城内RPG①
図書館見つけるぜ!ドレスは重いぜ!辛いぜ!
それでも前世暇人乙女ゲープレイヤーは頑張るぜ!
でも…なんかいるんですけど?!
まだ求めてないのに…
どんどんわちゃわちゃしてくるよ?!この物語!
恋愛描写早く書きたいなー
乙女ゲーで失敗ばかりした私、転生後は経験活かして大成功を収めます!
始まるよー!
私
「ヤバい…」
こんにちは!前世暇人乙女ゲープレイヤーのリディアです!
私、今とても困っておりますの…
何故ですかって?そりゃまぁ…もちろん
私
「ここはどこだー!」
はぁ…過去の自分を恨む…いくらゲームをプレイしてきたとはいえ、ここは自分の居た世界とは全く違う異世界…しかも入ったこともないだだっ広いお城の中だ…
私
「ちょっと私バカすぎるでしょ…」
こう見えても前世では生徒会副会長も務めていた。私生活は決して優等生とは言えないが、学校ではそれなりの成績、活動、そして先生からの信頼も得ていた。
そんな自分を過信しすぎたのだろう。
私
「さて…どうしたことでしょう…」
使用人にここはどこだと問いたいが…辺りには誰もいない。
私
「とりま人に会えるまで歩き回るか…」
それにしても…ドレスってこんなに重かったんだ…
前世の学校で習った十二単。重さ約15kg。着付けに30分かかるという…それに比べてドレスはふんわりとしたシルエットに着付けにはそんなにかからなかった…だから見くびっていたのだ…
ドレスは長時間の行動に向いていない…
おまけにコルセット…これ、がちいらん!
お腹が引き締められすぎてて痛い!
私はそんな苦痛に耐え、脳内では不満を垂れ流しながら、それでも誰から見られてもいいよう育ちの良い公爵家の令嬢を演じていた。
やがて、広い庭に出た。
私
「綺麗…」
庭…というか庭園には色とりどりの花や草木が植えられていた。
そこでも一際目立っているのはやはりバラだ。
私
「やっぱりバラは綺麗だなー…前世の家で植えたらさすがに不釣り合いだな…やっぱりお城だから映えるんだよなぁ…」
??
「綺麗ですよね…このお城がより一層引き立つように育てたんです…褒めて貰えて、光栄です。」
私
「そうなんですね…って!」
声の主の方を振り返った途端私は驚愕した!
な、なんと…そこには攻略対象の1人、ギルド・アレクシアードがいたのだ!
ギルド
「初めまして。僕はギルド・アレクシアードと申します。」
全てを見透かすような黒い目…恐怖を覚えると共に私は頬を染める…やっぱりイケメン…って!
私
「あ、あ…あ!リディア・ローズデリアと申します…」
慌ててドレスの裾を掴み淑女的な挨拶を述べる。
3秒、5秒、10秒…
あ、えーとこれ頭上げていいのかな…?
だんだん体勢がきつくなってくる。
あー!もう我慢の限界!
私は思いっきり顔を上げた。それと同時にギルドも顔をあげる。
そしてまた…
3秒、5秒、10秒と時が流れていく…
気まずい…
私
「にしても、バラ、綺麗ですねー…あはは…」
ギルド
「そうでしょう…」
3秒、5秒、10秒…お互い目を合わせずそっぽを向く…
もう我慢の限界!
私
「ギ、ギルド様?先程ここを育ててると仰てましたよね?まさかおひとりで…?」
率直な疑問を述べたつもりだった。確かに、ギルドの他に庭師や使用人などが庭園にはいないのだ。
ギルド
「ええ…趣味です…それに父親から…っう」
慌ててギルドが言葉を発するのを止める。
まぁ、だいたい察しはついていた。
ギルド・アレクシアード_______。
彼はウェルシアン王国一の財閥家、アレクシアード家の次男。彼はこのような時代の世界にはありがちな問題を抱えていた。
彼の家はすでに長男、つまりギルドの兄が継ぐことが決まっており、家族からのギルドへの関心はもう薄まっているのだ。とは言ってもギルドは財閥の管轄の商会全てをまとめる長になることを約束されており、それなりの期待は寄せられているのだ。
リディアと少し似てるけど__。やっぱり違うわね…まだギルドの方が幸せかもれない。そう思った。
でも任せとけ!とっくのとうにギルドは攻略している!来たる入学の日に向けて少しずつ好感度を上げていくのよ!
私
「とても凄いです!おひとりでここを管理なさってるなんて…きっと貴方様は植物を愛しておられるのですね!」
正直ギルドが植物好きだとは知らなかった…でもそれに関しては無問題!(モーマンタイ!)彼は「愛」という言葉にめっぽう弱いのだ!
愛を知らない美少年…彼に愛を教える…それで初めてギルドルートをクリア出来るのだ!
かといってまだお互い初対面!もう恋愛感情を持っているとは考えられない!
だからまずはギルド自身に自分にも何かを愛することができるということを教えるのだ!
どれどれ…効果は?
ギルドは私の言葉を聞いて一瞬ポカンとした顔を浮かべ…そして…笑った?!
でもそれは一瞬ですぐに真顔に戻った。
ギルド
「ありがとうこざいます。とても…嬉しいです…」
おや、これは効果絶大か?!
まぁ、もちつけ私!こんなんで惚れられたらまだ困る!
それに…私ギルドに会いにここに来たんじゃない!
私
「あのぉーそれでなんですが…図書館ってどこにあるか分かりませんか?…」
そうだ、私は来たるべき日のための準備をしに外に出たのだ。目的を忘れちゃぁいかん!
ギルド
「案内いたしましょうか…?」
私
「え!よろしいのですか?!是非お願いします!」
そうして私とギルドは共に図書館へ向かったのだ。
ギルド
「面白い方ですね…」
ギルドー!なんで現れてしまうんだ…
これ、フラグが立ってしまったな…
どうも!猫缶です!
あれ、みすらぶゲーム設定とはまた違うキャラの1面が見れましたね…それに最後の言葉…どゆこと?!
まぁそれでも作者は気にせず執筆頑張ります!
乙女ゲーで失敗ばかりした私、転生後は経験活かして大成功を収めます!
今後ともよろしくお願いします!
あぁー!早く恋愛描写書きたい!




