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The Lunatic Experience  作者: ずほ子
埋葬機関
6/15

Ⅰ.アルエット・ヴォルテーヌ

おお、残虐にして可憐なる娘

血と骨の大地に立ち 昏き太陽に跪く女帝よ

ひたすらに巨大で底のない死が 汝に無限の愛と迷いを授ける

 『女王レジーナ

 アルエット・ヴォルテーヌ Alouette Voltaine

挿絵(By みてみん)


 「跪く必要はないわ。何故ならお前は、私に()()()()()のだから」


 年齢:不明

 身長:156cm

 体重:43kg

 好きな物:ジョン・ドゥ、お菓子

 嫌いな物:ジョン・ドゥに刃向う者


 序列第一位。

 埋葬機関が創立された頃からジョンの下にいた少女。

 可憐な少女の姿をしているが実年齢は不明で、尋ねても「ジョンと同い年よ」などと言ってはぐらかす。

 名前も本名ではなく、歌が上手なことからジョンに名付けてもらった物。(由来はフランス語の『ひばり』)

 それを機に本名を捨てており、今では欠片も思い出せないという。


 性格は、「女王」の二つ名に相応しく高圧的・傲慢・利己的で、他人に全く興味を示さず、自分とジョン以外の全てはトランプのカードのような物としか思っていない。

 嗜虐的な面もあり、人に罵声を浴びせたり傷つけたりして喜ぶが、本人にとっては蟻を虐めているのと同義。

 しかし、ケーキなど甘い物を好んだり、ロリータドレスでお洒落したりと少女らしい所もあるなど、まるで子供がそのまま成長したかのような性格である。

 

 人間の少女だった頃、ジョン・ドゥと出会い彼の虜となる。

 思いの丈を伝え、「人の体を捨てても僕について行くと誓うかい」という言葉に従い、「生ける死体」の身に落ちた。

 ジョンは彼女のことを「安息の場を失った魂」と評している。


 自分以外の全ての物は無価値に等しいと思っているが、ジョンに対しては別。

 ジョンの為なら躊躇いなく人を殺し、ジョンの為ならプライドを捨て、ジョンの為なら自分の命すらも顧みない。

 ジョンに仇なす者は排除し、ジョンに唾を吐く者の口を封じ、ジョンを誘惑する者は肉片の一つも残さず塵と化させる。

 彼女にとってはジョンが全てで、ジョンそのものが世界なのだ。


 能力は「君臨者の証(ノーブルエゴイズム)」。対象の動きを制限したり、動きを封じる。

 強制的に跪かせたり傷を負わせたりと、彼女の嗜虐性を存分に活かした厄介な能力である。

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