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カーニゼーション 3

「ゴボゴボ」 服を着た人間が海に投げ出されると、どうなるか知っているか?

〇シャツが首に絡まり、ボタンが外れず息が出来ない

〇ズボンの空気が浮袋となり、下半身が上になる

〇布製バッグを身に着けていたので水を吸って海底へと沈む

つまり絶対絶命状態であった。


「苦しい・・誰か・・あ!ステータス画面」と言うと・・<ブーン>と言う音と共に、視界に画面が現れた。


「助けて!どうしたら良いか教えて!」とお願いすると・・<ピコン!方法は次の3つが推奨させます>と言い・・

〇飛行魔法・・1000P/10000P

〇耐寒魔法・・・100P/10000P

〇カーニゼーション・・10000P/0P

と、表示されていたので・・俺は「一番高い魔法が確実だ!」と思い・・「カーニゼーションを選択!」と詠唱すると・・「ゴボ ゴボ・・」と、またしても意識を失ったのであった。


+++それからどうした++++


<モゾ モゾ> <ムシャ ムシャ> 「ここは・・何処だ・・俺?何か食べている・・」


気が付くと俺は・・「ダイオウグソクムシ!になって海底で魚の死骸を食っている」と分かったのだった。


「息は・・苦しくない・・お腹も満腹!イヤ!そうじゃない」俺は自問自答しながらも・・


体はシッカリとエサをついばんでいた。


「ステータス!」と詠唱し「俺はどうなった?」と質問すると・・<ピコン!【エピックスキル】である【カーニゼーション】を取得し、現在オートで生命維持を行っています>と答えた。


俺は・・そうか・・たしかに『助けて』と頼んだなあ・・と、自分の選択を今更後悔しなかった。


「ところで、今は何処に居る?」と質問すると・・<ピコン!マップ機能を表示します>と答え、地図を映し出すも・・「ここは地球じゃあ無いな」と分かった。


この世界は【一つの大きな大陸と】【大きな海】の世界がマップには表示されていたのだ。


「戻っていないし・・」とグチを言うも・・「ステータスさん!俺はどうすればいい?」と質問すると・・

<ズラズラ>と・・

1 このまま海底で過ごす

2 テッポウエビとなって敵を倒す

3 モンハナシャコとなって最強を目指す

という選択肢が、幾つも表示されたが・・


「質問を変えようか・・人の居る場所に行きたいんだが?どうすれば行ける」と質問すると・・

〇トビエビとなり、海の上を大ジャンプしながら進め

〇ワタリガニとなり、4番目の足をプロペラにして高速移動

〇オキナガレガニとなって、普通に泳ぐ

〇フジツボとなり、船や大型生物に寄生して進め

と提案された俺は・・


<バシャ―ン> 「クエエエエ~ン」 大型のクジラを見つけ、フジツボの接着力を持って寄生しながら~どこかの町まで目指すことにしたのだった。


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