↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/119

第25話

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

翌朝、全身が悲鳴を上げていた。

そう


筋肉痛


普段使っていない筋肉を動かしたおかげで全身の筋肉に痛みが走る、ヤバイこの状態で訓練とかマジで無理。


『司くん、痛そうだね。今回復するから』

「ありがとう、ディーネ」


ディーネさんマジ天使、回復魔術ではこういった痛みを軽減できないらしいんだけど魔法の域に達するとこういうのも回復できるようだ。魔術でこのレベルまで出来たらいいんだけどそうはいかないのが世界の決まりだそうだ。

ディーネのおかげで痛みもほぼ引いたとことだし朝食を食べたら、道場へ行きますか。


道場についてまず目にした光景に言いたいことが。

タリアさん、なんでその恰好なの?昨日の道着はどうしたの?なんでそんなピタッとしたトップスにスパッツ?確かに運動するにはちょうどいい恰好なんだろうけど、それなら胸の揺れをどうにかしてください!!昨日より上下運動が激しくなってますよ!!

胸から視線が外せません!


「おはようございます、今日も頑張りましょうね」

「おはようございます、あのタリアさんその恰好なんですが」

「昨日、女性への攻撃に苦手意識がおありとのことでしたので、ちょっと恥ずかしいですけど」


なんてこった、まさかの体を張ってくれるとは・・・でもね、それとこれとは別なんだよ一応ちゃんと言った方がいいのかなこれ


「私、存在感薄いらしくて・・こういう格好でもしないと人に気付いて貰えないことがあるんですよ、そのおかげでパーティを組んでも男の人しか寄ってこなくて、それで冒険者を引退したんです」

「そりゃ、その恰好で募集をかければ馬鹿な男しか来ませんて」


影薄目とは思ったけど俺と同じような境遇の人だったわけね。

体術は師範クラス、気配のなさとか、俺じゃなかったら普段気付けないレベルだろ。

いやもうそれ、何処のアサシンですか?俺だって、寝てる時以外魔力を少し多めに周りに流すことで周りに見つけ易くしたり色々努力をして今の状況なんだ。

驚異の胸囲で存在感を出されたらそりゃ男しか来ないし、目の血走った男しか来ないとこに女の子が来るとか無いだろうな。

さて、こんな考察は程々にして今日も訓練開始ですね。最初に型の稽古から突き、蹴り、薙ぎ等を組み合わせてゆっくりと体を動かしていく。このゆっくり動かすのがまた地味につらい、太極拳とか体操代わりにやってるお年寄りとかいたけど実はめちゃくちゃ実践派の拳法なんだよあれ。

体の中でマギアナを練る様に、そして全身の神経に行き渡らせる様にって言われてもなかなか出来るもんじゃない。

午前中一杯、型だけで終わったんだけど午後は組手中心の実戦形式、途中ラッキースケベ的な接触もあったけど、気にしてる余裕もなく一日が終わった。


朝の筋肉痛は変わらずやってくるし型の繰り返しで魔力の体内コントロールの制度は向上した、体の動かし方もスキルで向上したものに対して安定感が出たのは実感できた。

最終日、時間的に最後の一本というわけで魔術系での強化有りでの全力勝負となった。


「では、始めましょうか」


タリアさんの中で魔力が大きくなっていくのがわかる、これはヤバイやつだ。

躊躇すればやられそう、最初に露見した俺の弱点[女性相手に殴りに行けない]ってのは組手である程度解消された、でも完全に解消されたかは良く解らない。

やらないとやられるならやらきゃダメだ。


先手を打たれた、突き出てくる右拳を払って左足で蹴り返すとそれに合わせて蹴りが出てくる。こちらの手は基本に沿った感じになりやすい、技の練りこみもなんもあったもんじゃない。タリアさんの繰り出してくる攻撃に対応できているのは身体強化スキルのおかげだし、訓練で全身に魔力を流す事を覚えたおかげで内側からブーストしている。正直これやると朝の筋肉痛がとんでもないことになる。

何とか距離を取って呼吸を整える。体術だけでは絶対に勝てないどうにか一本取る為には斜め上の行動でもしないと無理だろう。


斜め上?違う、相手に無くて俺にあるもの。武器はなんだ?武器?

自然と俺の体は両手を前にし正眼に構えていた。自分に一番適した構えは?一番馴染んだ型は?

自然と体の力みが抜けた気がする。


「教えていない型ですね、真面目にやってください」

「真面目ですよ」

「そうですか、ならいいです。」


大きく呼吸をして指先に神経を集中する得物は無いけど今この瞬間この手にはきっと存在する。ちょっと怒気をはらんだ一撃が向かって来る、それを左肘で受け流しながら右手は胸へ掌打を打っていた。


一本取れた。


タリアさんから一本取ったんだ!そう思った瞬間拳を握っ・・・・握って?

柔らかい、すごく柔らかい俺の右手は確かにタリアさんの左胸を・・・・・・・


「・・・・いやぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!」


勝利の余韻を味わうこと無く、目の前が暗転した。

でも手の平の感触だけは確かな物だった。



=========================================

総合ランク1

STR 435(A)

VIT 430(A)

DEF 460(A)

SPE 500(S)

INT 493(S)

MAG 490(S)

MDF 500(S)


技能ランク

身体強化:6(up)  剣技:4  抜刀術:2  体捌き:6(up)  格闘術:3(up)

魔術:9  魔法:3  精霊魔法:6  魔力操作:4(up)  詠唱短縮:2

錬金術:1  魔力強化:1  ゴーレム生成:3  

解析:7  言語理解:10  気配遮断:10  穏形:10 

スルー:8  気配察知:2  遠見:2


特殊ランク

エレメンタルウェア:3

精霊使役:3

術式融合:1


年末年始連続投稿頑張ります。

お読み頂き有難うございます。

宜しければブックマーク・ご評価お願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。