第6話
そろそろ戦闘も始めます。
邪気の森について最初に班分けが行われる。さすがに30人を超えた人数でPTを組んで行動をするわけにもいかず、6人で一班を組むことになった。
なったんだよ、なったはずなんだよ!なんで俺だけ一人余ったん?
確かに到着段階で騎士団の方はある程度班が決まっていてた、俺はその話を全く聞いてない。
むしろ、一人で野営する準備とか完璧できているしね、もう気にしない。
新兵や中堅位の騎士達に団長から訓示が言い渡されているが気にせず森に入ることにしよう、
『つかっちゃん、ここでわたしは役立たないからごめんね』
サラが自分の力だと森を燃やしそうだからと今回の遠征中は野営中以外は寝てると言われた。食事とか
必要ない彼女たちだけど、気にかけてくれるの嬉しい
「気にすんなよサラ、リアお願いできるか」
『いいわよ』
『ワタシモ、テツダウ』
リールが左肩に座っているどうやら、エレウムの中は居心地がいいらしく昨日から鎧の中にいることが増えた。
『私も手伝うわ、この遠征4日間もあるんでしょ、順番にお手伝いでいいよね』
「そうだな、それじゃ今日はリアとリールにお願いするよ」
森の中に進んでいくと魔人がいるとリールが教えてくれる。さすがは木の精霊この森の木々から話を聞きながら話しながら今森の中で困っていることは無いかなど色々聞いてくれた。
今まではコボルトやゴブリンがいるだけで、偶にピクシーやシザーオウルが飛んでくる位だったのだが、最近になってオークが森の中心部に住みだし、森の中の魔人や魔獣の気が立っている等あまりよろしくない情報がだったのだが今回の目的が決定した。オーク狩りだ!
森の浅いところでゴブリンさん発見、ゲーム等でお馴染みだが棍棒装備はやはりデフォルトらしい、ボロボロの服というか獣の皮を適当に巻きつけている。
こちらに気付いていないようなのでゆっくり近づきながら、腰に下げているサーベルを音を立てないように抜く。気配に敏感だったのか、それとも気が付かないうちに音を立てたのか、こちらに気付いたようで奇声を発し棍棒を振り上げながら走ってくる、物凄くまっすぐ走ってくる、ただ突っ込んでくる。
正眼に構え振り下ろしてくる腕を狙いサーベルを振るう、手首を切り落としそのまま袈裟懸けに切って捨
てる。ゴブリンはそのまま倒れピクリとも動かなかった。初めての戦闘だったのだがあっけない、あっけなさ過ぎてどうしようかとアワアワしそうになる。
思ったよりも体が反応するのと、生き物を殺すことに抵抗を感じなかった。
『このままだとコボルトが寄ってくるから、死骸は埋めちゃうよ』
ミーデがゴブリンを埋葬する。ゲームだと魔人や魔獣を倒すと魔石だったり色々手に入るが、そんなことは無いギルドが設定する討伐証明部位を持ち帰ることで換金してくれる。ゴブリンは装備品の棍棒を回収すればいいので楽だ。
埋葬が終わり棍棒を回収していたら近くにいたのかゴブリンが4体目に入る、
「リア、まとめて殺すからお願いね」
頭の中で魔術を組み上げる。然程難しい式ではない。リアのサポートを受け周囲の植物に干渉する、
「プリィクルランス」
術式を掌に展開ゴブリンに向け指向性をもたせ振るう、奴らの足元から尖り槍の様な形となった木の根や植物が襲いかかる、木の根は腹部をえぐり蔦のように伸びた植物は足を地面に縫い付け、喉を刺す。
思いがけない所のからの攻撃になすすべなくゴブリン達は絶命した。
死んだゴブリンの手にはこれまた死んだ兎が握られていた、ゴブさんたちご飯調達中だったようだ。
というわけで兎さんは俺が食べてあげることにした、さっきと同じようにミーデがゴブさん達を埋葬していると血の匂いを嗅ぎつけたのかコボルトが3匹俺を囲むようにやってくる。
『オナカスイタ、ツカサモ、ゴハン、タベル』
気づけばコボルト達は動かぬ氷の彫像になっていた。
リールさんや確かにちょっとお腹空いたし兎を食べようとか思ったけど、コボルトさん達出番なく終了は可哀そうだからね。
凍りついたコボルトさんの牙を折り収納する。犬歯2本で1体分の換算になるのでちょっと時間がかかった、今日中に氷が溶けることはなさそうだからそのまま放置することにして森の中心部に向け歩き始めた
若干戦闘入りましたが、リールさん戦闘を書かせてください!
お読み頂き有難うございます。
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