7(after12)
7
「さあ、今週も始まりました、コロネちゃん裁判」
「あら、コロネ。お帰り。旅館はどうだった?」
「弁護士はコロネちゃん。検事もコロネちゃん。そして、裁判官もコロネちゃんだ!」
「この鎖でグルグル巻きにされているひとは誰?」
「今日の容疑者だ。ゆず」
「誰が容疑者だ!」
「年増の間違いか!」
「ごめん。容疑者でよかったわ」
「どうしてこのお姉さんはこんなことに?」
「こいつは本編でやらかしたんだ!なんだ!あの少女漫画っぽい展開は!そんなの誰も求めてないぞ!読者はおろか、作者も求めてない!」
「じゃあ、なんで書いたのよ」
「公式が病気ってやつね」
「公式っていうより、作者が病気?というか末期じゃないですか?」
「確かに」
「よって、火あぶりの刑だ!」
「こ、コロネ!本編とは関係のないところで細々とやっていくというあれはどうなったの!?」
「この痴女の発情はコロネちゃんの怒りを有頂天にしたのだ!」
「頂点でしょ」
「でも、コロネ。この人を火あぶりなんかにしたら、ロリコンほいほいになってしまうよ」
「なんだと!?」
「確かに、歪んだ人は喜ぶかも……」
「ちっ。ワタシは優しいからな。今日のところは許そう。だが、今度本編であんな不届きをやったら許さないからな」
「自分が恋愛要員じゃないからって、嫉妬しちゃって」
「なんか言ったか?」
「別に?」
「ふう。無事に帰ってもらえてよかった。そう言えば、花子は?」
「さあ。アイツも一話限りのモブというか、ゲストが出た途端影が薄くなるキャラだもんな」
「本編に似ている女の子がちょっとだけ出たような……」
「気にするな。どうせフラグだ」
「それって、これが本編に関係あると?」
「ないだろ。作者は末期だからな。道端の蹴り上げた石ころさえフラグにしてしまう」
(花子の正体って一体……)
次回予告
大した落ちもなく、話は終わってしまった。ゲストを出すとカブト×ーグ的な内容にならないと判断したコロネは更なる作戦を思いつく。
『次回、通信制限来る!』
もう、この作品やだ。




