第二章 弟との関係
第二章を投稿させて頂きました。
区切って投稿ですので、少しお時間を頂くかと思います。
宜しくお願い致します。
寒い。
スマホを見ると6時を過ぎていた。
私は布団に包まりながら起きなくてはと思うが、なかなか布団が私を離してくれない。
そんなに私が好きなのかと言ってギューと抱きしめてあげたいが、もうそろそろ本当に起きないと。
今日は、弟の京采が一限があるからいつもより早く起きてくるのだ。
京采が起きてくるまでに、ご飯の用意と大学に着いてお腹が空いた時用におにぎりを作らないといけない。
布団という名の恋人を、心を鬼にして別れを告げる。
私はひんやりとした床に足を降ろしベッドから置き上がる。
「寒すぎる。暖房付けよう。」
と独り言を言いながら、寒い寒いと両腕を自分自身を抱きしめるように腕を掌で擦り、摩擦で少しでも暖かくなれと思いながら急いでキッチンに向かう。
どんなに急いでも、ただ京采の部屋の前を通る時は、足音に気をつけながら通る。
ギシギシと鳴る床板に小さく
「シー」
と言いながら少しでも静かにしてねと心の中で床に話しかけながら、一歩一歩とキッチンに向かう。
靴下を履いてくれば良かったかもしれない。
(やってしまったー。
そうすれば少しでも音は鳴りにくくなるかもしれない。
それに、この指先が凍るのではと思うくらいの寒さから、少しはしのげたかもしれないのに・・・)
そう思うが今更部屋に戻るのも面倒だという気持ちと、京采の部屋の前を行ったり来たりしたら起きてしまうかもしれない。
深夜遅くまで働いていた京采に少しでも長く寝て貰いたいので、起こしたくないのだ。
京采とは腹違いの姉弟だ。
京采は自分の大学費を自分で出したいという理由から、新宿のBARで働いていることは知っているが頑なにそのBARに遊びに行かせてくれない。
最初は京采は、実の姉がバイト先に来る事が恥ずかしくて来て欲しくないのかと思っていたが、毎日起きた出来事を夕飯の時間に楽しそうに笑顔で話す姿を見るとそうでは無いのかもしれないと最近では思うようになった。
普通の姉弟と違って私達の姉弟生活はまだまだ未熟だ。
未だに京采の考えていることや外のお友達、大学での過ごし方。
また今まで私と出会うまでの過去を私は知らない。
いつも姉とはこんな感じなのだろうと思いながら試行錯誤で京采と話している。
一方で京采は人懐っこいのか最初から
「姉さん!姉さん!」
と大きなゴールデンレトリーバーの大型犬のようにして懐いてきた。
小説の中での季節は書いているうちに忘れてしまうものでして・・・
私だけかもしれませんが・・・
メモに殴り書きのように書いていても、この字はいつ書いたのかしら?と思う事が多々あります。
サザエさんのように何年も変わらない設定にしておけば良かったと思うときもあります。




