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71 誕生パーティー 5

「飛び込んで青い海の深い底」や、「好きだといえずに詰まってるその言葉叫べば曇りの空でも晴れるはず」、といった部分が自分では結構好きだった。もちろん、3人のアドバイスを受け歌詞が変わることもあり得るが、自分が今のところ作っていたものはこんな感じ、という意味で3人に聞かせてみた。


「どう?」


 私は3人に聞いてみる。どうやら、3人とも「あと2日くらい聞かないと分からないと思う」というような反応をしている。


「それさ、Google Driveで歌詞と音源を共有してくれない?」


 ショウは私にそう言ってきた。私は、事前にアップロードしてあったので、軽音部のLIneでそれを共有した。


「今送ったから、帰ったら確認して」


 3人とも、わかった、と言ってくれた。私はカルピスをひとくち口にすると、ちょうど店員さんが頼んでいたものを運んできた。


「マルゲリータピザの方~」


 コウは、4人で分けて食べるので、それは机の真ん中においてください、とお願いしていた。ポテトも同様に、ピザの横に置いてもらった。そして、私が頼んだアーリオオーリオと、ひかりが頼んだカルボナーラが届いた。私は机の上に置いてあったオリーブオイルとコショウを振りかけて食べた。


 コウはピザを4等分してくれている。それをみたショウは、ふとした疑問が浮かんだようだった。


「まああたりまえだけどさ、ピザ4等分するときって真ん中の角度が90度になるように切るじゃん? 縦に切って4等分するには、どのへんで入れたらいいんだろう?」


 私は考えたことすらなかった。他の2人も同じようだ。ひかりは少し考えてこう言った。


「耳の部分の量が変わっちゃうから、そう切って4等分するのは無理じゃない?」


 私は思わず笑ってしまった。ショウも笑っているようだ。


 理系としてこのような問題を聞くと気になってしまう私は、手元にあった紙にこの問題をメモし、帰って考えてみよう、と決めた。紙をポケットにしまい、私はピザを食べ、ジュースを新しく持ってきた。


 ピザを食べるのは久しぶりだ。私は、やっぱりおいしいな、と思いながらゆっくり食べていた。


「そのパスタ、何もないじゃん」


 私のアーリオオ―リオをみたコウは話す。私は、シンプルだけどおいしいよ、と返事をした。味付けは机の上の調味料で行う感じだが、単体でも美味しいと思えるようなメニューだった。


歌の歌詞及びリンクは次話で載せようと思っています。

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