閑話3
あれからどれ位たったのかわからない位に時間が過ぎている。
私の見える範囲は黒い幕が下りていて、昼なのか夜なのか判別が出来ない。体の時間が停まっているからそんなの気にならないんだけど、気が付くと私の意識は眠りに誘われていく。
クロノスさんは自分の事を精霊だという、精霊と言われてもピンとこない、だって私ゲームとかやらないし、SFとかファンタジー系の小説とかもほとんど読まないからイメージがわかない。
私の周りをフワフワ光りながら飛び回って私に被せてある仮面をペタペタと触っている。
正直この仮面が鬱陶しい、そう思ってしばらくしたら仮面が外れた。
クロノスさんが仮面にかかっていた呪い?だかを説いてくれて外すことが出来たんだって、でも私にはもう一つ呪いが掛けられていてそれを解除するのは今は無理なんだって言われた。
その呪いを解かないとどうも、人じゃなくなるという。
一応クロノスさんの力で呪いの効果が出るまでの時間を稼ぐとは言ってくれたけど、それは体の時間を進めたらの話になる。
なんか外が騒がしいってクロノスさんが言ってるけど、なんだろう?
ここって魔物達に占拠されてるとか言ってたっけ?
視界に入る人じゃないのが魔物って言ってたけどずーっと動かないんだよね。
私同様体の時間が停まっているんだと思ったら、違うって言われて、じゃあ何?って聞いたら私の力だって言うの。私こんなことできる様な不思議な力なんて無いよ、って言ったらこの世界に来た時に仕える様になった力だからって。
彼は今頃どうしてるかな?難しい顔しながらパソコンと睨めっこでもしてるのかな?それとも本読みながら勉強?
あ~ぁ会いたいなぁ
私がいない間に彼女とか作ってたら・・・・・・・・・・・・
ダメ、そういうの良くない、君は私の・・・・・・・・??????
あれ何で?私は彼のこと好きなの?あれ私・・・あれ?
『悠、何か動揺する様な事共あった』
「あ~っと、向こうにいる友達の事を考えたらね」
『そうだよね、1人でこんなところに連れて来られたら』
「いいの、いつか帰れたらそれでいいの」
なんで、ありもしない妄想で・・・・私の体の奥が熱くなる。
私の手の届かない存在になるのが○○○○・・・・・・○○・・・・○○・・・・・・。
感情が昂る、なんといえばいいか判らない焦燥感とか責めたくなる感情がぐるぐるしている、ダメだよ、ダメ、他のこの子を見ちゃ、私だけを、本当の私だけを・・・
見て
急に睡魔が襲ってくる、抵抗する間も無く私は意識を手放した
お読み頂き有難うございます。
やっと1章の終わりが見えてきました。
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