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第5話 X線装置の搬送準備

 こちらに帰ってきた理由は、3年間の研究成果で、10nmクラスの軟X線を当てると、次の工程に行く前、安定した形で残渣を残せるというのだ。


 10kWのX線発生装置と防護壁を運ぶ。後、作業をする2足走行の作業用ロボットを2体も用意されていた。


 僕は搬送の確認作業をしなくても、メッセージを送って指示ができるのだが、副リーダのシュベルト・エレーネと直接会って、齟齬がないかを確認したかった。




 搬送にはC2輸送機が2機使われ、南鳥島航空基地まで運んでくれる。そこからは、アホウドリ側で用意した大型ヘリでピストン輸送する。


 X線装置の運用では大電力が必要なのでFFMの1隻に、ガスタービンエンジンを動かして電力を供給してもらう約束になっている。そのためのケーブルも特注で作った。




 エレーネは巨乳ロリコンである。漫画に出てきそうな体形だが、勘が鋭いのででれーと見ているわけにはいかない。でも、薄い綿のケーブル編みのセーターに、膝上30cmチェック柄のプリーツスカートは違反だろう。まるでJKに見える。そこそこな年齢なはずだが。


 妄想は消し去ろう。仕事が進まない。




 運用試験と動作確認に穂積みゅうが予定されていたが、入院しているので、安住さやかが代わりに僕と一緒にアホウドリに行くと告げられる。


 諸々確認したら、10時を回っている。帰ろうとすると、呼び止められた。自宅で飲もうという。遠慮したいといいそうになったが、これも社内の潤滑油になるべくして行動している僕なので、OKして彼女のマンションまでついて行った。すぐ後ろには警備の誰かの気配がずっとあった。




 きれいな部屋だ。ほかの研究員とは雲泥の差だ。さすが年の功?グラスを回すと、とてもいい香りのする赤ワインとローストビーフが出てきた。すぐに酔いが回る。


 精子を注入すると、女性の肌が若返るという言い伝えがあるのか、彼女が覆いかぶさる。でかいおっぱいがぺちゃんこになって押すからソファーに倒れこみ、ズボンが脱がされても、心の欲する所に従った。




 翌朝、どうもご機嫌斜めだ。酔って役目を果たさなかったみたいらしい。

 化粧が濃い。

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