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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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エスカレーター

 今日はお兄ちゃんとねぇねと一緒にお買い物です。いつもの夕飯の買い物などではなくちょっと遠出してデパートまで来ています。


 特に何か買うというのではなく洋服屋さんに行ったり、本屋さんに行ったり、CD屋さんに行ったりしながら欲しいものがあればそれぞれで買うといった感じです。


 そんな中エスカレーターに乗った時にお兄ちゃんにふと尋ねてみます。


「ねぇ、あーにぃ、エスカレーターって右に立った方がいいの左に立った方がいいの?」


「地域によっても違うだろうが、この辺は左に立って急いでいる人が右に立つな」


 そんな会話をしているときにねぇねが右側に立っているのが見えました。


「ねぇねは右に立つんですね」


 若干上の空だったねぇねはハッとこちらを見るとのんびりとした口調で話し始めます。


「私は基本適当に立つんだよ。別に今は混んでないしね」


「でも、マナー的にはどうなんだろうな」


 お兄ちゃんが少し責めるようにねぇねにいうと、ねぇねは「マナー的にはよくないかもね」と笑います。


「でも、実際問題として片方にしか乗らないから、まだ半分は使えるのに買い換えなくちゃいけない事態とかも起こっているらしいわよ」


「なんと言うかマナーとエコは両立しないんだな」


 すでにエスカレーターで登り切っていたあたしたちは、降りる場所で立ち話をしていて少しほかの人の邪魔になっていました。

あくまで聞いた話

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