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第26話

通常更新に戻ります。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・・・」


俺が目を覚ますと組手をしている時とは全然違うギルドで最初に見た気の弱さそうなタリアさんだ、しかし近い、てか目の前に大きな山が二つ?いや、タリアさんが頭を下げる度に柔らかいものが顔に・・・・・この状況って、まさか膝枕ですか。

体を起こせばさっきの比じゃない惨劇が待っていそうだ、


「あの、タリアさん?」

「あっ、あの、あのあのあのあのあの・・・・・」

「ちょっと落ち着きましょう、いつまでもこの体制というわけにはいかないですし」

「あっ」


慌てて頭を床に落とされて若干後頭部が痛い、膝枕から解放されたのはいいけど、なんという気まずさ。


「「すいませんでした」」

「いやいやいや、司さんのは組手中の事故ですし」

「それを言ったら、タリアさんの反応は女性としては普通の反応でしょ」


なんとなく気恥かしくて二人して笑ってた。


「司さん、最後のあの構えはなんだったんですか?」

「あれですか、あれは正眼って言うんです。剣の構えの基礎ですね」

「なるほど、力みも無く隙の無い構えでしたので崩しに行ったんですが一本取られちゃいました、正直型だけでも体に覚えさせるのは時間がかかるんですが司さんの場合は剣の型があったから覚えが早かったんですね」


それから、ちょっとした反省会でここでの訓練を終えた。最後の最後に大きめのイベントがあるとは、ボッチDTにはハードなイベントだったな。


「剣の訓練はどうしますか?」

「明日は一日休んで、どうするか考えます。正直ここ数日筋肉痛とかは魔術で痛みを誤魔化してたんで、明日は痛みに耐えます」

「そうだったんですか、じゃあ、ゆっくり体を休めてください。剣の方も決まったらまたカウンターへ来て下さい。ここで訓練を受ける方がいなければいると思うので」


二人に共通して言える存在感の薄さで感じるあるある話は楽しかった俺は魔力で、タリアさんは色気(?)でなんとか補ってきた等々色々苦労話は尽きなくって、道場の掃除を終えた頃には結構いい時間だった。この4日間は本当に充実していたと言えるだろう。

同士を見つけたみたいで名残惜しいが宿へと帰った。



翌朝、


勿論、重度の筋肉痛だった。

ディーネに回復してもらえばすぐに楽になるのは解っているが、筋肉痛自体は筋肉が強固なものに変わっている証拠なので夕方まで続くようであればお願いしよう。


普通宿でも風呂やトイレは共用の物しかない。風呂に至っては最近になってから増設された処も多いと聞く、この宿も例にもれず風呂を別棟で作っている所に俺が停まりに来て俺が直接魔術陣を組んだ。

ギルドから魔術士を呼んで魔術陣を書いて貰うと結構な額になるらしい(依頼の額の一部が俺の手元に来る)、正直足らなかったんだそうだ。部屋代いらないとか言われたけどそうはいかないので割引だけで話はついた。

トイレに至ってはこの宿はウォシュレット付にした。

元々水洗の様な構造の物だった、物凄い固いけどトイレットペーパーはあった。後は温水だけが用意出来ればいい、水は属性魔鉱石のおかげで常に流れ続けているので臭いなんかは問題ない。了解を得て改造してみた処、意外に簡単に作ることが出来てしまったのだ、ウォ○ュレット。

後で、マイリさんに売り込んでみようかな多分いけると思う。とか思ったのは言うまでもない。


筋肉痛を和らげようと、軽めにストレッチをして腕なんかはちょっと熱を持っていたから氷を作ってアイシング。

運動部の連中と喋ることもないし、友達いないから、こういうときの対処はネットで拾って覚えた。で風呂に入って寝汗を流してさっぱりして再び部屋のベッドでゴロゴロしよう。

元の生活だったらタブレット片手に動画見るか、ネットを徘徊か新しいアプリ、ソフトウェアの企画を考えていただろうか。

とかなんとか考えていたら腹が鳴った、まだ飯食ってないな。痛みで腕が上がらないような状態は脱したので、食堂で飯でも食ってから寝る事にしよう・


夜中目が覚めると体中の痛みはすっかり引いていた。右手の人差し指が妙に熱い、ディーネと繋がっているのが右手の人差し指、ということは寝ている間に治癒をしてくれたらしい。


「ありがとう」


夜風に当りに街に出てみたけど宿周辺は真っ暗で寝静まっている。

月があるわけじゃないけど、星明りで結構明るい夜道をフラフラと散歩にでた。

街の中央に来るといくつかの酒場はまだ開いていたけど、客は疎らでもう閉店の準備をしていた。時折人とすれ違ってもぶつからない限り俺に気付く人はいない、なんか無性に寂しさを感じてしまった。

なんでかな、こんな時に思い出すの。外崎は何処に行ったんだろう?家出をするような奴じゃない、犯罪に巻き込まれた?でも今の俺にはどうすることも出来ない。

もしまた会えるな・・・。

ボッチが人恋しいとか笑える、きっとここでも俺は変わらない。変えらない、ボッチで居続けるんだろう。

昨日までの4日間が異常だったんだ、誰かが居て多くの時間を共有して話をする。そんなの久しぶりで、楽しかった。

でも、俺は元の世界に帰る為に余計な繋がりは作らない。

未練は自分の親にだけ、死んだ親を思うことだけで十分だ。

後は後悔すればいい。ルーには悪いことしている気がするけどきっとこれも後悔だ、未練じゃない。

うじうじ悩むなら寝てしまおう、足早に宿へと戻ってベッドに入った。



=========================================

総合ランク1

STR 495(S)

VIT 479(S)

DEF 480(S)

SPE 500(S)

INT 498(S)

MAG 500(S)

MDF 500(S)


技能ランク

身体強化:6  剣技:4  抜刀術:2  体捌き:6  格闘術:3

魔術:9  魔法:3  精霊魔法:6  魔力操作:5(up)  詠唱短縮:2

錬金術:1  魔力強化:1  ゴーレム生成:3  

解析:7  言語理解:10  気配遮断:10  穏形:10 

スルー:8  気配察知:2  遠見:2


特殊ランク

エレメンタルウェア:3

精霊使役:3

術式融合:1

お読み頂き有難うございます。

やはりラブコメとラッキースケベは俺には無理だ!と痛感した次第です

宜しければ、ブックマーク、評価頂けたら嬉しいです

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