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第43話

ちょっとグロあります

警備が厳重でどう攻めるか悩みつつ、仮眠をとることにしたんだけど周辺に適度な場所がなくて少し街道を戻って林の中へ。


「風呂に入るのは無理だな」


流石にそこまでゆったりすることは無理なので、早々にベッドに入った。




仮眠のつもりが起きたら夕方だった。

完全に寝過ごした・・・・・、緊張感ないな俺。

今日このまま行くのもいいけど、前回以上に危険な状況が起こり得る

さて、前回みたいに囲まれたらどうしようかとか、前回の反省から対策は立てる。

で気が付いた、今手元にある魔術はそう大きい範囲に影響があるような魔術はない。ないなら作ろう!

でいくつかの魔術を掛け合わせていく。

範囲魔術?爆発系?どうすればいい?

何を爆破させる?火薬は無い、大気?なら何を?水素???

単体で水素をって難しくない?


なら、水蒸気?


ちょっと試し打ちでもしてみようかな!

奴らの反応を見るのにはちょうどいいかもしれない。


構成する魔術陣に組み込むのは、土系、水系、風系、炎系の4種。


風で水と核になる土を包み込んで炎系で土を一気に熱して水を気化させてドカン?

城壁が見える位置ではあるのでちょい手前位で爆破させてみよう。

割と簡単に魔術陣は出来た、発動キーワードはどうしよう?

エクスプロージョン?

どっちかっていうと爆弾みたいな感じだから


「ん、≪ストームボム≫でいいかな」


安直な気がするけど、わかりやすい方が発動は簡単。

ツリーハウスの入口に立って城壁の手前上空に向けて手をかざす、なんというかノリで指鉄砲で指向性をもたせて。


「ストームボム!!」


体の中のマギアナが指先から飛んで行くのを実感できるくらいに一気に持って行かれた、この辺は調整が必要だな。そして数秒遅れて


ドォカァーーーーーーーン!!!!!!!!!


一瞬の発光の後、モクモクと白い雲が広がった。

城壁の手前にあった林が見えない、どうやら成功したらしい。

んじゃ、もう一眠りして明日の朝から行動開始だ。



翌朝・・・・。

周辺が騒がしい、どうやら昨日の試射の原因を探しに魔物達が徘徊しているみたいだ。

動き辛いけどまぁいい、顔を洗って身支度を整え終える頃には周辺の騒がしさは消えていた。立ち去ったのか報告に戻ったのか、わからないけどそれは気にしない。

どうせ警戒レベルが上がっている、少しくらい街を壊すのは勘弁して貰おう。


今回は手数で攻めるのではなく、正面から叩き伏せる方が簡単かもしれない。何故って、よりインパクトのある方法をとる方が人々の心を塗り替えられるからだ。

単純にマーケティング論を論じるつもりはないけど、もし住民が催眠状態じゃないならこれで出る効果は大きい。


恐怖なんてものは、一瞬の驚きで掻き消える。

驚きは、一瞬で全てを塗り替える。

それが喜びだろうとなんだろうと俺もよく知っている、だからいい意味で塗り替えてやる。



王都の門前には近隣を捜索していたであろう魔物が報告の為だか何だかで大量に湧いている。んじゃ威力調整もしたことなんで、まとめて吹き飛んでもらいましょう!!!


「ストームボム」


突如集団の真ん中に現れたモノに一一拍魔物達の行動が停まる。

驚きは行動すら、塗り替える。

次の瞬間、爆発した辺り一面に広がった一瞬の叫び声それはすぐに掻き消され轟音が鳴り響いた。



ちゃんと耳を塞いでたからはずなのに耳がキーンってなってる。

耳栓でも作った方がいいか?それとも遮音性のある魔術でも作ってアミュレットでも作るか?

目の前に広がるっているのは一面の赤、紅、赤たまに白っぽいの一言で言うとグロい、ただひたすらにグロい、吹き飛んだ腕、腹部から垂れている白く細長いものとか色々見えるけど、あの一帯は地獄だろう。

門に敵が集まって来る前に街に入ろう。



お読み頂き有難うございます。

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