第二章 祖母の存在
こちらの作品は一度投稿させて頂いた物になります。
気軽な気持ちで読んで頂けるように、区切って再投稿しております。
その日から私の噂は近所で広まった。
中には巫女さんの生まれ変わりなのではという人も居たが、噂をする人達ほぼ全員が私を霊媒師ではという風に話始めた。
私はそんなたいそうな者ではありませんと答えながらも、近所の人達の悩みを次々と聞いては呪いや霊に関する事であれば解決した。
すると、また噂が広まった。
そんな噂が家にあまり居ない母の耳にも入った。
母はその話を聞いて何事かと私が驚いたくらいに家に駆け込んで来ては、噂話が本当なのかと聞いてきた。
私は、噂はあくまで噂だから何とも言えないけれど。
最近近所の人達を中心に、相談事を聞いては悩みを解決しているのだと話した。
ただ、普通の悩み事では無く。
幽霊とか呪いしか対応が出来ない事、またこの力は昔からあったのだという事を話すと
「はぁ~。
そんな事になっていたなんて・・・
母さん何も知らなかったよ。
あんたが部屋の中でお経唱えてたのは知ってたけれども、変になったのかなとか。
お経を唱えるのに、ハマっているのかしら・・・
高校で変わった物が流行っているのねと思ってたくらいにしか考えてなかったわ。
そう。そんな昔からそんな経験をしていたのね。
あんたには話してなかったけれども、あんたのお父さんのお母さん。
まぁお祖母ちゃんが、あんたと同じような事をよく話してたのは覚えてるよ。
お父さんとお祖母ちゃんは仲が悪くて、あまり会いに行けてなかったけれども。
所謂イタコさんと近所から呼ばれてるという話を聞いたことがあるわ。
結構有名な人だったとは聞いていたのよ。
ただ、今はお祖母ちゃんが何処に住んでいるのかも分からないくらい接する事無く、お父さんと離婚したからね~。
きっと血筋かな~。」
と話してきた。
私のこの力は父方の祖母から受け継いだのかと思うと、長年会っていない父には何とも思わないが祖母には感謝の気持ちでいっぱいになった。
祖母はどんな人だったのだろうか。
またどんな力があって人を救っているのか気になった。
ただ、母の話からして祖母の事を知るのは難しそうだ。
腐女子と言えば・・
私が目覚めたきっかけは大学の時でした。
カードキャプターとか読んで育ってきているので、きっと素質はあったと思います。
目覚めてから、色んな作品を集めるのに時間はかかりませんでした。
ただ、こういう世界を嫌う人は沢山居ます。
私の家族もそうだと思っていたので、言う事が出来ませんでした。
ただ、何故か私の場合周りにバレ。
男友達には
「おまえ、やっぱり目覚めたのか?」と聞かれ、テレビでそういう話が出ればこちらを凝視してくる祖母。
祖父が
「最近、アマゾンでオススメされる商品が男達が抱き合っているものが多い・・」
と言い出したり
母にはアニメイトで購入した本で即バレし。
それでも、隠せていると思っていた私でした。
しかし、今ではそういう話がテレビで流れれば
「押し倒せ!いけ!なにやってんだ!そこ変われ!手本を見せてやる!」
など家族の前で言う様になりました。
人は歳を取ると恥などなくなるのかもしれません。




