第62話
夕食時にはメイド服を着たスースと疲れた顔のルーが顔を出していたが、一緒に食卓には着いてくれなかった。
明日からしばらくリィズさんがうちでスースに基本的な事を教える事になったっと言われたが大丈夫だろうか・・・・。
俺は俺で明日の昼過ぎに城へ向かい色々報告をすることになった。
外崎は大丈夫だろうか、マイリさんにタリアさんと信用できる人が近くにいるとはいえ、心配は心配だ。
俺の寝室って言われて入った部屋にはルーが待っていた、一緒に寝たいのだそうだ。
ただし、今は人の姿ではなく狼の姿だ。この姿なら間違いはおきない、そう絶対に置きようもないのだ。スースはリィズさんが一緒の部屋に連れて、いや連行して行ったらしいので心配ない。
そんなわけでルーのモフモフな毛を撫でながら眠りについた。
翌朝、いや明け方不意に目が覚めた
おかしい、狼の姿で寝ているはずのルーが居る筈なのに綺麗な銀髪をした美少女がいる。
あっ、当たってる!とかラッキースケベ的な事は置いておこう。
考えてもしょうがない、だって色々“詰んでる”よこれ、どう言い訳をしても・・・・・・・!!
寝よう、きっと悪い夢だ。そういうことにしよう!
現実逃避をする俺だった。
ドアをノックする音で目が覚めた。横にいる筈のルーは部屋の入口に・・・・・誰この子?
「司、起きた?」
「あぁ起きたけど、君は・・ルーだよね」
「なんか大きくなってたの、服が合わなくて苦しくて」
自分用のメイド服を着たせいだろう、小さい、短い、窮屈そうと動きが物凄くぎこちないそりゃそうだよね、幼稚園に居そうな体系の女の子が一晩でJKサイズですよ。
どうやら明け方のは夢ではなかったようだ、だって現実に目の前にいるんだもん本人!
今着てるメイド服よく着れたなとか思ったけど、この状況は良くない、何か色々俺の評判というか好感度的によくない。そして俺の次にとった行動は
「リィズさーーーーーーーーーん」
最近こんなのばっかりだな。さすがに大声で呼ばれたのには驚いたのか全力で走ってくれたようでちょっと息が切れている。
「どうされました・・・・・・・、あなたルーなの?」
「はい、リィズさん」
俺が説明するまでも無く、ルーはリィズに連行された。物凄く悲しそうな眼をして、ドナドナされていく。
10分もしないうちに戻ってきた、服は着替えていた。見えそうだとか胸元のボタンが飛びそうだとか心配しなくてもよくなったのは嬉しいけど、ちょっと惜しい気になってしまったのは許せ
「間に合わせですが、新しい服を着せました。先程お呼びになった要件はこれで」
「ありがとうございます」
「朝食の支度は済んでおります、軽く汗を流してから城の方へ行かれるといいかと」
流石はリィズさん状況を見てそれだけで対処してくれた。今ではこの屋敷に研修できているメイドさん達の筆頭指導担当だそうです。
城へはリィズさんが乗って来た馬車で向かうことになった、歩いても15分とかからない距離なのにと思ったけど色々あるようだ。
城門前にはすでにカチュアさんと姫ことメルヴィ王女が待っていた、王族が出迎えって何でよ?
そりゃ、徒歩で行って誰かに見られたら大問題だろ
そのまま城内に入って姫の案内で謁見の間に入ったら、王族、貴族その他がいっぱいいるんだよ、俺の報告を聞きに来ていると言われたんだが・・・・・つらい。
日常編続いてます、ルーちゃん幼女から少女へ
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