してない?」
「そこはフィルターをかけてみて貰えると有難い」
「それは任せろ……ちなみに写真だけなのか?」
「いえいえ、まさか。先程私のノートパソコン取ってきているのでそちらでは動画を…」
「うむ、分かってるではないか、苦しゅうない」
お互いにやけ顔が止まらない。だって画面の向こうはリアルな異世界が広がってるのよ?いや、常そうだけど…というか、私にはリアルだけど……もう…楽しすぎます。
「うわぁ、これが本当の異世界!!素晴らし!!ありがとう神様!私子供いるから無理だったけど、身近にこんな存在をお与え下さりありがとう御座います!!」
「ん、私への感謝は?」
「…ありがとう、ありがとう」
適当な感謝されたが、まぁいいか。シングルマザーは大変だもんね。
陽華はバツイチの子持ちのシングルマザー。子供が2人いて小学生と保育園に通っていてフルタイムのパートをしているんだよね。正社員で働きたいけど、子供いると足下見られて雇ってくれにくいそうで、まぁ…元旦那からいっぱい取ったしで今は何とかなっているらしい。ちなみに一軒家に住んでるし、子供は二階で寝てるので多少わいわいしてても大丈夫……かな?
ちなみに離婚原因は元旦那のDVと2人目妊娠中に不倫した挙げく向こうも妊娠…向こうの女性は妊娠したから別れろとか言ってきたりともう…ね?…とりあえず疲れたしふんだくって離婚となったらしい。元旦那も不倫相手も社長息子、令嬢だったしまぁ……、ね?
あとついでに小説家、これ趣味だけど、好きなことらしく子供が寝たあとや休憩中に書くそうだ……ので、今回の写真と動画のネタ提供ってなわけです。
「……私寝るね?ソファ借りるよ?」
「明るいけどいいの?」
「でないと明日の朝起きられないかな?」
「了解」
「おやすみー」
本当に今日はつかれた。ええもう色々と…最後までありすぎな1日でした。
読んで下さりありがとうございます!




