第103話
月一更新すらできないとか不覚
時間制限が物凄く重く俺に圧し掛かる。何かいい方法はないか?
何か手順を簡略出来る事、テンプレ・・・・
そういえばと外崎のデータを呼び出して二人のデータの差異を探す。
もちろん膨大な差異が出てくると思うけど、命に係わる部分というとマギアナの生成機関や心臓、脳といった生命維持にどうしても必要な部分を重点的に探っていく。
外崎の時に一番苦労した部分はマギアナの生成機関と思われる部分、マギアナはつまるところ生命エネルギー。
外崎の時はあまりに膨大な量のマギアナを生成するので体がもたなかったからその部分を調整した、少なすぎても生活に支障が出る。
この世界に適応する際に後付けされた機関を無理なく動かすのはすごく大変だった。
で、二人のデータを比べれてすぐに目についたのはマギアナの生成機関が過剰なまでの稼働をしている、普通に考えてこれじゃあ体が持たない。
確かに1日ってのは嘘じゃなかったようだ。
毒を盛られた以外の可能性で言ったらこれが一番可能性が高かった、がまさかそのまま当たるとは思わなかった。
で、要は俺の作ったお守りの(魔方陣)のおかげでマギアナの生成速度は上がったけど自分が入り込む隙が出来なくてイライラしていたとあの魔人?魔王?は言っていたのだ。
ということはこの生成速度を調整すればいい、これは外崎の時にもやっている作業なので工程は理解しているので対応するコードを書き直して終わりだ
「シェーネ、助け方が判った、そのまま眠らせておいてくれ。多分5時間くらいで終わる」
了解と俺に向かって敬礼をして返してくれる。
さて、外崎の時に書いたソースコード(術式)を呼び出して最適化させながら王女のマギアナ生成量を調整していく、過剰生成した分のマギアナをどうやって発散させるかが問題になってくる、体内で循環できる量は決まっているからだ、それ以上は毒以外の何物でもない。そこで隣にいるシェーネさんの出番ですよ。
「シェーネ、調整開始したら、王女の余剰分のマギアナはドレインしてくれ」
再びの敬礼でこちらの意図を理解してくれた。ほかのみんなは周辺の魔物を片付けている。外にある沼に放り込んでいるが後ですごいことになってなきゃいいけど・・・。
シェーネの協力を受けつつ、何とか王女の状態は安定した。てかさせた、本当に大変だったもうこんな作業したくない、大掛かりなデバックをしたのだからそりゃ疲れる。
周辺の警戒なんかはみんなに任せて、王女とは離れたところで休憩をとることにした。
起きてからが大変だな、馬車ないし。
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