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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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小さな楽しみ

 学校に行く道でもなく、買い物に行く道でもなく、遊びに行く時でもほとんど通らない道。あたしの家の近くにはそんな道があります。


 理由としては、遠回りになってしまうからなのですが、最近この道がちょっとだけお気に入りです。


 ちゃんと言うならこの道にある歩道橋があたしのお気に入りなんです。


 あまり歩く人の通らない道ですからそれだけでも少し不思議な気持ちになってしまいますが、歩道橋に上るとそれが二倍にも三倍にも膨れ上がります。


 普段隣を走っている車が真下を通る感覚、自分が道路の真ん中にいる感覚、それから普段は見えないものが見える高さ。それらすべてがあたしを楽しくさせてくれます。


 これが夜になるとまた違った光景を見せてくれます。


 車のライトによる光の川。白っぽい光も後ろを見ればすぐに赤に変わって、雨なんか降っていると光がぼんやりとしてとてもきれいです。


 ただ、あまり帰るのが遅くなるとお兄ちゃんが心配するので、いつも後ろ髪をひかれる思いでその場を離れます。


 いつか、真夜中まで見ていたいなと思いました。


 手抜きじゃないd(ry


 一度夜の歩道橋に上ってみてください。

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