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「さて。始まりました。今日もどこかで職まほレイディオ!」

「なによ、それ」

「こらー。ゆず。もうちょっとノリに乗れよ」

「えー、わたしたちは本日、ラジオの練習ということでコロネの家に来ています」

「まじめだなー。ラジオは滅茶苦茶なことを言うんだぞ!」

「いや、おかしいから。あれだよ。全国放送で流れるんだよ?」

「あー、そう言うのじゃないんだな、これが。アニメのラジオってさ、基本的にネット配信じゃん。だから、ダイジョーブ!」

「だからって、やっていいことと悪いことがあるんだからね!」

「じゃあ、まずはゆずに質問だ。ラジオドラマの収録ってやったことある?」

(お、きちんとメモ作ってきてるじゃん)

「あるわよ。まだ養成所を出たての頃かしら」

「お前、一体いつから養成所入ってたんだ?」

「おむつを穿いてるころ、かしら」

「冗談だよな」

「え、ええ、ええ。冗談。冗談。おほほほほほ」

(こいつ、何者なんだ)

「ま、ドラマとかどうでもいいや!」

(メモ作ってきた意味は!?)

「今日さ、なんだか隣のクラスが騒がしかったよな」

「そうね。というか、リスナーさんはわたしたちが同じクラスということを知らないんじゃ」

「ま、そういうことだ」

「雑いわね」

「なにかあったのか?」

「有名な魔法少女が何故か教室に乱入してきたとか」

「ほえー。ワタシより有名かー」

「あんたは別の意味で有名そうね」

「いやあ、照れるでござる」

「褒めてないからね」


「そう言えば、ラジオってリスナーさんからのお便りとか読むんじゃないの?」

「ゆず。これ、ラジオを模した練習だから、そんなものないんさ」

「分かってるけど、その言い方、すごくイラッとするわね」

「煮干しを食え。万能食材だぞ」

「あんたがイライラさせるんでしょ」

「実は、お便りが来てるんだな」

「え?うそ!?」

「『P.N. スリーサイズは上から76 58 72さんから』」

「ウエスト以上に細くない?」

「きっと鯖読んだんだろ。『超有名魔法少女ソラちゃんがどれほど有名なのか紹介してくださーい☆』」

「ちょ、ちょっと!魔法で燃やしちゃダメでしょ?」

「本編以上にあざといな!このババア!」

「それ言っちゃうと誰か分かっちゃうじゃない」

「なんでワタシがあいつの紹介をしなくちゃいけないんだ」

「まあまあ。一応お便りなんだからさ。ソラちゃんと言えば、知らない人がいないくらいの有名な魔法少女です。テレビや雑誌で引っ張りだこな、ぶっちゃけアイドルよりも人気。今度CDデビューするとか。あれ?でも、魔法少女って、他人には見えない設定じゃ……」

「まだ本編では明記されてなかった気もするが、そういうことだな」

「でも、ほら。この写真とか、箒乗って、魔法少女の衣装着てるし」

「あー、これなー。これ、実際の写真じゃないな。箒に乗って空を飛んでるように見せているだけだ。衣装もちょっとだけ違う」

「へぇ。詳しいじゃない」

「なにせ、魔法少女だからな!」


「しかし、あれだな。碌なお便りが来ないな」

「まあ、本編で碌なキャラ出てないし」

「そう言えば、こんなお便りも。『P.N. 好きな果物はいちごです』さんから『魔法の系統がよく分かりません。教えてください』と来ている」

「はあ。わたしにもよくわからないけど」

「かいつまんで説明すると、魔法というのは使う魔法少女それぞれで特性が微妙に異なる。それを大雑把に分類したのが系統なわけだ」

「つまり、系統が先というんじゃなくて、使える魔法で似てるのを一まとめにしたってこと?」

「そいういうことだ。ゆず。どうして系統分けする必要があるのかというと、同じ系統の魔法は干渉しあってしまうからだ」

「?」

「例えば、物を温める魔法と冷たくする魔法があるとするだろう?それがどうじにかかるとどうなる?」

「うーん、ぬるくなるとか?」

「答えは、その物が爆発する」

「え」

「それだけ危険なものなんだ。まあ、干渉の効果は系統によりそれぞれなんだけどな。今のところ系統は強化系、放出系、結界系、変質系、変化系、具現化系の六つだ」

「難しいね」

「ぶっちゃけ、魔法少女はどの系統の魔法も使えるが、得意不得手があるということだろう。複合系統などというのもあるが、全ての系統の魔法を内包することは無理だから、一人で戦う時以外はあまり重宝されないな。魔法少女は基本的に団体戦だ」

「はあ」

「ゆずには難しかったな。今日はここまでにするか」

「なんだか作者が変に小難しい設定を作っちゃいましたけど、今後も本編をよろしくお願いします!」

「チャオ!」

「それ、出会ったときの挨拶だから」




意外とすぐにコロネちゃんをフキたちと合流させるつもりだった。

 だが、あと3話くらいかかるかもしれない。いや、それ以上か。

 コロネちゃんの方はぶっちゃけ、毎回何も考えずに書いているので、それはそれで困らないのだけど。

 何かネタがあればなあ。

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