強がり
「ねぇねは部活に入ってるんですよね?」
いつものように家にやってきたねぇねを見ているとふと思い出したので尋ねてみます。
ねぇねは「部活というよりサークルだけどね」と言ってからこちらの質問を待つように少し首をかしげました。
「えっと、普段どんなことをしてるんですか?」
「そうね。基本的に月に何回か集まってそれぞれ書いてきた作品を見せ合った後、批評しあうみたいな感じかな?」
なるほどそれでこうやってよく家に遊びに来れるのかと、少し納得しているとねぇねが身を乗り出すと勢いよく話し始めます。
「それでね。なぜか私の作品だけ一人は全否定してくる人がいるんだよね。『ここはもっとこうした方がいいんじゃない』とか『ここの展開変じゃない』とかじゃなくて、途中まで読んだと思うと『こんなの読む価値もない』みたいに放り出しちゃう人が」
ねぇねの迫力に押されてあたしは少し驚いてしまいますが、何となく酷い人もいるんだなと思ってしまいました。
しかし、ねぇねは「でも」と言ってからきちんと座りなおします。
「でも、そう感じると思う人もいるとちゃんと受け止めないといけないんだなとも思うのよね。そんな人もいるとわかったうえ如何していくのか考えていくのが大事たと思うの」
そういったねぇねはとても大人っぽかったですが、どこか自分に言い聞かせているようにも聞こえました。
批判対象になるほど有名でもない自分勝ち組……orz




