ENJO 催促(の電話)は鳴り続ける It's JOIN 届けたい転属願
炎上プロジェクトについて考えてみる感じでいきますけども。
ちなみに私自身が燃やしたことって実は一度もなかったり。
まあ、見積もりを切り詰めに切り詰めても普通に燃える前に終わりますよねというだけなんですけどね。
タイトスケジュールにしておけば周りもその分必死になるし。
ぶっちゃけQAだとか仕様策定、仕様変更に無駄な時間がかからないなら燃える要素がないとか思ってたり。
自分で作業する上では、ですが。
炎上プロジェクトの特徴っていくつかありますけど、確実に含まれる部分に金の出し渋りがあるなー、とか思っていたり。
金を出し渋れば当然ですがアサインされる人員が減る。
結果的に期間だとか工数だとかが足りなくなって燃えるというのが基本的な部分ですね。
炎上プロジェクトという括りで考えて見積もりの平均を取ってみると、大体ですけど適正価格の1/10から1/5程度で発注してるところが多いイメージですね。
そりゃ燃えたりクオリティ下がったりするよねと思いますけど。
実際10人でやるべきところに1人か2人しか入らないわけですから。
しかもそういう出し渋りをするところにメインでアサインされる人員って、言い方酷いですが二級品だったりもする。
経験的とか能力的に不足してるような人員がアサインされることが多いです。
当たり前といえば当たり前なんですけどね、一級品の戦力は当然のように上客に優先的に割り振られますし。
まあ、金払い悪い客とかわりとどうでも良いんでそうなりますよねとか思う部分はありますけど。
とは言いつつも、看過できないレベルになれば一時的に一級品の戦力入れて無理やり回復を狙ったりする場合もありますけども。
その辺りは状況次第ですけどね。
でまあ、なんでそんな適正価格から外れた分しか払わないような状態になるのかと考えると……。
言い方悪いですけど、結局仕事頼む方から正確で十全な情報とか絶対にでてこないというのがありますね。
どうすれば作れるか見えてないだとか、ちょっとでも安くしようとして情報を伏せようとする頭がおかしいのがいたりするだとか要因はいろいろとありますけど。
で、請け負う側の管理者にもよりますけどそれで甘々だとかだだ漏れだとかの非常に酷い見積書ができてそれで仕事を受けてしまうから工期が足りなくなる。
そして燃える。
いつも思うんですけど、見積もりというのは常に余裕を持たないとそりゃ燃えますよという感じですよね、と。
見積工数とか設計工数が削られたりする前提だというなら管理工数的な名目でそもそもそこを盛り直さないといけませんしね。
で、そこ削るようなところって払いを渋ることが多い。
結果的にクソみたいな値段でアホみたいな仕事させられて燃えるという。
しかも燃えたりクオリティ下がったりすると文句いうし本当になんなのかと思いますけどね。
それならケチるなよ、とか思う。
安くしようとするとクオリティ下がるのは当たり前だろと。
食物でも建物でも同じでしょうに、と。
文句言うような場所ほど追加作業については金払おうとしませんしね。
そりゃクオリティ下がって当たり前。
クオリティ担保するための金もらってないんだから当然です。
ついでにいうと、十分な工期だとか工数がない状態で作ろうとすれば燃えたりバグったりするのも当然ですよね、というところ。
常に言えることとして、『プロジェクトが炎上する』というのが時間/期間的な不足だとか超過してる状態を指す場合がほとんどなんで、結局時間か期間、要するに金の払いが足りないから燃えるんだよという感じですね。