第102話
その場で簡単に王女の状況確認してみて何の毒を飲まされているのかさっぱりわからないし、魔術的なアプローチも確認できていない。時間がなくて正直焦っているのかもしれない。
さてそうしたものか、この場で済ますのが一番理想的な気がしている。何故って?そりゃ魔術陣が服や肌に書かれていた場合それを確認して排除しないけりゃいけない、そんな作業を外崎に見つかってみろ、その瞬間俺へ向けられる視線はギルティとだけ告げてくるし王女の裸を見たなんてことになったら婚約を断れなくて俺の人生いろんな意味で詰みになる。
それはこの際置いておくとして、途中で変に意識が戻ってくるのが一番まずい
「シェーネ、悪いんだけど睡眠状態を維持しておきたい、じゃないと急に本人のマギアナが尽きる可能性もあるし、体に直接魔術陣が書かれていなくて毒でもないなら、あと考えられる可能性は」
そう思い当たるのはこの世界への適応度、もし王女の体をスペアとして使うつもりだったなら体の根本的なものを書き替えようとするだろう、だってそれを防ぐ為のものを渡したんだから。
「フルオープン」
魔術的なシステムウィンドウが目の前に浮かび上がってく来る、ここから再びデバック。作業の時間的余裕を見て今から10時間以内にバグとなる部分の洗い出しをする、生命にかかわる部分というのが対象を絞るヒントになる。
なんというか魂といえる部分に触れる作業慎重にならないといけない外崎の時同様違和感のある並びを探す、クロノスがいてくれれば10時間って期限も何とかなるんだろうけどないものねだりをしてもしょうがない。
生命活動に関する部分で幾つか明らかに欠落している部分が見つかった、これを見つけるのに2時間半かかった、だがこの欠落が本命の部分なのか罠なのかわからないこれに似た個所がもう数か所出てきたということはこれらが連動して何かをしたらまずい。
ちょっとずつ検証しようにもトライアンドエラーはまずい、さて一発勝負の出たとこ勝負。
頑張りましょうかね
お読みいただきありがとうございます。
だいぶ時間があいてしましたがまさか1か月空くとは思いませんでsita




