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第二十二話:クーデター

今年は聖神歴895年なのだが、北大陸、【ギャラールホルーツ 】の西方地域には170年も前から、その大昔には西方地域を最強国家として上に君臨したいた【ヴェルンライト西主王国】があった。


でも、当時は快進撃を続けていた、【グランドブードリック王国】との長い覇権争いで、徐々に領土をいくつかの戦争で奪われていったヴェルンライトは40年前の聖神歴855年になった頃には既に元々あった領土が大幅に縮小され、全部を【グランドブードリック大王国】と国名を変えた伝統ある優れている武将家がたくさん住んでいる国に支配権が回ったのである。


それから、【貿易西親国ヴェルンライト】と名を変えていた35年前に、当時の【ヴィスカールゴー】首都には国王ヴェルンライト10世に悩みがあった。『どうやってこれから覇権国となったグランドブードリックにもっと領土を奪われないようにすることができるのだ』って。


その答えは、400年も前に存在していた3大都市と呼ばれた、『ブルークラール港町』、『カヴァンドラ大都市』と『技術開発特化町、エディーファイトン』が連合を結成して【ブルークラール連邦】となった今の国にある!


『南地不干渉条約』が締結された頃から、唯一それに署名をしなかった国ではあるが、それには【技術力】の高さが背景にあるから、【精練製法無壊砦】という精霊魔術を一般的魔術と融合した【新魔術】でもって何十倍も頑丈に強化された砦を何箇所かで自国の国境の要所すべてに配置して立てることで、侵略を簡単に防げてきた歴史が長年続いてきたのだ!


だから、その技術力の高さで、聖神歴895年より30年も前から、ヴェルンライトは自国をグランドブードリックからの更なる侵略と浸食を防ぐために、【ブルークラール連邦】との貿易を盛んにして、 【精練製法無壊砦】といった様々な技術を輸入して、自国を強固な守りとするための策に次々と乗り出していった。


もちろん、【ブルークラール連邦】からフェクモ人を密入国させて、いつかグランドブードリックから領土を奪え返せるように、様々な兵士を強化できる実験もその奴隷にしたフェクモ人達に試してきて、その成果としては【聖魔力】が3倍も上がる『薬』を【叡智なる姉妹】が実検の継続を数年前に引き受けたことにより、やっと開発できるようになったその【妙薬エヌトーロイス】を今に実戦に向けたテスト期間に入り、頑張ってきた【叡智なる姉妹】がいるのだ!


お陰で、【ブルークラール連邦】からの技術の輸入が盛んになったことで、例え最新世代がいつも2代遅れて買ってきたり、技術転換されてきた【精練製法無壊砦】であっても、その世代が2代まで遅れているものでさえも、グランドブードリックからの侵略をも簡単に防げてきたので、今までは何も大事件が起こらなかったが、今年の新年895年の1月になってから、ついに西方の情勢が大きく動き出そうとしたー!


..........................


..............



オケウエーが作戦会議を始めた聖神歴895年1月の27日その水曜日の夜に、同時期のヴェルンライトの王都【ヴィスカールゴー】の午後9時:00分にて:



「では、此度が今回の秘密裏に行われてきた【叡智なる姉妹】の実験報告です!先日、『チョコ犬』のフェクモ人二人に試したのと同じように、その後は【レイクウッド王国】に行って、町行く人に【妙薬エヌトーロイス】の摂取を提供した後の成果も素晴らしいと昨日の通信機ごしで聞きました!この進歩を順調に進んでいったら、間もなく最終実験である【精霊術使い】にも【妙薬エヌトーロイス】の効力を試すことができ、いずれ【グランドブードリック大王国】に対する切り札となれるかどうかの運用に向ける最終試験が実行できるはずです、陛下!」


「それなら良かろう、モリッソン宰相!じゃ、引き続き他の研究も早く続けて、対【グランドブードリック】に向けての領土奪還戦略、『大いなる再興計画』を躍進させろー!」


「はっー!」


この王都の中心部には城郭に包まれている濃い青色がかった王城があって、尖塔がいくつもの立てられているその王城は厳かな雰囲気を纏っていて、如何にも古い歴史を持つであろう外観が備わっている。


その王城の中の謁見の間に、ヴェルンライト国王陛下10世に報告を済ませた宰相のモリッソンがいたのだが、国王の命令に従い、退室しようとするべく引き返して歩き出すのだった。


タタタ……


「いよいよ、最終段階に入るんだね、父上?」


「うむ、我が息子よ!これにて、我らの悲願、『グランドブードリック』から何もかもを奪い返す時が来るのじゃな……」


「ははー!あの忌々しい国をいつか滅ぼせると思うと本当に嬉しい限りだよ、父上。そのために、薄汚いフェクモ南蛮人奴隷をいくら犠牲にしても―」


「そこまでよ、父上に兄上ーー!!」


バコオ―ーーーーー!!!!


玉座で話し合っているティファニーブルーの色がした髪の毛を持つ国王のソランセンとその王位継承者の王太子にして第一王子のシグビョーン・フォン・ヴェルンライトだったが、いきなり爆音が聞こえ、両開きの扉が爆破された後は、退室していくところの宰相も巻き込んで彼がぶっ飛ばされ、中へ乱入してきた数人の近衛騎士団がかけこんできながら大声が轟いてきたー!


女の声だったそれは、10人の精鋭ぞろいの騎士が中へ乱暴に宰相を捕らえるのと同時に、声の主である王族達と同じティファニーブルーの髪を持っている女性が入ってきたー!


「そちらの蛮行はこれからも見過ごせないのであるぞー!衛兵、捕らえたモリッソン宰相を牢獄に入れろー!但し、この場に5人は残すのであるぞー!」


「「「「「は―ッ!」」」」」


長くて美しいロングヘア―な厚いポニーテールを持っている女の子の命令に従い、ぞろぞろと5人の騎士が宰相連れていくまま謁見の間を出ていった!


タター!


でも、それと引き換えにもう一人のティファニーブルーの髪を持っている人間も入ってきた!今度は若い少年でありながらもどこか覇気に満ち溢れている雰囲気を纏う。


「これはどういうことじゃ、我が娘ルミナリスよー!兵を連れてモリッソンを連行していくとは正気の沙汰とは思えぬな!」


「ルミナー!お前は一体ー!?」


親子そろって、彼らのと同じ髪の色を持っている『ルミナ』と呼ばれている少女に一斉の問いが木霊していくと、


「『どういうことだ?』って言うべきのはこちらの方ですよー、兄さんと父さんー!僕達はもう父さん方の酷い人種差別と残虐なる人体実験と人権に反する数々の研究に見て見ぬふりは出来ないようになってきているのですー!だから、今の僕達が父さん達を止めるべく、国の主導権を僕達で預からせてもらうことにしますよー!」


「カール弟の言う通りであるな!そういう訳だから、現国王陛下のソランセン・フォン・ヴェルンライトである父上、そして王太子のシグビョーン・フォン・ヴェルンライト兄上よ、今すぐにその玉座から降りるが良いのであるぞ!…ということだから、我が【碧玉英剣騎士団】よ、そこの二人を捕えて用意された特別牢屋へ連れて行くのであるよー!」


「「「「「 はっー!ルミナリス姫様の仰せのままにーー!!」」」」」


「そんな愚行が許されるとでも思うか、我が娘よー!シグビョーンーー!!」


「はい!」


「『あの杖』を出す!【緊急事態対策作戦】に基づいて今は一旦この国から離脱するぞー!」


「分かった、父上ー!はあああーーーー!!!」


異空間収納から謎の細長い杖を取り出した第一王子のシグビョーンがそれを天高く掲げるとー!



シイイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンンンンン!!!!!!!


青白い光を帯びて、『あの杖』が二人をどこかへと転移していったのだ!

どうやら、ルミナリス第一王女とその弟であるカール第2王子から凄まじい聖魔力を感じて勝ち目がないと分かったからか、すぐに逃げていった現国王のソランセンと王太子シグビョーンであった。



………………………


………………


「逃げられた、……ですよね、姉さん!」


この世界には転移魔術があるとしても、さほど距離の遠いところには行きづらくて、例え超上級な【伝説級】の【超遠距離転移魔術ハレノイセン=ナゼフット】を使える超上級な賢者がいても転移できる距離が500キロメートルしかないので、あの杖に転移する能力が出来るという事は、何か謎の【神器】であるということに違いがないはず。かつて、セナテスがオケウエーを一瞬で北大陸へと連れていけた、あの似たような機能を発揮できた杖みたいに……


「ああぁ……あの杖がどういうものだったのか分からぬが、もしもあれが『神器ディヴァイン・ツール』であるとしてもこのヴェルンライトにおける氏神なる【ヴァスルーイ聖神】がこれからその『神器』の使用に関する許可を続けるかどうかお決めになられているはずなので案ずることがないとして、これからはまたもあの『神器』を2回までも使えなくなったまま逃げていった彼らをどうにか逮捕すべく、これから次期国王の座につくお主の手腕に任せることにするが、いいのであるなー?」


「それなら僕にその件を一任していいですよ、姉さん!必ずあの酷い人でなし二人を逮捕できるよう、すぐに軍に広範囲な捜索任務につかせるからー!」


幸い、ソランセン国王の傍若無人っぷりに辟易している殆どの軍人と民がもう耐えられない心境だったので、ルミナリスとカールがこのクーデターを引き起こしても軍と民ほとんどが支持するであろう。


「うむー!それでこそ妾の立派な弟であるぞー!偉いー!」


ぎゅっと~!


「ちょ~!?何やってるんですかこの大事な場面にー!?」


他に同行している5人の騎士もいる状況なのに遠慮せずにぎゅっと弟の身体を強く抱きしめている最中のルミナリス第一王女に、


「まあ、まあ、良いのではないか良いではないか、~!だって、逃げられたとはいえこれで謀反が成功して、国の王位継承権簒奪が完了したのだから、賛同者が多いこちらとしても嬉しい限りのであるぞー!だから、少しの間、この記念すべき日を祝いして弟とこうしていたいのである!駄目かなー?」


「……いいや、…姉さんがぁ…いいっていうなら…」


甘えるようにルミナリスの豊満な胸に顔を埋めさせられているカール第2王子だったが、


「こほんー!ルミナリス姫様、早く発令と発表を行って頂けませんでしょうかー?国の最高主導権と王位継承権は今、カール王子殿下様がご即位なさることになられることを……」


隣に、顔が端正な男の騎士に寄られた王女だったが、


「うむ!では、これにて、父上が管理したいた、....あの嫌になる...【豚箱】と呼ばれていたところに閉じ込められていた彼らを解放するだけじゃなくて、少数だが我がヴェルンライトの国内全体に各地で奴隷として各貴族家に売られ仕えさせられてきているフェクモ人すべても解放させてやるのであるぞーー!我が愛するヴェルンライトの未来がもっと輝けるように、今までどんな民族の人権をも平気に踏みにじってきた習慣を今この瞬間から根絶やしにしていきたいのであるー!」


「僕も姉さんに大賛成ですー!同じ人間なのに肌色が違うだけで家畜以下に扱う父さん達はどうしても許せないのですー!だから今はこの国をもっと根本から作り直していけるように僕自身が頑張らなくてはねー!」


「「「「「ルミナリス姫殿下様とカール王子殿下様に栄光あれー!ヴェルンライトからすべての人権侵害を取り除きます故、我々が尽力致しますねーー!!」」」」」


それだけいって盛り上がった気持ちのままの5人の騎士と二人の兄弟の王族は気分を張り上げるまま、この国に根付いている【フェクモ人酷使と差別】をどうやって根絶させられるか高揚した雰囲気を醸し出していたのだったー!


………………………………



………………



国民全体に向けた簡潔な発表と演説を姉弟が済ませた後の28日の午前1時:45分に、やっと弟の演説と王位継承の知らせの発表を長々と行っていたカールがようやく眠れる時にベッドで潜った後に熟睡状態に入ったその頃に、


「ちゅ!」


慈愛に満ちた目で、弟の頬に唇をつけたルミナリス第一王女がいるのだった!


「これからはこのヴェルンライトにとっての文字通り王様となったお主だから、多忙になっていくであろうけど、頑張るが良いのであるぞー?妾がいつも側に、……とは行かないまでも妾なりにお主のため尽力はするので、どうか安心して働くのが良いのであるぞー?」


それだけいって、弟の部屋の護衛を信頼のおける精鋭ぞろいの碧玉騎士団の騎士達に任せると、


ター!


王城の屋根に着地したルミナリス第一王女が眼下にある王都の町に目を向けると、


「さ~て、北大陸の中心地域の【レイクウッド王国】だったっけな?最近のあの奇妙な【樹界域展開】の騒動が勃発したっていうあれ……」


聞いたところによると、実験のために逮捕すべき【叡智なる姉妹】の二人もレイクウッドに行ったばかりだと聞くし、やっぱり、妾もあちらへ訪ねてあの二人の女を捕まえるよう協力を提供すべきであるな……


そんなことを考えていたルミナリスにふとある事を思いついて、


「それに、堂々とフェクモからある程度認められるようになって精霊術学院に通っているあの『オケウエー』という男の子も気になるのであるなぁ……」


ルミナリスがこれからの弟が統治していくヴェルライトという国の未来を考える中、国交をもっと強化すべきだと早い段階に気づいた彼女は、忌まわしき『人権侵害の研究』を続けなくてもいいように、【グランドブードリック】への抑止力となるべく同盟国を結びたいと思案したいたら、自然にレイクウッドに起こった最近の出来事を思い出したので、それについて方針を立てようとしたら、


「ルミナリス殿下ー!ここにいらっしゃるで御座るなー!」


「ラニア?」


タ!


思考に耽ったいたルミナリス王女に、いきなり狐の仮面を被っているスカート超短めのメイド服を着ている少女が屋根に降り立って、王女の側に首を垂れる!


「もう偵察の任務が完了したで御座る!やはり、【叡智なる姉妹】のリーダー格たるリンダとエリザは既にこの国にはいなくて、今ごろ【レイクウッド王国】で活動拠点を敷く最中だと確認できたで御座った!なので、まずは先に拙者がこの【ヴィスカールゴー】で活動を続けてきたと特定できた59人の手下をこの手ひとりで拘束出来たのだが、やはりこれからあの薬の犠牲になる者を増やさぬために、殿下の父君に仕えていた元凶たるリンダとエリザも逮捕しないことには………」


顔を仮面に隠しているようだが、袖が短いのではっきりとそのメイド服の少女の腕を見ることが出来、そしてその腕を見ても分かるが、どうやらそのラニアと呼ばれてる子は褐色肌をしている女の子のようだ。


「皆まで言う必要はなかろう~、もう分かったのであるぞ、ラニア!丁度いいタイミングでの意見をくれて感謝するのである。だって、妾も対グランドブードリック方針に、【レイクウッド王国】と同盟を結ぶべきだと考えていたところであるな」


ヴェルンライトが国境で建設してきた【精練製法無壊砦】がブルークラール連邦のそれと明らかに劣っていても、如何せん人口がグランドブードリックの方が上回るので守りばかりに専念するようでは悪いと同じ結論に至るルミナリス王女であるが、あの酷い『フェクモ人差別主義者をやっていた残虐なる家族二人』の考えとは別に、人体実験や道徳に反する研究より、他国との同盟で以って【グランドブードリック大王国】への牽制を図りたいルミナリスからすれば、レイクウッド王国との同盟が願ってもないはずの展開なので、それにすべてをかけるという考えがあるようだ。


「だったらー」


「うむ。旅の準備をするのがいいぞ、ラニア!そして【顔面偽装魔術】が得意な弟にも明日で頼んでかけてもらうのを忘れるなよ?明日の昼頃に、妾と共に【レイクウッド王国】に向かうのだ。同盟の件はもちろん、国の恥じである、フェクモ人奴隷に数多くの酷い人体実験を続けた来たあの残り二人の【叡智なる姉妹】のリンダとエリザも逮捕するか『抹消』させることも訪問の一環なのでその気でいるようにな!」


「承知致しました、ルミナリス殿下!不肖、このラニアに任せあれば、殿下の護衛を務めるという光栄な事は命に代えても絶対に全うして進ぜよう!何分、フェクモにいた頃、【ロンジャイ武道砂漠公国】にて拙者は単なる『武術の心得だけ一人前だが任務に失敗して主もなし名誉も挽回できぬ流浪な金なき放浪者』であった頃、【神託】を半端な者である拙者にまで親切に授けて頂いたあの日を道標に、この国へと参ってきた次第で御座ったが、どうやら【神託】通りにお素敵なルミナリス殿下と出会ってから人生がこんなにも充実したと感じたことが今まで想像も出来なかったので御座る!だからー!」


「幸いなことに、年々実力が増してきた妾の可愛い【碧玉英剣騎士団】がいるだけじゃなくて、弟も妾も最近は新しい【双子の上級精霊】と契約できたので、珍しく二つの異なる精霊をも持てる我々が行方を晦ませたあの『極悪人二人』からの脅威もさほど感じなくなったのだから、明日は安心して弟に全部を任せられるということで、妾と一緒にレイクウッド王国に行けるのであるね?」


「喜んでお供致します、ルミナリス殿下!この国がトラブルにならぬよう絶対にフェクモ人だってバレることなく側の護衛を務めております故、どうか連れて行って下さいー!」


「勿論そのつもりである!さ~て、あの国で最近になって有名となったオケウエー殿、……【南地不干渉条約】の項目に彼の国の学院長が巧みな抜け道を見つけてフェクモ人であっても【期間限定】で滞在させてやれるという前提で精霊術学院に通わせてもらった身という彼だが、【新型剛力級】を討伐できたと聞いたからには彼に関する実力だけじゃなくて、このルミナリスが直々にその人となりも見極めてやるので、今からワクワクが止まらないままであるなぁ……にししし…」


挿絵(By みてみん)


彼の国の学院に通っている、初のフェクモ人男子学生に対する期待感を胸に膨らませるばかりのルミナリス第一王女が微笑を浮かべると、仮面で見えないが若干の嫉妬を感じるようになったラニアに見つめられるまま二人がただただ夜の空気を王城の屋根にて心地よく吸い込んで素敵なひと時を二人一緒に満喫したのであった。


(いや、殿下……殿下には溺愛してらっしゃる弟君がいらっしゃるので御座るよね?いつでもどこでもすごく可愛がってばかりらっしゃる様子なのにどうして他所の国の男にそこまでの興味を……)


もちろん、ラニアの脳内には疑問に思ったことがあっても口に出して聞くかどうかは迷っていたそうに見えたが…………



……………………………………………………………



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