お家帰れません
かなり短いです。もっと細かく書こうかと思ったけど…ニュースが多くて……悩んだのですが初期設定でこれにしてたし書き直すも難しいのでサクッと…サクッとしました。
火事です。火事です。火事ですーーーー!!
帰ってきて何か焦げ臭いと思い、部屋の中を見たけど何も無い。窓の方を見るとやけに片方明るい……まさかと思い見ると炎がごうごうと………
いや待て待て待て待て待て!!!!!!兎に角逃げないと……いや待て待て!!私の宝が…水水!!……はっ!!そうだ!
私は急いで坊ちゃんに扉をまだ閉めないで、と叫ぶ。凄くかったるそうに返事をされた。急いで持っていた荷物を放り込み、次に私の宝達を投げ込んだ。フィギュアや衣装、ゲーム関連セットパソコン……etc.火で燃えている私服は無視無視!家に帰ってからまだ三十秒もしない内に呼吸が辛くなる。と言うか命の危険を感じる。だって隣は火の海なんだから!こんな木造アパートすぐ燃える!!
脳内で坊ちゃんの怒りの声が聞こえたがそれどころじゃ無い。私が一生懸命集めた宝を火事で……ってかもう無理!!!兎に角家の外に出ないと!!!
幸いまだ、坊ちゃんが扉を開けてくれていたのでそっちに駆け込む。
「お前なぁ!!何なんだこ……れ……はって…どうしたんだ!!」
いつもと違う私にさっきとは違い所々服が溶けているのを見て坊ちゃんは焦って怒りから心配の声をかけてくれた。
「私の…住んでるアパートが……火事で………」
「はぁ!?」
何で火事になってんの?確かに木造アパートだし古いしスプリンクラーないし………。そもそも火事って…寝たばこ?ストーブ?いや待てそんな季節じゃ無い…料理?子供?でも私の住んでるアパートワンルームだよ?寧ろ子供と一緒にいる人見たこと無い。え?じゃぁ、寝たばこか料理か?……いや不審火??
「大丈…夫なのか?」
「分かんない……確認したいけど火事だし…木造だし…どうしたらいいの?まだ引っ越して半年くらいなんだけど…何で火事なんか……ってか家財道具どうしよう……通帳とカードと印鑑は……あるね。そう言えばこっち来るときにキャリーにいれてたんだった…」
「魔法使えば……ってそうか、リアの世界には無いんだったな」
「そうなんだよね……あ、とりあえず鎮火するまでこっちにいていい??流石にあんな中向こうに出るのは怖いし…あー、でも出る位置変えられる?」
「いても構わん。出る場所はリアが思っているところに出られる」
「そっか……」
まだ部屋には大事な物はある。でも、財布と通帳とパソコンが最低あればまぁ、何とか……常に貴重品セットをまとめて置いておいて良かった。でも今まで買ったものは駄目になったなぁ…あーもう、誰だよ!!たばこかな?原因なんだろう…
やっぱり気になる!現状確認しないと、私の城が!!誰よ本当に!とりあえずもう一度部屋に行こうか…いやでも……仕方ない!
「坊ちゃん!私を水で濡らして!!」
「はっ!!?……外に出ろ」
私は外に出て坊ちゃんに頭上から水魔法でぬらしてもらい急いで自分の部屋に帰った。部屋の中はさっきより酷い。兎に角ベランダから脱出。幸い出火からそんな時間も経って居らず、同じ住居の方々は先に出ていたが私もたいして変わらない時間だったみたいだ。
燃える部屋を見て、早くこっちに戻ってきて良かったと胸をなで下ろしていると、ちょうど消防車が来た。
火は1時間も経たないで消し止められた。ここの住人は大学生で一人暮らしなんだが、やけどをしたらしく病院に搬送されていった。出火原因はこれから調査とのこと。
気が付けばもう夜中にさしかかろうとしていた。兎に角帰ろうかな……って無理じゃん!!?とりあえず友達の家に行こうかな……
読んで頂きありがとうございます。




