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紫の街 「中編」

前回の前編をお読み頂いた後中編をお読みください。

Twitterで#紫の街の考察 で色々書いて下さると幸いです。感想でもなんでも。

|8|

私はあの時恋をした。

普段あまり見かけなかった子だったけど本当の顔を見た時に恋をした。

昔から愛されなかった私は色々試行錯誤していたけど「あんなことやってるより普通に素の方がかわいい人がいるのにあの子は⋯」とか「君、多くの試行錯誤しているけれど皆、君のこと愛すらないらしいよ」とか。それがいつも絶えさず言われていた。

でもそんなある日、体育で男子たちが走っている際

「カランカラン」

と音がなった。私は友達と話していたから音が鳴った方に顔を向けるとそこには皮を脱いだ少年がいた。

その時皆が少年に駆け寄っていた。私も含めて。

けど私は靴紐がほどけてしまい、コケて怪我を負ってしまった。それを見た少年は私に近づき

「大丈夫かい?」

そう言われ私の心はドクンドクンと鳴った。

でも皆は少年を心配して私のことを心配せず、嘘の笑顔が消え失せるような感覚を覚えてしまった。

⋯数年経った今でもあの少年の笑顔は忘れていない。

そして私は呟いた。

「⋯ずっと嘘の笑顔でいいのかな」


|10|

なにも無い世界に1人の少年がいた。そこに新たな街を作って欲しいと頼まれていた。でも少年は世界の中に入れなかった。無理矢理に強引にやっても世界の中に行けなかった。そして少年はこう語る。

「これじゃあ空の上にただぽつりといるだけだよ」


|11|

「君は、本当にいらない子だな」

父にそう言われた。


眼の前を見ると悲惨な光景が映っていた。一人の少年がうずくまっえいるのを誰かが囲んでる。自分の手を見ると一つの塊と血。何かを抜いたのか分からない。

・・・プログラムが終了したのか今の状況を理解し始め呼吸が荒くなった。なにをしたのか、少年から何を抜いたのか。すべてを理解して。

逃げ出したいのに逃げれない。なにかに遮られるような感覚を覚え、ずっと動けずにいられなかった。

時間が経つのも遅く、声も数秒先へと膨らんでいた。

喚き散らしている少年が病院に運ばれていって事が済んだのか、担任がこっちに向かってこう語った。

「おいしかったかい?」


|12|

汚れきった体を拭いながら担任を見ていた。

見覚えある景色に違和感を感じ取れず、プログラムを停止している。

「変わらない生活を送りたいなら言うことを聞け」

生まれたときから博士の口癖はこれだった。でも博士はどこかに消えて今は見知らぬ人に取引されている。

「なぁ、おいしかったか聞いているんだ。答えてくれないかい?」

担任はずっと自分の周りをぐるぐるまわっていた。

命令されてからには言うまでもない。でも何かに遮られているようになって…いる?


(niんを◯せ。担任を◯せ。さもなけば君の人生は変わってしまう。言うことを聞くんだ)


「プログラムを始動します」

「おぉ!いってくれるのかね!。早くいってくれ!。お願いだ!」

飛び散る塊を見ながら笑みを浮かべる。

「なっなにをしているのかね!?。私もタヒんでしまうのではないか!?。どうしてくれるのかい!?」

「あなたのもおいしかったですよ、でもあの少年は苦い味がしました。君のは…



          罪の味を感じました」


|13|

あいつを食べてい以降、何も食べていない。

僕にはあーいった味を求めてしまうからか⋯

まぁそりゃそうだもんね。

あんな醜い状態のがたまらないものだよ。

動物も、先生も、何なら知らない人も⋯!。。

そう考えたらまた食べたくなっちゃった。

「やぁ、少年。今⋯大丈夫かい?」

『大丈夫ですよ』

「ここ最近珍しい事件が起き始めてね、色々知りたいんだ。」

『へぇ。まぁ伝えたいのは多々あるけど』

「あー待て、一つ、キミに伝えたいんだ」

『なぁんだ?』

「狙われている。少年」

『とっくのとぉに知っている』

「暴走だけはすんなよ?」

『そんなのわかっとーよ、博士』


|14|

やぁ、いらっしゃい。この店に来るのも定番になってきたようだね。それで?今日はどんな相談なのかい?。

「すまないね、いつも来てしまって。今日の土産も持ってきたから食べてくれ⋯。本題に入りたいのだが例のあの人と離れたいんだ。少年もいるがあいつは多分あの人の物にされそうだな。多くの景色を見させてやりたいが。」

⋯あの人と離れたいのか。確かにあの人は独占欲が強いからな。まぁ離れたいなら色々手段はある。1つ目は言葉で言う。2つ目は離婚する。3つ目は夜逃げだな。この3つだと多分3つ目の方が簡単そうだな。

「でもこの世界ってさ、不思議なことが多くないか?こっちなんか二人の社員が行方不明になって捜索してもらっても見つからず、迷宮入りだよ。」

そんなこともあったんだ。聞き入りしていた時に数年前、ある少年が苦しい痛みに味わされ救急搬送されて多くの病をもってしまったのもあったらしい。

「その事件⋯隠していることがあるんだ。」

隠し事か。でもここから離れるとなると言わないと嫌な予感がするんだよね。

「だから君だけに言う。その少年なんだが。うちにいる拾い子⋯いや、例の少年は永遠にここから出られない気がする」

というと?

「真ん中にある紫の花が咲く木があるじゃねぇか。その木に呪われている気がするんだよ。不幸なことが多くて、今は知らんがあの人からは「あの子は何処!?何処に行ったの?恨んでやる。恨んでやる⋯!」というのが聞こえてな。今後も不幸に会い続けるだろうね」

その少年がここに来てくれれば助かるのだが、ここを知るには多くのルートを辿らなければいけないけどね。

「ま、わからない気がするんだけどね。ここに気づけば真実に近づけるかもな。未解決事件を解決するにはね。もう自分はここから離れるから記憶はなくなるけどね。」

まぁ情報提供してくれるだけでも幸いだよ。本当に助かったよ。色々手伝ってくれて。ここ数年起こっていた事件も紐解いていけば未解決事件との繋がりが関わっていてもう滅茶苦茶だよな。

「しかも犯人がわかっていない。これじゃあ数十年経って書籍行きだなぁ。ここに数十年、携われて良かったよ。」


というか本題から離れすぎたね。なんだっけ、あの人から離れる方法だっけ。まぁ紙渡してとっとと去った方が手っ取り早いな。

「⋯というかこの世界離婚届という紙が無いからさどれが良いんだ?勝手に結婚届出されたけどこの世界。やっぱ気持ち悪い。元の世界に戻りてぇよ。」

ははっ。まぁまぁ落ち着いてくれ。一応教えておこう。これが結婚届だ。

「⋯なんだこれ。え何書いてあるん?」

ですよねぇ。だってこの世界。おかしいもん。だってこの結婚届は複雑だし書くのが少なすぎる。なんなら名前を書くだけで結婚するというおかしい条約もあるもん。

「だから勝手に結婚された扱いになっていたのか。もうわっかんね」

まぁまぁ落ち着いてくれ。離婚届の方がおかしいから。

「⋯は?」

これが離婚届だ。なんにも書かれていない。ただの白紙。これが離婚届だ。

「⋯。」

なにも言葉に表せないよな。その気持ち、わかるよ。意味を聞けばわかると思うが。

「⋯聞かせてくれ」

意味は「お互い全て忘れ去って新しい人生を謳歌しよう」。なんで離婚届なのに謳歌しようが入ってるのかは知らんが。

「理由聞けばなんとはなしにわかるが一つ思ったのが、子供ができた場合。どの紙なんだ?」

あ〜それはねほぼ機械情報に入っているから紙とかじゃないんだよね。もう何が何だかわからねぇな。

「⋯その情報だが例の少年は引き出せたんかい」

⋯それは無理だった。探しても探しても見つからないからな。でも少年は大学卒業したのは把握できたが、何処にいるのかわかんねぇ。自ら名乗りで欲しいのだが。

「とりあえず白紙をわたしゃあええんだな。それは何処でもらえるか?」

何十枚もあるから一枚渡すよ。あっでも帰る際は隠すようにね。噂されてしまうから。

「了解。今日実行するか、荷造りはもう出来てるし。」

手っ取り早いな。あ〜だったら帰れる場所まで送ってやろうか?

「それは助かる」

⋯これでもうあんたとは会えなくなるとはね。写真もあるから思い出せるとは思うが、いつバレるのかの勝負だね。

「そうだな⋯。後自分がどれだけ他のところでもこの事件が解決できるよう努力してやる。あっちの世界でもどうやら起こり始めているからな」

ま、お互い頑張ろうぜ。心配な点があったり報告があったら教えてくれ、あそことは仲良くしたいからね。

「では⋯実行する。」


はぁ⋯あいつももう戻ってしまったか。寂しいけどあの時のあいつはよく考えて解決する手口を言っているだけでも助かったのに戻っても未解決事件に携われているのは悲しいな。

「すみません。ここ、相談窓口あっていますか?」

あっているよ、どうぞ席座って。⋯で相談はなんだい?

「この世界から逃げ出したいです。ずっと追われてイジメにあってもうこの世界が嫌いです」

あ〜⋯って君、目大丈夫かい。左目が赤いが。

「⋯言いたくないです。」

そっか、言いづらいのもあるもんな。まぁここの世界から出れる入口に送れるがどうするかい?

「お願いします。向こうにいる親も心配していると思われますので。」

わかった。じゃあ、こっち来て。


いやぁ大変だったね。ずっと辛かっただろうに。でもここから逃げられれば安心できるな。

「この左目もなおればいいな。これのせいで人生壊れたので」

せやね。そういえば未解決事件っていうの知ってるかい?

「知らないですね。私が関わってたら警察には謝らないといけませんね」

やはり最近の子は数年前の事件は知らないもんね。やっぱあれかぁ。書籍行きだなぁ。

「⋯。」

どうしたんだい?急に喋らなくなったけど。

「ああいえごめんなさい。ちょっとした考え事していたので」

ほれ着いた。じゃあこの世界にお別れを言って行きな。

「⋯さい」

⋯言ったようだね。ほら行きな。


あの子⋯未解決事件の子だな。まぁ隠したいことが多かろうに。今回のことは隠蔽しとき⋯

「やぁ、警官さん。今日もいい夕日ですね」

⋯もう行ったはずでは?どうして残っているんだ。

「それはですね⋯。



あなたも一緒にいきませんか?」


そういえばさ、こんな話聞いたか?「三人の行方不明、共通点出ず」

「なんだよそれ、そんなニュース流れてこないんだが?」

まぁ、真夜中に流れるからね。こういったのは多分世に出せない気がするんだよな。

「それ見て大丈夫なのか⋯?」

大丈夫な訳ないだろ⋯。最近睡眠不足だし幻覚が見えるんだよ。ほら君の後ろに⋯うわっ!?

「そんなに騒がないでw。周りに迷惑かかっちゃうからさw」

⋯ごっごめん。だから夜中に見るものじゃねぇ。なにか解決方法が知れればわかるのだが⋯そんなのないに決まってるだろうな。

「まぁ探してみるわ。あんたのためにも」


ども、寝る時間が終わり始めてる猫よ。

そろそろ改善しないとね。(制作時間3/13の真夜中9〜2時)

終わりだよ。流石に寝ないといけないのでおやすみ。

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