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TS魔法少女の二度目の復讐  作者: グレンリアスター
TS魔法少女の過去
123/128

呪い3

 違和感を抱いてから二日後、ナンパするために蓮はオシャレして街に来ていた。

 しかし彼は積極的に女性に声を掛けず、ただボーとベンチに座っていただけだった。


(なんだ……この感じ。なんというか……無気力だな。いつもなら三十人以上は女性に声を掛けているのに)


 蓮はハーレムを本気で目指していた。

 だから休みの時は積極的にナンパをしている。

 全力全開でナンパをし、ハーレムを作る男。

 それが姫神蓮だ。

 しかし今の蓮はナンパしたいという気持ちが起きなかった。

 まるで抜け殻になったような気分が蓮を支配していく。


(いやいや。ハーレムは夢の俺だ。その夢をどうでもいいなんて思うなんてありえない。絶対に……きっとまだ疲れているんだ)


 頭をブンブンと顔を振った蓮は、ベンチから立ち上がった。

 その時、


「あ、あの!」


 一人の少女が声を掛けてきた。

 その少女は美少女と言っていいぐらい可愛い。


「な……なんでしょうか?」

「お……お名前は?」

「え?………蓮です」

「蓮さん!わ、私とこれから……お茶をしませんか!?」


 蓮は目を大きく見開いた。

 まさか女性からナンパされるとは思わなかった蓮は、驚きを隠せない。


(まさかこれが逆ナン!?マジかよ!こんな美少女にナンパされるなんて初めてだし、マジ最高……最高?)


 その時、蓮は気付いた。

 美少女にナンパされるなんて男にとって最高のはずなのに、蓮は……()()()()()()()()()()()

 ただナンパされて、驚いているだけ。

 そんな自分に蓮はさらに違和感を感じた。


「そ、それじゃあ……あそこのカフェでお茶をしましょう!」

「は、はい」


 蓮は少女と共に近くのカフェに向かった。

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