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LOVERSコード  作者: 蒼貴みかげ


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code02:vision09 というかナンパ通り

――4月19日 22時15分――


「え、なにあれ」

「やばー……」 


 通りを渡ると、またさっそく。

 囁き合う女子の声が耳に入ってきた。


 来る前に奈守が予言していたものの、

 本当にこれほど、たかって来るとは。

 どのグループも色めき立って。

 いずれ列でも出来るんじゃないだろうか。


 今度のは、これまた露出度高めの、

 ロングとショートカットのコンビだった。

 

 手を取り合って駆けてくる。

 はずんだ調子で高桐を取り囲んだ。

 

「お兄さん! これから飲みですか?」


 2人とも目が輝いている。

 

「いや、仕事中。この白いバン、

昨日、この裏通りで見かけなかったかな」


 高桐は平然とスマホを見せた。

 顔を見合わせ驚くコンビ。

 

「待って待って、刑事さん?」

「え? ドラマ?」


 2人でぴったり高桐をはさんで、

 スマホと高桐を見比べている。

 離れるつもりはなさそうだ。

 

「え、裏通りだよね?」

「行く人いないでしょ」

「そう。じゃ、この子はどう?」


 画像を切り替え、もう一度、見せている。


 三朝は、こちらは順調だなと思い、

 自分はどうするか、と後ろを向いた。


 何人かの男性チームがこちらを見ていた。

 話を訊こうと、人並みを分けて近づいた。

 

 すると、また誰かがぶつかって。

 がしっと抱きとめられた。

『LOVERSコード』および関連作品に掲載されている文章・画像・動画・ロゴ・キャラクター・設定等の権利は、作者・蒼貴みかげに帰属します。

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