9(after14)
9
「くそっ。閲覧数が本編に負けてしまっているぞ!」
「でも、あれ、作者の見た数も入ってるんじゃない?そろそろ10万字超えそうだから、整理も必要だし」
「だから、ゆず。脱げ」
「どうしてわたしが脱がなきゃいけないのよ!」
「花子は脱いだぞ!」
「こら!」
「大丈夫。聖なる光が隠してくれる」
「絶対に子どもには見せられないわね」
梅雨の頃である。
「どうしてこうじめじめとして暑いんだ!」
「そりゃ、梅雨だからでしょ」
コロネとゆずはぼんやり雨空を眺めている。
「暑い。でも、ワタシはクーラーが苦手だ」
それ故にゆずもシャツ姿である。
「そろそろ梅の時期。梅の実が取れる。だから、梅雨」
「いたのか、花子」
「私の名前は――」
「せめてこのじめじめがなければな」
「ちなみに梅の実には毒がある」
「物騒ね」
だが、外で遊べない分、ゆずもまた暇なのであった。
「よし!ワタシは儀式を行う」
そう言ってコロネは出て行ってしまった。
火を焚き、ひたすら天に向かってひれ伏す――
「って、それ、雨ごいよ!」
突如として振った激しい雨に火は消え、コロネはずぶぬれになる。
「くそっ。せっかくの時事ネタなのに、こんな時期なんてほんと作者はクソだ」
「そんな風に言うから、そんな目に遭うのよ」
コロネはシャワーを浴びて戻ってきた。
「シャワーを浴びたら余計熱くなった!」
「裸になって……夏」
「分かりにくいネタを使って裸になるのはやめなさい」
「目立たないやつは裸になるという定番だな」
「そんな定番ないわよ。というか、分かる人には分かるわね。この小説や本編がなにをパクっているのか」
「シンフォ×アとか、ビビッド×ッド・オペレーションとか」
「小ネタ挟む程度だけど」
コロネは悪魔的考えを思いつく。
「なあ、ゆず。あの塗ると冷たくなる奴あるよな」
「制汗剤?」
「とにかくそれをかき集めてきてくれ」
ゆずは悪い予感を覚えながら制汗剤を集める。
「これを風呂いっぱいに入れて、と。よし、花子。コロネちゃんと気持ちのイイことしない?」
「銃白金はセリフね」
「行く!」
花子は勢いよく風呂の中に入って行く。
「なんだかすーすーする!」
「ってこれ、貴志祐介さんが絶対にやっちゃダメって言ってたやつじゃない!」
「気にしない、気にしない」
「うぅ?なんだかとっても寒い……くしゅん!」
花子は風呂から上がっても収まらない寒さに身もだえ始める。
「寒い。寒いのこと」
「やはり失敗か」
「分かっててやったでしょう!」
次回予告
こうして多分、世界の平和は守られた。そして、次回は時空を越えます。
『次回、平成20年目だから、絶対アレやるよね』
全てを破壊し、全てをつなげ!
作者は先日静岡県の伊豆周辺を訪れた。
すごかった。
何がすごかったって、町中がすべてラブライブサンシャインなのだ。そういえば静岡舞台だったなという気持ちでしか行かなかった作者は度肝を抜かれた。
ちなみに、駅の黒板にフキの絵を描いてきた。きっと今は消されているだろうけど、写メを取らなかったので、まだ残っていたりしたら写真をくれるとうれしいかな。あと、フキは一番書きやすいし、一番絵柄がぶれるキャラだなぁ。




