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第28話

食料や寝具なんかを買い込んで行く、ゼロの魔法のおかげでバック類は異次元化してと収納袋でどこまでも荷物が詰め込めるのでかなり散在したがここから約10日間、天候が崩れたり途中の村で手間取れば到着はその分遅くなる。

それを見越しての買い物だからしょうがない収納袋では生物を保存できないけどゼロの魔法では生物も保存できるのはかなり有難い。

夕方までに準備は整ったので、そのまま宿を引き払って出発!マイリさんやタリアさんに挨拶せずに出るけどいつもの事なんで、またこの街には来てみようと思う。


街道沿いに行けば普通に村へ着くと聞いていたが思ったよりも整備されていない道のようだ、馬車の轍を極力歩くようにしていた。

出るのが遅かったこともあり、すぐに道が暗くなり見辛くなったので早々に野営の準備に取り掛かる。街道から少し離れたところで手ごろな木々が見つからなかったのでミーデ先生直伝の土魔法です。

魔術のレベルは完全に超えているので見られると色々面倒なので、周囲から死角になっている場所を探して周囲の確認しき、周囲の土を寄せ集めてドーム状にしていく、イメージは≪カマクラ≫土台の高さを多少変えて雨が降っても中が濡れないようにして、寝床を確保する。

バックから寝具を取り出しいつでも寝られるように準備が整えた、食事の準備に取り掛かる。薪ランタンで明かりを取りつつそのうえでスープを作る、といっても干し肉や干した野菜等を入れて塩胡椒で味を調えるだけの簡単スープ、それにバックから取り出したバケット、燻製肉でサンドイッチにして終了。野営といえばという定番料理としてギルド発行の初心者ガイドに掲載されている位だ。キッチンがあればそれなりに自炊も出来るけどこんなもんだろう。


翌朝、まだ朝日が昇ったばかりのころに起きて出発しようとしたら、まだ日が昇り切っていないこともあり周囲にはバルーンバット15匹程が飛んでいて、こちらを威嚇している。

普通の商隊や冒険者であれば冷や汗ものの状況なんだがね

朝から面倒臭い事この上ないけど、こいつらの発する高周波で頭が痛くなってくるのでさっさとご退場願おう。


『アイスファランクス』


目標が多いので面制圧型の範囲魔法でさようなら。剥ぎ取り作業から一日が始まるとか憂鬱だ。朝ごはんもまだなのに・・・。


こんな感じで思ったよりも魔物との遭遇が多く最初の村に到着したのは出発から3日後、我ながら掛かり過ぎた、最短で4日とか絶対嘘だろう!

村の入り口には番犬としてコボルトがウロウロしてる、鼻が利く連中だしまだ一杯魔物が居そうなんで派手な魔術や魔法が使えない。村の周りを囲う柵はところどころ壊れているがそういう場所にはバイトラビットがうろついている。畑周辺にはゴブリンが人間を監視し、農作業をさせている。

視界には男性しかいない、女性は建物に軟禁されているのだろう。

さて人に被害が出ないように魔物だけを排除するのはなかなか大変だ。


一番の問題はどれぐらいの数の魔物がこの村に居るか分からないこと、ざっと見渡しただけでも20近い数がいる。

ボスがいるのは解るけどさっきからそれらしいのは全然出てこない。

精霊のみんなからアドバイスとかは無し、自力でどうにかしないとこの先やっていけないから考えを巡らせていく。


まず村の入口から少し離れたところで火を起こして近場で狩ったバイトラビットの遺体を焼いていく、毛皮は討伐証明になるので勿論剥いだ。

こいつには毒もなく、討伐対象ではあるが食用にもされる為、焼ける匂いは食欲を刺激する。程無く、数匹のコボルトが釣れた、実に原始的。

火の周囲には落し穴を掘ってあって近づけば・・・・・、生け捕り完了です。

魔術で掘るから苦も無く深いのが用意できるので、コボルト達は昇って来れずそのまま討伐した。

勿論焼きあがった兎肉は美味しく頂きました。


数刻もするとさっき討伐したコボルトを捜索しに他の魔物、魔獣がこの辺をウロウロしだしたので1体1体着実に仕留めていく。

火を起こしたあたりで仲間の死体を見つけた奴を1体逃してしまった。

そいつを追って村に近づくと。村の入口にオークを筆頭に数体の魔物がいる、どうやらなかなか戻ってこない捜索隊にイラだったオークが村を出ようとしたみたいだ。

魔物の態度を見るに、あのオークがこの村のボスなのだろう、なんだかんだで頭の働く種族で厄介だ。

既に10体以上葬っているので残りはそんなに多くないはずしかも入口付近にボスっぽいオーク以外に魔物が数体集まっている。

そう、集まっている。ということはやる事は一つ


【ストーンケージ】【ウォータープリズン】


いきなり現れた石の壁に魔物共は大慌て逃げる事もなく、蓋まで出来たところで水の監獄が魔物を捕える。

水攻めだ、石の箱が壊されなければ大丈夫!

そのまま放置して、村の中へ侵入して残りの魔物を討伐し終えた頃には日は完全に沈んでいた。


村人は一番大きな家の中に鎖で繋がれていた。

男性は何人か暴行を受けていて、酷い怪我を負っている人もいた。

女性は数名が妊娠している状態だったが、オークに孕まされたわけではなく家畜として薬を投与され、村の男性との間に作られた子供を身籠っていた。

既に出産を終え衰弱している人も何人かいる。

街で購入したポーション数はそう多くない、この場にいる全員分は無理だ。


「ディーネ、すまないが力を貸してくれ」


鎖を外したがこのままこの家に居てくれとだけ伝え村にある井戸へ向かった。


=========================================

総合ランク1

STR 499(S)

VIT 485(S)

DEF 489(S)

SPE 500(S)

INT 500(S)

MAG 500(S)

MDF 500(S)


技能ランク

身体強化:6  剣技:4  抜刀術:2  体捌き:6  格闘術:3

魔術:9  魔法:3  精霊魔法:6  魔力操作:5(up)  詠唱短縮:2

錬金術:1  魔力強化:1  ゴーレム生成:3  

解析:7  言語理解:10  気配遮断:10  穏形:10 

スルー:8  気配察知:2  遠見:2


特殊ランク

エレメンタルウェア:3

精霊使役:3

術式融合:1

お読み頂きありがとうございます。

宜しければブックマーク・評価を頂けたら嬉しいです。


誤字脱字ご容赦ください、随時修正します。

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