第三十三話 一回戦第八試合&第九試合
司会者が言った。
「では、第八試合を始めます!」
その声とともにマジックが出てきた。
「先に出てきたのはマジック君だ!」
「よろしくー」
続いてシキガミが出てきた。
「おっと、続いて現れたのはシキガミ君だ!」
「よろしく頼む」
「では、二人ともそろったので、第八試合を始めたいと思います!では、試合開始!」
コールが鳴り響いた。
ドーン
シキガミが言った。
「さっさと終わらせる。『式神召喚 ヘビ』」
シキガミの影からでかいヘビが出てきた。
「びゃああああ!」
威嚇をして、マジックを襲う。
シュン
だが、軽やかにヘビの嚙みつきをよけている。
マジックが言った。
「鈍いなー。これじゃあ、全然楽しめないよー」
「さすがにヘビだけではよけられてしまうか。なら、『式神召喚 犬』」
でかい犬が出てきた。
「二種の攻撃をよけられるかな!」
そう言い、ヘビと犬はマジックに攻撃する。
シュン
「だから、つまらねーての。わざわざ避けてあげてるんだから、もっと楽しませてよ」
「ち、なめやがって。なら、こちらも本気を出す。『式神召喚 龍』」
龍が影から出てきた。
「ぎゃああああああああ!」
司会者が言った。
「おっと!さっきとはでかさが違いすぎる!マジック君!この三体の式神をどうやって攻略するのか!」
「龍、犬、ヘビ、一斉に攻撃しろ!」
『びゃあああああああ』
マジックが悪態をついた。
「はあ…。何を召喚するのかと思ったら、龍とか。本当に本気なのかなー。期待して損した」
そう言い手を前に出した。
「『言霊 削除 対象 龍 ヘビ 犬』」
ドカーン
その音ともにヘビたちが爆発した。
「な、なんだと!?」
「これは使わないであげようと思ったけど、弱い魔物しか召喚しない君に失望した。きみが悪いよ」
「お前!何をした!一瞬で三体の魔物を消しただと!?」
「しょうがないなー。種を明かさないとずっと聞いてこようとしてそうだし、教えてあげるよ。僕の能力は、言霊、言ったことを再現できちゃうんだよね。まあ、その願いが強ければ強いほど魔力が消費しちゃうけど」
「そ、そんな、そんな能力があってたまるか!」
「えー、せっかく言ってあげたのに。もういいや。終わりにしよう。『言霊 気絶状態 対象 シキガミ』」
バン
「が…は」
そして気絶した。
司会者が言った。
「す、すごい。あ、えっと、シキガミ君が気絶状態なので、第八試合勝者は、マジック君!」
『つよおおおおおお!』
歓声が聞こえる。
「あんまり楽しくなかったな。こんな低レベルの人が同じ学年なんて苦痛だな」
アベンジ一方。
アベンジが言った。
「す、すごいね、マジック君。あんなにあっさり」
「そうだね、クリエイティブ同様全然動いてなかったしね」
「そうだな。まだこんなに強い人がいるとは」
「一番当たりたくないかもな」
「同感だ。言ったことを再現できてしまう言霊は一番強い能力かもしれないな」
「そうですね(兄を圧倒できるかもしれないな。期待できそう)」
これは、完全に危険人物登録しておかないと。
ボディー君の言ってた通り一番当たりたくない相手だな。
司会者が言った。
「では、十五分後に始めますので、次の人は準備しておいてください!」
十五分後
アベンジたちが言った。
『じゃあ、頑張って!委員長!』
「ああ、できる限りのことはする」
そう言い、試合会場に行った。
委員長、頑張れ!!!
司会者が言った。
「では!お次に第九試合を始めたいと思います!」
その声と同時にマグネティックが入ってきた。
「おっと、最初に出てきたのは、マグネティックちゃんだ!」
「よろしくお願いいたします」
続いてチェンジが入ってきた。
「続いては行ってきたのは、チェンジ君だ!」
「よろしく頼む」
「では、二人とも出てきたので、試合を始めたいと思います!では、試合開始!」
マグネティックが言った。
「ねえー、あんたいい男ね!筋肉もあり、身長もあり、顔もいい!」
「なんだ?お世辞か?お世辞を言わないでほしいな」
「いいえ!本当だからね!この体育祭終わったら…。デートしない!?」
「しないな」
「なんだ…。釣れないの♡。じゃあ、これならどうかな。『魅了』」
マグネティックの雰囲気が一気に変わった。
「(な、なんだ?さっきとは違う雰囲気だ)」
「私の命令に従ってくれる?」
「ハ…イ(なんだ?勝手に声が)」
「じゃあ、降参します、って言ってね!」
「ワカ…。リマシタ(違う!そんなことは言っていない!)」
「お願いします♡」
「コウサン(違う違う!)」
「早く♡」
「シマ(違う違う違う!)」
「もう一歩♡!」
「せん!!!」
その声と同時に雷が落ちた。
ドーン
「な、何!?」
「危ないところだった。強制的に能力を使っていなければ、降参します、と言っていて負けていた」
委員長が雷の体質になっていた。
「能力の強制発動って、相当魔力を使うんじゃ!」
「自分が思っていないことを言うより、きつい方をかけた方がいい」
「ち、真面目が!だけど、また魅了をすれば!魔力が尽きるはず!みry」
「させない!『高速移動』」
高速でマグネティックの懐に来て。
「はや!」
「『雷落とし』」
雷を落とした。
ドカーン
司会者が言った。
「おっと!強烈な一撃が入った!結果は…。マグネティックちゃんが焦げ焦げになっているので、勝者、チェンジ君!」
『うおおおおおおおお!』
「(相当危なかったな。魅了を解けるために魔力を使いすぎた。しかも、そのあとに雷落としを使ったから魔力がガス欠だ)」
アベンジ一方。
チェンジが帰ってきた。
『お疲れ様!委員長!』
「やったね!委員長!」
「危なかったな」
「同感だ。お前、結構操られてなかったか?」
「多分そうだと思います」
「そうだ、相手の能力、魅了、で、好き勝手されるところだった」
結構危ないな。
だけど、委員長が勝ってよかった。
さて、俺も頑張らないとな。
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