第6話 人口半減の恐怖
2030年ごろに大きな政治的改革があった。農業と少子化対策だ。すぐに1億二千万人から1億人に人口が減少するのが肌で感じられる状況になって国民の多くが焦った。
2049年現在、また変革が進行している。6千万人になるのだ。ただ、その後はあまり減少しない予測が出ているが。
おかしなこと、本当におかしいのだが、このように人口が急落しているのにGDPは4位付近をうろうろしている。
2026年、インドとドイツに抜かれてGDPは5位に落ちた。でも、ドイツも移民問題で大変な状況であったので、ほぼ同じGDPで推移している。インドは少しずつGDPが上昇している。歴史的にみれば急激にGDPが増えることが起こるはずだが、そうならなかった。
今、男女があまり結婚を意識せずに付き合い、Sexをし、子供ももうける。しかし、2030年ごろに、産婦人科と乳幼児の保育所が一体になる計画が実施された。中世の貴族でいう乳母がいる状況を作り出した。保育士の給与は倍増した。看護婦と同じ水準だ。
親が養育を無視しないでいる限り、社会が子供を育てていく環境が手厚く構築されたことになる。
そうなるにしたがって、子供を作る垣根は低くなった。その結果Sexがおおらかに行う傾向になったのが今。養育費は数倍に跳ね上がったので、しっかり働く必要が出た。養育費の支払いから逃げられない法律になっている。
僕は、安住さやかと一緒に、警備の等々力さんも同乗しているが、ホンダジェットで南鳥島に向かっている。X線装置を使った一連の実験データを設置するアホウドリで収集する役目だ。
人口減少は当然自衛隊員の減少にもつながった。
いろいろ法律が変わり、自衛隊の基地と民間の共有がより進んでいる。
個室でまったりしている。このジェット機は快適だ。ベッドの横に寝ているのはさやか。
さっきまで、激しく腰を振っていたので、僕も心地よい疲れでダラーとしているが、スケベな手は、彼女の下半身にもぐりこんでいる。




