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LOVERSコード  作者: 蒼貴みかげ


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code04:vision06 三係の夜

「エコクマ……リンクス……」


 帰宅後、凝りもせずPCを見ている。

 何か掴めたら……が、成果はない。


 エコクマちゃんは、

 文字どおり”クマ”の見た目の登場キャラ。

 

 リンクスくんは、

 山猫、つまり完全に”猫”のキャラ。

 


 キャスティング・4・グレイテスト。

 ワイルド・ファング。


 実は両方とも、やっているゲームだった。

 プレイ時間は相当数を超えている。

 いとこの望の影響=布教による。


 休憩室でのことを思い返した。

 高桐は意味は絶対あると言った。

 スマホを『置いて行った』意味。


 三朝は言えなかった。

 ステッカーの共通点=ゲームのキャラ。

 気づいているだろうか。

 

 共通点と呼んでいいか、不明の。

 この奇妙な一致に――。


     ***


 聴取を切り上げて司令室に戻った。

 奈守が無言でドアを開けると。

 

 白石がノートPC2台と格闘を続けていた。


 ディスプレイと、キーボードのLEDライト。

 他の照明はついていない。

 あえて気配も忍ばせて、ドアを閉めた。


 そうっと近寄るが、気づく様子はない。

 よほど没頭している。 

 PCを見比べ、小声でぼそぼそ。

 

 離れたイスにゆっくり座り、見守った。


 横顔は真剣そのもの。

 そんな時の白石には目を惹くものがあった。

 男の奈守が見ても。

 こう、静かな熱のようなものが……。 


「奈守」


 そして野生の感覚も備わっている、らしい。

 ディスプレイを見たまま言った。

 

「気づいてるから」

「あ、ごめん」

『LOVERSコード』および関連作品に掲載されている文章・画像・動画・ロゴ・キャラクター・設定等の権利は、作者・蒼貴みかげに帰属します。

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